アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

むかしDOS+WINDOWS3.1の時代、しょっちゅうハングしてしまうのでOS/2にのりかえて現在まで使っています。

その後OS/2と同様に「堅牢無比」をうたい文句にしたOSがたくさんあることを知りました。

メモリーを完全に保護されているというOS/2は、そうかと思って盛り沢山にいろいろなことをしようとすると、環境によっては脆くも簡単に落ちてしまいます。

職場で少し使ったことのあるWINDOWSNT(4.0でしたが)も、無茶なカスタマイズを何もしない状態だというのに、よく落ちました。(この例はNECのPC9800シリーズで使用していました)

GIMPを使いたいがために、LINUXも少しだけやってみましたが、インストール直後の純正環境+GIMPだけの状態で、ファイルの入出力をしただけで落ちてしまいました。

非常に熱狂的な信奉者の多いMacOSも、信奉者の方の環境では漢字Talk時代から堅牢らしいのですが、一般ユーザーの環境ではすぐ落ちてしまいます。

これらの「堅牢OS」が落ちてしまうのを目の当たりにすると、「ぜい弱OS」で悪評高いWINDOWS9X系と比べて、それほど抜きんでた堅牢性を期待してはいけない、という素直な感想を感じました。

徹底したメモリー保護などそれ相応の堅牢設計になっているはずなのに、どうして「落ちないOS」として謳われているOSが、実際はよく落ちてしまうのでしょうか?

●その他のOSはまったく未経験ですが、ご回答者のみなさまが考える「おすすめ最強堅牢OS」があれば教えて下さい。
(色々異論があって当然と思いますので、多くの観点からさまざまなご意見をうかがえればと思います)

A 回答 (10件)

 MACユーザです。

漢字Talk7.5から現在のMacOSX(10.23)まで使用しています。

 7.5は堅牢でした。落ちたことはほとんどないです。でも、メモリ4M(ギガではない!)、HDD40Mの話で、使っていたアプリケーションは数種類なので参考にはなりません。でもDTM環境は快適に動き、当時最新のソフトの性能にはおそれいりました。
当時のDOS環境に比べると天国でした。

 MACOS8.5(iMac)を長く使いました。よく落ちました。ネットワークがからむとトラブルは多かったです。9.2.2に最終アップしてから、安定しましたけど、できの悪いアプリケーションには泣かされました。ハードの性能の割にOSが大きすぎたという印象です。W95とよく比較しましたが、どっこいどっこい。でもシステム管理の容易さを考えるとMacに軍配があがります。

 どんなOSでもシステムのカーネルに依存するところで不注意を行うと簡単におとしてしまいます。この原因はOSのプロテクションレベルの設定に問題があります。MacOSでは、カーネルモードの使用比率が高かったため簡単に落ちたのです。またサイズを徹底的にコンパクトにしたため、メモリ保護機能は十分ではありませんでした。わざとそうしたらしいです。それを差し引いてもそれなりの安定性を確保できたのは評価できます。

 MacOS10.2はさすがに安定しています。アプリケーションが原因のOSクラッシュは未経験です。ただ、Windowsとのやりとりは注意しています。いちどWindows機が無応答になり、Finderを再起動したことがありますが、OSのリブートは回避できました。このあたりは堅牢ですね。ここ1ヶ月ほど使いっぱなしですが、パフォーマンスの低下もありません。
システム管理はUNIX的ですが、UNIXくさいところを見えなくしているので表向きは従来のMacそのものです。

