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経済・政治について不勉強で申し訳ないのですが
以下の疑問にお答え頂けれとても勉強になります。

日本政府がIMFに10兆円拠出するというニュースを読みました。
IMFにお金を出すことは贈与ではなく貸与であり、国益を損ねないことまでは理解しました。
もう少し調べると、日本は過去にIMFを通じてではなく、韓国に直接融資したが事実上踏み倒されているという様なことを目にします。
私人間であればともかく、経済危機とはいえ一応先進国の国家が債務を踏み倒すことが可能なのでしょうか?

このことは日本の弱腰外交に原因があるのでしょうか?
それとも韓国という国家が異常過ぎるのでしょうか?
もしかして、国家間の債務踏み倒しというのは世界的にみれば時々起きる程度の小さな話なのでしょうか?

様々な要因があるとは思うのですが、単純に不思議で仕方ありません。
このような国際政治と金融について比較的易しく書かれてある本があれば是非教えてください。

よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

ちなみに、IMF自身は、金を発生する機関でも何でもありません。


(無制限に金を有しているワケでも無く、預金者が居るワケでも無い事を理解しているのだろうか?)


なお、第二準備金は、韓国が破綻した場合に支払う為の保証金的な役割であり
「見せ金」である事実には変わりませんが、
踏み倒さないように何か担保をとるのは、別段問題でも何でもありません。
しかし、それが全く【無駄】だったと主張するのなら、
現在の日本の援助も無駄ですので、全て廃止でOKっていう事ですねw
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。 
知らないことがあまりに多く、恥ずかしくなってきました。
これから少しずつ勉強していこうと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/22 15:27

北朝鮮など、他国民を拉致しておいて、「帰さない」と主張し続ける国もある程ですから


国際社会は力が全てですよ?
※北朝鮮のご機嫌を取る為、誘拐された人を(本人の意思を無視して)再度北朝鮮に送り返そうと主張し続けた【売国奴】が日本にも居ましたねw

北方領土も、ソ連と国交を結んだら返還する約束だったのが反故にされたり
(軍事)力が無い国が約束破りされるのは、別段おかしくはありませんよ?

中国/韓国/北朝鮮などは、日本からの援助を返さないので有名であり
有償援助だったのを、彼らが返さないので無償援助と言う名目に変えたり色々【捏造】しているようだが
基本的には、日本の弱腰外交が、諸悪の原因です。

国家間の約束(ODAなど)を違えた場合、宣戦布告を行なうのは
別に違法でも何でも無く、通常の外交政策の範囲内での出来事です。
経済制裁や、自国内での該当外国人の資産没収など、ごく普通に行なわれている行動であり
それらすら行なわないので、諸外国より馬鹿にされているだけですね。




なお、通貨危機の時に日本が100億、アメリカが50億、その他合わせて570億の金を出したが
韓国の不払いで、日本は支払い延長を行い続けているだけの話ですね。
そして、「結局、払えないので、色々な形を変えて、支払った形式を無理やりとった」が正しい表現であり、
「日本が、貧乏国の面倒を見なければならない」なんて論理、国際ルールでは存在しない【妄想】の類ですねw
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> もう少し調べると、日本は過去にIMFを通じてではなく、


> 韓国に直接融資したが事実上踏み倒されているという様なことを
> 目にします。

「事実上踏み倒されている」って何のことですか? 「もう少し調べると」とは、ネットのトンデモサイトでも漁ったの?

> 先進国の国家が債務を踏み倒すことが可能なのでしょうか?

これは「可能なのでしょうか、いいえ可能なはずがないですよね」の「反語」用法だと思ったら、あれれ次の文は……。

> このことは日本の弱腰外交に原因があるのでしょうか?
> それとも韓国という国家が異常過ぎるのでしょうか?

何と、デマを信じかけていらっしゃる。「日本の弱腰外交」とか「韓国は異常な国家」とかいうステロタイプが刷り込まれているために、判断が狂うタイプの人。

> 国家間の債務踏み倒しというのは世界的にみれば
> 時々起きる程度の小さな話なのでしょうか?

