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菩提も涅槃も煩悩を滅した境地と定義されてる様です。
違いは何なのでしょうか?

A 回答 (3件)

これらの言葉は、仏教的歴史的な意味合いはあっても、本来はあまり深い意味なんてないと思います。

語源でみる必要があるということが、仏教学を学んだ方ならご存知のはずです。
(仏教研究家の著名な某氏(M)が、インド人から言われて、目からウロコだったそうですが。なお、肩書きの「仏教研究家」は、野に下ると、僧侶以外は肩書きは本来ないのかもしれません。)

菩提は、ボディ
涅槃は、ニルバーナ
どちらも名詞形ですが、動詞形は、

ボディは、目覚める、悟る。
ニルバーナは、消滅する、浄化する。

という一般語の派生語だとわかれば、イメージがわかるのではないでしょうか。むしろ、原義から離れると意味がボケてしまいます。

それと、禅僧の言葉に、「悟りは、一度にあらず」(白隠禅師?)という言葉があったような気がします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/03 15:49

仏教学では、



「菩提」=悟りの智慧
「涅槃」=悟った結果至る境地

と習った記憶があります。

一般の辞書では「菩提」は「悟りを開いた境地」のような説明をしていますが、「菩提」そのものは「境地」ではなく、獲得すべき「智慧」だと思います。

修行して一切の煩悩がなくなり「菩提」(智慧)を得た結果、「涅槃」(絶対寂静の境地)に到達する、というのが仏教で説く「菩提」「涅槃」ではないかと思います。

仏教学を学んだのはもう随分昔なので、記憶が定かではないのですが……。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そうすると順番からすると菩提の次に涅槃が到来する
のですね。。。。  

お礼日時:2009/03/03 09:36

WIKIに書いてあったことを噛み砕いて説明するのですが、涅槃とは煩悩が煩悩として働かなくなり煩悩の障害が転捨されることによって得ることができる境地であり、智慧の障害であったものが転捨され慈悲として働くようになった状態を菩提と言います。

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この回答へのお礼

さっそくのご回答ありがとうございます。
菩提は慈悲という他利の境地を示してる点で、涅槃よりは
次元が高いのかも知れません。いずれにしてもこの二つは、
通常人間であればだれでも持っている煩悩を超越している点に
おいて、’仏’の境地に限りなく近いのでしょう。
この境地に至りたいものです。

お礼日時:2009/03/02 16:10

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