 UNIXはさすがに歴史があって堅牢ですね。商用ではSunOSの経験がありますが、数ヶ月にわたって酷使しても落ちません。

 過去に経験した最強OSは、天下のスーパーミニコン、「VAX-11」のOS、VAX/VMSです。
プログラマのわずかなミスも「厳しくと咎めて」くれるOSです。ユーザモードではわざとクラッシュさせようとしても出来るしろものではありません。特権ユーザならできる方法はありますが・・・それでも、複雑な手順でカーネルを直接アクセスする方法しかクラッシュさせる方法はありません。
 アプリケーションの欠陥が原因でOSが落ちたのは、一時的なOSのBugを偶然に踏んでしまったときをのぞき皆無でした。とはいってもリカバーできて「落ちた」とはいいがたいのですが。
 ただし、値段にゼロが2つも3つもよけいにつきました。コンパイラ一本が100万単位、HDD増設が1000万単位でした。いまでいうRAIDを組むのに5000万くらいかかった記憶があります。しかし、堅牢無比!納入した大型オンラインシステムは5年以上にわたって無事故みたいです。ソースを移植しても、UNIXでも、XPでも実現できないでしょう。というか、エラーリカバリ機能の質が全くちがいます。これがアーキテクチャだと実感した次第です。
 このOSの設計者は、Windows/NTの設計者と同一です。(D.カトラー氏)NTの内部アーキテクチャはVMSとそっくりです。しかし、DECとちがって、MSは堅牢性をきちんと育てることができているのでしょうか。。。
 このOS、プリエンプティブという言葉が一般化される以前に完全プリエンプティブでした。普通のアプリケーションの中で多重割り込み制御が高級言語で記述できます。(残念ながらUNIXではできない!)
 こういうOSを経験しているせいか、PC用OSはおもちゃにしかみえません。でも前述の値段を考えればこんなものでしょうね。カトラー氏はVMSの機能をPC用に「安価に」実現したかったのですが、MSはそうさせてくれたのでしょうか。。。

 VMSでは、必要のない高い特権モードを使わなくても必要な処理ができたのです。GUIは下から2番目の特権レベルで、クラッシュさせようとおもってもできません。高い特権モードはそれなりの責任をともなう、という方針は徹底していました。OSを根こそぎおとせるのはカーネルモード中、さらに高い実行レベル(IPLという)だけです。中程度のIPLだとカーネルのデバッガが、まだ助けてくます。(すくなくともHexレベルでDebugできるのです)
 デバイスドライバをVMSで書いたことがあるのですが、OSのマニュアルにしたがってきちんとコーディングしたら、落ちなくなりました。しかし、これは超高級テクニッック。OSの内部構造を熟知していないと書ける代物ではなかったです。PCのデバイスドライバの開発者はOSアーキテクチャにどの程度精通しているのでしょうね。。。ここがポイントだと思います。優秀なOSでもだれかがインストールした不安定なドライバがシステム全体をどつぼにおとします。PCの世界はこのあたりが無秩序です。DEC社はドライバは徹底的に自社製という方針だったようです。

 おすすめ堅牢OSはベストではありませんが、UNIX系でしょう。しかし、リアルタイム処理にとってはOSの歴史的な理由で問題があります。非同期I/Oが完璧ではなく、無応答に弱いという特性があります。この無応答処理は非常にやっかいで、完璧にやろうとすると数倍にプログラム規模はふくれるでしょう。コストとのトレードオフです。
 工業用ではITRON準拠OSが定評あります。無駄な機能を省き、徹底的なスリム化を行っているからです。
 長年のOSの経験から「適材適所」というのが現時点での結論です。信頼性をそれほど重視しないのであれば、WindowsXPで十分だと思います。長時間運転の安定性を重視するならUNIXカーネルでしょう。MacOS、Linuxがコスト的はいいと思います。自分で手をいれたり、内容を検証したいのであればオープンソース系です。Linuxが現時点ではコストパーフォーマンスがいいです。しかし「自己責任」という点を十分に留意する必要があります。安全性の客観的な検証という意味ではMSの製品には大きな不安があります。
 NTの変遷や、カトラー氏の設計を考えると、Windows2000は、Windows・NTの現時点で完成した姿だと思います。事実、サーバ用には定評があるようです。

 サポートという点を考えれば、MSは失格。IBMは合格。Linusは自己責任ということですね。これからのOSに必要なことは顧客が必要とする「情報公開」だと考えています。