下記のサイトに居並ぶ「対象国」は、いわゆる最貧国が主です。そもそもの話、「援助するなら何で最初から無償にしないの? 有償援助しても、とうてい返せないだろう」と思われる国々です。結果は「債権放棄」で無償援助と似たようなことになります。
外務省:我が国の公的債権放棄実績(概算値)
http://www.mofa.go.jp/Mofaj/Gaiko/oda/seisaku/ke …

政府間援助には、無償と有償があります。無償はもらったまま返さなくてよいが、有償は借金にほかなりません。利子をつけて返すのです。その利子が低く、返済期限が長いので、「援助」と呼ぶことになっています。
最貧国に貸した金を減免するのは、先進国が随時行っていることです。日本だけの行為ではありません。新聞の国際面にときどき載ってますよ。「有名税」ならぬ「先進国税」のようなものでしょうか。
そして、韓国は上記のサイトの国々に当てはまりません。

> 国際的にみて、金を貸したら軍隊を駐留させるのが常識とは驚きました。

んなわけないっつうの。「驚き」つつ、憂国系(?)のガセなら何でも信じちゃう……。

> 憂鬱になってきました・・・

私もです・・・

> 単純に不思議で仕方ありません。

私も不思議で仕方ありません、ご質問者の頭の中が。さて、おちょくるのが目的ではないので、以下の通り簡単にデマと事実とを対比させて、回答を終わりといたします。

(1) ネットで猖獗をきわめるゴミサイトどもによると、1997年に始まった「アジア通貨危機」で、日本は韓国に100億ドル貸したが、いまだに大半を返してもらってないのだと。
これはウソ。日本は「第二線準備」として100億ドルを用意するとアナウンスしたが、「準備」のままで終り、実際には貸してない。

IMFアジア・太平洋地域事務所長 斉藤国雄(1999年3月12日のシンポジウムでの発言)
http://www.mof.go.jp/jouhou/soken/kenkyu/zk013g. …
(引用開始)
インドネシア、韓国についても、第2線準備としてバイラテラルのアレンジメントがあったが、これは実行されなかった。
(引用終り)

そもそも、この100億ドルは普通の形式で貸すのではなく、「外為特会が持っている外貨を相手国の通貨とスワップするという形でごく短期の支援を行う」予定だった。踏み倒されるような性質のものではない。当時の日本政府は、次のように国会答弁している。

1998年1月20日 衆議院予算委員会
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/142/0018 …
(引用開始)
○黒田東彦・大蔵省国際金融局長
 先ほど申し上げましたとおり、我が国の外為特会の持っております外貨、ドルを相手国の通貨とスワップするわけでございます。これは直物で売って先物で買い戻すという売買でございまして、従来から外為特会としてはそういう取引ができることになっております。
 それから、そう多くあったという取引でないことは事実でございますけれども、普通に貸す場合と違いまして、スワップで相手国の通貨を取得いたしますので、それから、買い戻すときの価格も決めておりますので、為替リスクといったものは存在しないということになろうかと思います。
(引用終り)

(2) また、ゴミサイトどもによると、第二線準備の100億ドルの話ではなく、ADB(アジア開発銀行)を経由して日本は韓国に貸したのだと。その中の63億ドルとかを踏み倒されたのだと。
これもウソ。通貨危機時、ADBが韓国へ貸すとした枠は40億ドルだった。実際に貸したのは37億ドル。韓国はこれを予定通り2005年に完済。これらの件に関し、財務省やADBに質問して回答を得た人がいるそうだ。

CMIについて財務省とADBへ質問と返答(韓国経済まとめWiki)
http://toanews.info/index.php?CMI%E3%81%AB%E3%81 …
(引用開始)
前回通貨危機時にADBから韓国へ貸した37億ドルは、2005年に残っていた約17億ドルを返し予定通り完済。
尚、2007年末の韓国のADBへ未返済残高は、それ以前の融資プロジェクトに関わる1.09億ドルが残っています。
(引用終り)

アジア通貨危機発生時の我が国による支援は適時適切であったのか。(財務省のサイト)
http://www.mof.go.jp/jouhou/hyouka/honsyou/14nen …

そもそも、上記の37億ドルだって、おもに日本が負担したとまでは言えないだろう。日本のADBへの出資比率は米国と同じ15.7%。なお、2006年4月の時点で、韓国はADBから借りるというより出資する側になっていることが分かる(5.1%)。

アジア開発銀行(ADB)とは?
http://www.jacses.org/sdap/adb-kyoto/whatisadb.h …
国際協力銀行 - アジア通貨危機後10年を考える(伊藤隆敏・東大大学院教授の発言)
http://www.jbic.go.jp/ja/report/jbic-today/2007/ …
(引用開始)
インドネシア、韓国に対しては、IMFと世銀、アジア開発銀行(ADB)の3機関が貸しています。この二カ国については、パッケージのなかに日本や米国も名を連ねてはいますが第2線準備ということで実際には出しておらず、マーケットはほとんど評価しなかったですね。
(引用終り)

