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イギリスはオーストラリアやカナダなどイギリス連邦になってますよね。
ところで、連邦に加盟している国はイギリスに加盟金というか上納金を支払っているのでしょうか?
元首はイギリス女王ですよね。
前から疑問に思ってて。
教えてください。

A 回答 (3件)

イギリス連邦、または英連邦(The Commonwealth of Nationsまたは単にThe Commonwealth)


は、連邦と訳されていますが、実際は1971年に、「民族の共通の利益の中で、また国際的な理解と世界平和の促進の中で、協議し、協力する自発的な独立の主権国の組織である(コモンウェルス原則の宣言前文)」と再定義され、ゆるやかな独立主権国家の連合となった(連邦国家ではない)。

・連邦に加盟している国はイギリスに加盟金というか上納金を支払っているのでしょうか?

いいえ、イギリスではなく、ロンドンの英連邦本部事務総局(事務局長 カマレシュ・シャルマ、インド出身)に、イギリスを含む加盟53カ国が、分担金を払っています。
※他に加盟希望国
イエメン、パレスチナ自治政府、、ルワンダが加盟申請中

 英連邦の内、イギリス始め、、グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国(英国)の王座にある者を自国の国王として戴く16の国家を、英連邦王国といいます。
・ アンティグア・バーブーダ
・ オーストラリア
・ バハマ
・ バルバドス
・ ベリーズ
・ カナダ
・ グレナダ
・ ジャマイカ
・ ニュージーランド
・ パプアニューギニア
・ オーストラリア
・ セントクリストファー・ネイビス
・ セントルシア
・ セントビンセント・グレナディーン
・ ソロモン諸島
・ ツバル
・イギリス
(英連邦王国は互いに独立し平等である。例えば、カナダ人には、カナダのの国家元首としての女王エリザベス2世は、イギリス女王でも英連邦女王でもなくカナダ女王エリザベス2世である。イギリス以外の英連邦王国では、王の名代として総督(副王)が王の不在時に国家元首の儀礼を代行する。)

英連邦王国でない英連邦諸国は、例えば、トンガのように自前の国王がいたり、インドのように共和制で大統領を選び、元首としている。
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この回答へのお礼

詳細なご説明ありがとうございます。
勉強になりました!
英連邦本部事務総局(事務局長 カマレシュ・シャルマ、インド出身)
こんなのがあるんですね。
地理や世界史じゃー習わなかったので参考になります。

お礼日時:2009/03/19 00:30

>イギリスはオーストラリアやカナダなどイギリス連邦になってますよね。



イギリスは、スコットランド・イングランド・ウェールズ・北アイルランドの4王国の連合体です。
イングランドとウェールズが支配をめぐって争った時、ウェールズの皇太子を国王にする条件でウェールズはイングランド支配下になります。
今も、皇太子は「プリンス オブ ウェールズ」を称します。
スコットランドも同様で、ロンドン警視庁は「スコットランド ヤード」称します。
スコットランドは、独立志向が高く、独自の言語・文化を持ち、最近になって独自の議会も許されました。言葉は、英語と多少異なっています。

「旧イギリスの植民地が独立する」にあたって「今後もイギリス(旧宗主国)に指示を仰ぐ事(立憲君主制)」を条件とし、植民地でなく「独立国の集まり」として共同体を作ったのです。この共同体の名称が「イギリス連邦」ですね。
旧ソ連を構成していた国々が独立してロシアを盟主に「独立国家連合体CIS」を構成したのと同じです。
ASEAN・CIS・EUなどと同じで、あくまで国が集まったグループに過ぎません。

>連邦に加盟している国はイギリスに加盟金というか上納金を支払っているのでしょうか?

事務局に、年会費程度は払っているでしよう。

>元首はイギリス女王ですよね。

連邦加盟国家は、名目上「国家元首は、イギリス国(女)王」です。
最近は、オーストラリアなど数カ国が「独自の国家元首」を考えているようですね。21世紀になって、他国(旧宗主国)の国王を元首にするのは抵抗があるでしよう。

まぁ、イギリス連邦といっても、同窓会程度のものです。
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この回答へのお礼

その年会費が知りたかったです。
それ以外は存じておりました・・・。
ありがとうございます。

お礼日時:2009/03/19 00:26

イギリスの正式名称は下記の通りです。


United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland
(グレートブリテン 及び 北部アイルランド 連合王国)
英国単体では王国です。

当然ながら、イギリス連邦と言う国は無く、連邦と言うよりは独立国家同士の「連合」であり、同盟やEUに近いものです。

どちらかと言うと、イギリス植民地が独立国家となった際の名残りの様なもので、建前では英国王室に忠誠を誓う国家の連合と言うことになっていますが、実質的には英国の支配力、英国による強制力なども有りません。

独立後もイギリス連邦に加盟することで、多少のメリットがあるとか、デメリットは無いと言う程度で、加盟しているのではないかと思います。

加盟国間の駐在外交代表(外交使節長)が、大使では無く、高等弁務官と呼ばれるくらいで、加盟各国間の結び付きもマチマチです。
普通の条約・協定などと、それほど違いは有りません。

従って、結び付きも非常に緩やかなものです。日米同盟やEUほど強固ではありません。

同窓会の様な組織とか、遠縁も含めた親族会の様なものとお考え戴いたら良いのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

組織の詳細が知りたかったです。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/19 00:32

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