 HWとの関連に最後に触れます。ソフトとハードの接点は「I/O命令」と「割り込み命令」しかないのです。要はこれらの要素のリアルタイム設計につきます。HWの誤動作は当然ありうるわけで、OSとしてはこのHWの不安定性にどのようにして対処するかが重要です。
 前述のUNIX系OSは割り込みに対して比較的単純な設計をしており、またそれがOSの軽量化につながっています。しかし、軽量化した反面、HWに対しての要求が厳しくなっているのです。これもまたHWのコストとのかねあいの問題で、現在のような数万円程度のHWに航空機なみの信頼度を求めるのは酷というものです。高信頼性システムではハード、ソフト、システム、コストの面から最適化された設計が行われております。単にOSだけの問題ではないのです。
 仮にHWが原因とするOSのクラッシュを取り除こうとしたら、ハードウェアレベルの誤動作を可能な限り「すべて」カバーするデバイスドライバや、それをサポートするOSの能力が必要です。当然アプリケーションからのハードウェア資源へのアクセス方法も変わってきて、アプリケーションも今以上に煩雑になることは間違いありません。スペースシャトルなどではこういった何重もの高信頼設計がなされているのはいうまでもありません。

 長文失礼しました。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます!
こういうご回答を待っていました!
実に明快な一意表現で、とてもよくわかり、長いこと頭の中でくすぶっていた疑問がすっかり晴れた気分です!!!

プログラマでない単純な一般ユーザにもわかる設計意図の論理的なご説明に、とても感謝いたします!!!
(今までこの辺のことをうかがうと、非常に嫌がられて「素人には話しても解らない」、と突き放されてばかりいたのですが、具体的にSumi-chanさんのような語り口で説明する方法がある訳ですもんね!!)

とくにMacのバージョンごとの違いや、VMSとそれに由来するOSの強さの理由、デバドラに関することなど、私の知りたかったエッセンスをすべて教わることができて感激です!

目の前の霧がパッと晴れた気分です。とてもすがすがしいご回答、本当にありがとうございました。

お礼日時:2003/03/05 10:32

 #9の補足です。



 BSDについてひとこと。
 BSDの歴史は、VAXー11へのベル研UNIXの移植にあります。内部的にはVAX/VMSのアーキテクチャが色濃く反映されています。デバイスドライバの階層的な構造にはいろいろな方法がありますが、VMS、BSDに共通しているのは仮想的な物理I/OをOSが管理しているという点です。
 VMSではI/Oのレベルが数レベルに分けて階層的に管理されており、ユーザが書くデバイスドライバでも物理I/Oを必要とすることはほとんどありません。この考え方はBSDにも採用されています。
 Windows9x系は知りませんが、NT系では採用されていると記憶しています。

 BSDも、NT同様VMSの血統を引くOSですね。さらにVMSの先祖はC言語の生みの親のPDP-11です。さらにその親はIBMの360OS・・・スタックポインタのなかったCPUだそうです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

#7のかたがお答えくださったBSDの強さ、という具体的な理由がこれだったわけですね!
とてもよくわかりました!!
(SYSTEM V系は、その辺がぜい弱、ということになるのでしょうか?)