(3) ゴミサイトどもは気づいてないようだが、97年12月、日銀は韓国の中央銀行に、超短期(数日間)だが千数百億円の「つなぎ融資」をした(ブリッジ・ローン)。
これはホント。しかし、数日後に完済してもらった。韓国は IMF から借りた金でこれを日本に返済した。あまりにも短期なので、第一線でも第二線でもないということだろうか。
韓国銀行向けブリッジ・ファシリティについて(1997年12月19日、日銀国際局)
http://www.boj.or.jp/type/release/zuiji/kako01/u …

また、前述のように「第二線」は実行されなかったけれど、その後も日本はアジアの通貨安定のための枠組みをいくつか提唱し、お金も拠出している。
次のサイトもすぐれていて、ご参考になると思います。

「我が国のアジア通貨危機支援」に関する総合評価書(財務省国際局地域協力課)
https://www.mof.go.jp/jouhou/hyouka/honsyou/14ne …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。 
不勉強で申し訳ありません。
自分でも考え方が少し偏っている自覚はありましたが
事実でない情報を基に判断することは避けたいので
教えて頂いたサイトを参考にさせて頂き
これからも勉強したいと思います。

お礼日時:2008/12/17 02:56

 IMFをアメリカの手先だとおっしゃる方がいらっしゃいますが、アメリカの現在の出資比率は17%で、日本の6%をはるかに超えています。



 IMFの政策を決定する議決権は、出資比率に比例しているのですから、IMFがアメリカの思惑に添った形で動くのは当然です。
 (ドイツ・イギリス・フランスの合計よりアメリカの出資額の方が多いのですから。)
   http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20060828m …
  
 ちなみにIMFに10兆円出資すると言う事は、日本の出資比率が40%弱に成る事を意味しますから、世界金融政策に対してどれ程の影響力を行使出来るかは考えるだけでも…。
 (まあ、日本政府の政治力しだいなんですが…。)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。 
IMFの議決権など考えたこともありませんでした。
参考にさせて頂き、これからも勉強したいと思います。

お礼日時:2008/12/17 02:52

ちなみにIMFはアメリカの手先みたいなものですよ



韓国に貸しているのではなく
アメリカに貢いで、アメリカが韓国を助けている
だから、アメリカが韓国に意見することはあっても
日本がアメリカ、韓国に意見することはないでしょう
一度踏み倒されて、なお韓国を手助けするのはこういう理由でしょう
だから、領土問題などで韓国で反日の世論が生まれたとしても何の感謝すらされない
債権放棄した場合
おそらく、アメリカ側はIMFを通じて
それ相応の要求をしてるのではないでしょうか?
(関税の優遇などいろいろ・・・もちろん、日本の利益にはならないとおもいます)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。 
参考にさせて頂き、これからも勉強したいと思います。

お礼日時:2008/12/17 02:51

裏金が流れていると噂されていますからねw



韓国に一度借金を(事実上)踏み倒されていると言うのに
再度(事実上)金を与えるなんて、
常識ある人物ならしません。
しかし、キックバック(貸した金の何%かをバラまく)を行なっている為
その金欲しさに、韓国に金を出す【売国奴】が多数存在しているのが・・・・
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

キックバックって本当にあるんでしょうか。
さすがにそこまで政治家も落ちぶれてないと思いたいのですが・・・

お礼日時:2008/12/13 14:22

>国家間の債務踏み倒しというのは世界的にみれば時々起きる程度の小さな話なのでしょうか?


 時々の定義が微妙ですが、わが国は毎年十数カ国程度の債権を放棄しています。(5年で1.4兆円が消えてしまいました…。orz)
   http://www.mofa.go.jp/Mofaj/Gaiko/oda/seisaku/ke …

>このことは日本の弱腰外交に原因があるのでしょうか?
 まあ、真面目に債権を回収しようと考えるなら、軍隊による債務国の保護占領と言う選択肢を考慮し始めなければ成りませんから…。
 (フランスによるルール占領などが、実際の実行事例と言えるかと。)
   http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/p/52/
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!

まさか債権をこんなに放棄しているとは・・・
政治的な要因があるんでしょうが、現状では回収の見込みがあまりなくても債券放棄せずに持ってればいいのにと思うのはやっぱりド素人の考えなのでしょうね。

国際的にみて、金を貸したら軍隊を駐留させるのが常識とは驚きました。
日本の常識は世界の非常識なんですね。
誇れることもとても多い日本ですが、したたかな諸外国にしてやられそうで憂鬱になってきました・・・

外国に舐められない「普通の国」になるためには
9条改正が最低条件としか思えません。
戦争アレルギーも度が過ぎると、発作で自滅しそうですね・・・

お礼日時:2008/12/12 01:24

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