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溶解度は溶媒が水のときg/水100gで表され、質量モル濃度はmol/kgで表されます。質量モル濃度は溶媒1kgに溶けている溶質の物質量とのことなので、水が溶媒で溶液の密度が1.00g/mLとみなせるとき、溶解度をaとすると
 a[g/水100g]×(10/10)=10a[g/水1kg]
さらに、溶質の分子量をMとおいて
 10a[g/水1kg]÷M[g]=10a/M[mol/水1kg]
というように溶解度をmol/kgで表すことができると考えるのは間違ってないでしょうか。不安なので質問させてもらいました。

A 回答 (1件)

こんばんは。




溶解度がaということは、100gにag溶ける。
1000gには、10ag溶ける。
そのときの溶質のモル数は、10a[g]/M[g/mol]。
よって、質量モル濃度(の上限)は、10a/M [g/水1kg]。

合いました。


ちなみに、
飽和濃度まで溶かしているのにもかかわらず、
密度が 1g/mL のままという前提が気にかかりましたので、
密度が与えられている場合の計算の仕方も考えてみました。


a: 溶解度[g](1/100): 溶媒(水)100gに溶ける質量の上限[g]
質量モル濃度(の上限)[mol/kg]: 溶媒(水)1kg中に溶かした溶質のモル数
mh: 溶媒(水)の質量 [g]
m: 溶質の質量[g]
M: 溶質の分子量[g/mol]
N: 溶質のモル数(の上限)[mol] = m/M [mol]
V: 溶液の体積 = 溶媒(水)の体積[mL]
ρ: 溶液の密度[g/mL]

ρ = (m+mh)/V
 = m/V + mh/V
(ここで、水の密度は、1g/mL なので)
 = m/V + 1
 = 100m/100V + 1
 = (100m/V)/100 + 1
(ここで、水の密度は、1g/mL、 aは、m/水100g なので)
 = a/100 + 1

よって、溶解度(水100gに対して)は、
a = 100(ρ - 1)

水1kgに溶ける量は、その10倍なので、
10a = 1000(ρ - 1) [g]
(つまり、密度が与えられれば、「10a」が「1000(ρ-1)」に置き換わるわけです。)

モルに換算すれば、
1000(ρ - 1)[g]/M[g/mol]
 = 1000(ρ - 1)/M [mol]

質量モル濃度(の上限)は、
1000(ρ - 1)/M [mol/水1kg]


以上、ご参考になりましたら幸いです。
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この回答へのお礼

とても丁寧な回答ありがとうございました。
非常に参考になりました。

お礼日時:2009/01/25 07:00

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