お礼日時:2003/03/05 10:22

>堅牢設計になっているはずなのに



なっているはずがない、噂を信じちゃイケナイヨー。

「堅牢OS」なんて言葉使い自体が嫌な感じはしますよね。

日本の企業では製品に使う部品は、民生用と通信産業用とに
明確に分けられて、品質も値段もかなり違っていたと思いま
す。

アメリカでは民生用と軍事用では、明確に部品を分けています。

企業には民生品にコストをかける気は、毛頭ありません。

パソコンはどうなんでしょうか。

宣伝文句と企業の本音の間には、相当の乖離があると思います。

技術的には可能でも、仮に代償は払わせても、それに見合うコ
ストをかける気は無いと言うのが私たちの目の前にある現実な
のだと思います。

もちろん、真面目に設計されたシステムでも現場にだせば試験
では発見されなかった、色々の問題が出てくるものですが。

世の中には、落ちちゃいけないシステムもあります、世の中に
完全と言うことはありませんが、設計者は真面目に万全の対策
を討っていると思います。

パソコン業界の言い訳を、それと同列に考えて、確かに難しい
よね、仕方が無いよねー、なんて考えて良いものでしょうか。

何しろ、工場のラインを止めることは絶対にできません、何し
ろ売り捌かないといけません。

その為には、売れる為には何だってします。

安定動作については、基本的には場当たり的な対策を討って
いるだけだろうと邪推しています。

パソコン業界だけとは言いません、ハイテク業界の人達には
真面目な人も多いですが、この人の仕事は大丈夫かなーと思
う人もいます、そんな人が束になっていないことを望むばか
りです。
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この回答へのお礼

>なっているはずがない、噂を信じちゃイケナイヨー。

なあるほど!そうですね!
ユーザーとしては「ワタシの心はウブなのさ」ですから(^^)
ついつい「あの男にだまされ、この男にもだまされた」って思ってしまいます(笑)

HWの精度問題はほかの皆さんもお答えくださいました通り、かなり大きな要因なんですね。
民生用でもワークステーションの部品はめちゃくちゃ高価ですもんね!

しかし「逃がさない!バーンと狙い打ち!」という決定版OSが生まれるまでにはまだまだ年月が必要みたいですね。

Macのユーザさんのご意見も伺えるとうれしいのですが、非常に上手に使えばMacOSは漢字Talk時代から、WindowsNTやOS/2の比ではない堅牢性を発揮していたという話をきいたことがあります(でもUNIXにはかなわない、と素直に譲っておられましたが)。プリエンプティブマルチタスクになる前から、ほとんど実用上はプリエンプティブと同等に近いタイムシェアリングで同時稼働もできていたとか・・・(ただ買ってきただけの状態で素人が使っているのではすぐにMacも落ちてしまいますので・・・)
2003年の時点でパソコンOSとしては、高度なMacユーザーさんがチューニングの粋を極めたシステムがナンバーワンになるのかな?と・・・
その辺の実情が、Macユーザさんから聞けると助かるな、と思います。

できれば、高度なチューニング技術を駆使しないで、なるべく初期設定に近い状態で堅牢性が確保できるOSは何だろう?という興味はあります。

お礼日時:2003/02/27 16:22

LINUXのデバドラはHWを直接駆動することがあるので


(BSD等のUNIX系はしない)
下手をすると足を引っ張ってカーネルごと落とすことが
あるかもしれません....
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この回答へのお礼

なるほど!!
LINUX大ブームの裏でBSDになぜ根強い人気があるのか、その理由がこのご回答をいただいてやっとわかりました。

単純にPCUNIXはさまざまあるけれど基本概念は同じかと思っていましたが、ずいぶん設計思想に差があるのですね!

十把ひとからげにUNIXなら何でも堅牢安心かと思っていましたが、BSD系のほうがさらに堅牢そうですね。
勉強になりました!ありがとうございます。

お礼日時:2003/02/27 16:05

LINUXが落ちました?GIMPや、ファイル入出力が落ちたのでなくて?


GUI環境やマルチタスク環境は、CPUのタイミング制御の関係もあって、
ハード的にも落ちやすいプログラムになります...
ただ、いままで、UNIX系のプログラムで、カーネルが落ちた状態というのを
殆ど見た事がないので、よほど運のいい方なのかなと....
LINUXの場合コンソールが落ちただけでなく、すべて落ちたのでしょうか...
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
GIMPで「落ちた」というのは、GIMPでファイル入出力ダイアログを開いてファイルを選んだ瞬間でキーボードとマウスが効かなくなってしまう状態でした。
真っ黒画面でトラップしてしまう状態ではありませんでした。(今のGIMPなら改善されているかもしれないですね)。キーボードが効かないのでしかたなく電源を落としました。電源即切りはUNIXでは御法度ですよね(汗)

この状態を起こしたHWは、公式にリコールになったNECのPC9821Ap2というHWでした。リコールでコンデンサを無料取り替えしてもらいましたが、取り替え後に入れたPLAMOLINUXで起きました。

