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私は日本の論点が結構好きです。
その年のものではなく、5年以上前の論点を読むと過ぎた過去の本を読むのが特に好きです。
過去の識者が今を予測して様々な未来を仮説を立てているからです。

いろいろ突っ込みどころがあるのですが、個人情報保護法のときは様々な反論があり、今後の日本の分岐点になる法と予測していた識者がいました。
確かに思い返してみれば個人情報はいわゆる上流階層の人間を守るための法律であるという主張が多くなされていました。
しかし一般市民としてはそのデメリットを特に感じることがありません。
鬱陶しい勧誘電話を撃退するのに役立つかなぁって程度で。

この法律の綻びというのは、もうすでに表れてもしくは、表れかけていますか?
気づいていないだけなのでしょうか。
それともこれから先にもっと大きな形で表れることになるのでしょうか
または唯の杞憂だったのでしょうか(これだけはないと思いますが…)
あまり法律を意識する生活をしていないので少し教えてください。

A 回答 (2件)

ここの質問にはおもしろい法則があって、ある一つのテーマが連続して質問される事がありますね。


例えば今回もどういうわけか「個人情報」に関する質問が続いています。

そはさて置き・・・
何事もメリットでメリットはあるわけでも今回、個人情報のデメリットについて言えば、本来公開されるべき情報まで隠されてしまうという事でしょうか。
要は法の乱用です。
この法律ができてまもないころ、船が遭難したなんて事故があり、近隣の病院にけが人が運び込まれたわけですが、病院は個人情報保護法を理由に警察や消防にも誰が運び込まれたか言わなかったため、親族もどこに行っていいのか、誰がどんな容態かすらもわからず大混乱になりました。
例えばある特殊な血液型の人や、移植が必要で家族からしか出来ないようなケースだと、個人情報保護のために死んでしまうという状況も起きるでしょう。
これは本来の運用方法を間違っていて、逆に混乱したケースです。

また、身近なところでは「コールセンター」なんて典型ですね。
コールセンターなんて所詮は満足な教育も受けていない、派遣社員です。(派遣社員が悪いと言っている訳ではありません)
何か答えられなくなると免罪符の如く「個人情報保護法が」といいますが、携帯電話の機能と個人情報は何の関係もありません。
お財布携帯の操作方法が個人情報保護法とは頭の悪さ炸裂です。

結局、正しい運用をしていけば良いのですが、こういった誤った認識と運用が、かえって混乱を生じさせているような気がします。
それは法律が悪いのではなく、使うほうがバカなので、ご質問の趣旨とは違うかもしれませんが・・・
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個人情報保護法がなぜできたかを知る必要があります。


地方自治体は住民サービス向上のために住民基本台帳を整備する必要があったのですが、国はそれをすべて吸い上げて、いざ戦争になった際の召集者決定の資料にしたかったという説があります。
そこで国が個人情報を取り扱う場合に法を犯すと最も厳しく処罰することにして、野党の攻撃をかわして成立させました。
実際個人情報保護法は国向けと民間向けの条項があります。
こうして「個人情報の取り扱いに関する法」が成立しましたが、ご存知のように、国公立が大ちょんぼをやっても法律で罰則を受けたなんて聞いたことがありません。情報は戴き、罰則はザルというのが現状でしょうか。
国民にとってのデメリットは、情報がすべて国の手に渡り国が悪用しようと思えば簡単にできてしまう状況ができてしまうことではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2009/03/21 01:50

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