LINUXの場合、GIMPを含め、その他もっと不完全なアプリケーションが悪さをしたとしても、アプリに割り当てたメモリー等資源を開放してI/OやXウィンドウは生き残る、ということはまだ技術的に達成していないのでしょうか・・・

お礼日時:2003/02/27 16:00

こんにちは、honiyonです。



 ハードウエアに全く欠陥がないと仮定した場合、動作不安定の原因はOS側
 にある事になりますね。

 ではどのような要因か?まず最初に挙がるのはバグが考えられます。そして
 その次に、(これもバグといえるかも知れませんが)ハードウエアとの相性
 というものがあります。

 ハードウエアに対し「こう指示をすれば、こう反応があるはず」
 という想定(設計)が各種規格やハードウエアメーカーの提供する設計書
 から作成されますが、この想定が規格/設計から外れた場合、もしくはハ
 ードウエアが規格から外れた、設計書に誤記があった、ハードウエアに
 不具合があった等である場合に、意図した動作が行われなくなります。

 ゲーム等にはたま~にあるケースです。OSにもあるかも知れません。
---
 私も期待していたゲームが、私の使用しているビデオカードで動作不具合が
 発生するもので泣いた事があります(^^;
---

 様々な製品が1つのプログラムで問題なく動作出来るのは、統一した規格
 があったり、製品の違いを吸収してくれるプログラム(ドライバ)があった
 りする為ですが、それらの動作は「完璧同一」ではなくあくまで「互換性が
 ある」と表現する方がふさわしいようです。

 同じIBMといえど、OS開発部門とPC開発部門は違った場所にあると
 思います、また、IBM製品といえど中身は他社製品の部品を使っている事
 があります。(AT/PC互換機は殆ど他社製品かも)このようなところでは
 必ず互換性、相性問題がつきまといます。標準インストールのままなら
 問題発生しなくても、一部でも取り替えたりすると相性問題が顔を出す
 可能性があります。
 よって、残念ながら「同じIBM製品でも相性問題が出ないとは限らない」
 という結論になります。

 しかし同じIBM、サポートセンターに対応を強く要望すれば何とかなる
 かも知れません。(実は修正プログラムがあったりとか・・・ないかなぁ^^;)

 参考になれば幸いです(..
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。
幸いIBMは律儀な会社で、修正プログラムを細かく配布してくれていますので、その点では製造者責任に関して第一級と思います。

DOSなど昔のHWやメモリー制約の多かった時代は仕方ないとして、現代の「堅牢OS」の、OSとしては十二分に配慮した堅牢性ではあるが、ユーザー側やHW側に原因のある「面倒見切れない部分」、というとやはり出荷検査レベルの甘いパソコン用のHWのお粗末さに起因しているところが大きいということになりそうでしょうか?

お礼日時:2003/02/27 15:22

電子信号を通信している限り電子回路の中での


「信号落ち」をゼロにすることはできません。
だから「落ちないOS」を謳っていてもそれは
単に「落ちにくい」だけで、ゼロではないのです。

どんなOSでも1台だけのサーバだと落ちます。
ミラーリングを何台も設けたりしてできるだけゼロに近づける
という努力をするのみです。

自分の場合はむしろ落ちないよりも落ちたときに復旧が早いOSの方が
他のサーバが補ってる間に穴があかない分、落ちにくく見えると思ってます。
まぁそれが自分の場合再起動に時間の取られないWinNT系のサーバなのですが、
それは管理者のなれの問題でしょう。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。
実際は「落ちにくい」というレベルが限界であることはわかりました(^^)

宣伝上の「落ちないOS」のうたい文句を、出来る限りユーザ側が歩み寄って安全環境を心掛けるとすると、どんなことを心掛ければよいでしょうか?

「初セットアップ以後は、何もインストールしない、拡張しない」では実際使い物になりませんので、実用上どんどん色んなアプリやシステムツールや拡張機器を使わざるをえませんが、「こういう物だけは避けて通った方がよい」という定番ブラックリスト的なものがあれば、教えていただけると助かります。

お礼日時:2003/02/27 15:15

今使っている職場のマシンは XP ですが、


確かに 9x 系に比べれば段違いに堅牢になったと思いますね。

Linux についてはディストリビューションによってもずいぶん違いますよ。
Vine Linux 2.1を使っていた時はカーネルまで落ちることはめったになく、
Windows の電子地図を使う場合以外はほとんど再起動いらずで
平気で動いていました。

Linux(FreeBSD もそうです)の強み(と弱み)はウィンドウシステムを分離できることですが、
カーネルは落ちなくてもライブラリ、X、ツールキット、デスクトップ環境、
アプリケーションのどこかでも落ちれば、ユーザにとって不愉快なことに
違いはありませんね。

ただ、サーバ用途としては X はいりませんから、
カーネルとライブラリレベルでの安定性しか考慮しなくてすみます。
そこから Linux の「堅牢さ」の神話が生まれたのでしょう。

MacOS については聞きかじっただけの話しかできませんが(経験者の方ご訂正願います)、
昔の MacOS は CPU のメモリ保護機能を使用しておらず、
「お行儀の悪い」アプリケーションが CPU を出し抜こうとすると
いとも簡単に落ちてしまったそうです。
今の MacOS X はもちろんちゃんと保護機能を生かしているはずです。
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この回答へのお礼

> Linux(FreeBSD もそうです)の強み(と弱み)はウィンドウシステム
> を分離できることですが、 カーネルは落ちなくてもライブラリ、X、
> ツールキット、デスクトップ環境、 アプリケーションのどこかでも
> 落ちれば、ユーザにとって不愉快なことに 違いはありませんね。
>
> ただ、サーバ用途としては X はいりませんから、
> カーネルとライブラリレベルでの安定性しか考慮しなくてすみます。

そうですね。
「落ちる」といってもカーネルは生きているけれど、マウスもキーボードも効かない、という状態と、カーネルごとトラップと両方ありますが、どちらも有機的な「OS」としての堅牢神話はどうなんだ?という素朴な疑問です。

標準シェルが落ちて他にどこからも制御不能になれば、カーネルは生きていても「OS」としては、なあんだ、落ちちゃったよ、、、と考えがちですので。

UNIX系も、やはり堅牢なのは「カーネルのみ」で、その上のウィンドウシステムその他制御システムまでは面倒見切れないよ、というのが本音なのでしょうか。。。

お礼日時:2003/02/27 15:08

こんにちは、honiyonです。



  「とっても静かな車です!」
  「揺れない車!」

  とうたっている車があるとします。
  さてこの車は本当に揺れないし静かなのでしょうか?

  オフロードではガタガタゆれるでしょうし、荒いアスファルトの上では
 騒音もひどいです。

  同じ事がOSにもいえます。どんなに作りの良いOSでも、ハードウエア
 が脆弱では落ちてしまいます。ハードウエア同士の相性というものもあり、
 本当に「堅牢なPC」を作るには、ハードウエアからじっくり考えていく
 必要があります。
  サーバー用途として売られているサーバーマシンにLinuxやWindowsが
 乗っていますが、「なんだ、パソコンと同じじゃん!」と思ってはいけま
 せん。OSは一緒でもハードウエアの品質が違います。安定性に主眼をお
 いたハードウエアが採用されているはずです。(関係者に聞いたわけでは
 ないので、"はず"とします^^;)

  私はLinuxとWindows2000を使用していますが、どちらも非常に安定して
 動作していますよ。

  オススメのOSですが何か専用の用途に使用するならLinux、汎用的に
 使用するならWindows2000でしょうか。
  MacOSやBSD,超漢字,BeOSなどなど、使った事のないOSの方が多いの
 で参考にならないと思いますが(^^; あくまで一個人の意見として捉えて
 いただければと思います。

  参考になれば幸いです(..
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この回答へのお礼

たとえば、今わたしが実際に使っていますのは、PCではありますが、「IBM製PC」に外部拡張としては「IBM認定拡張カード」を挿入して、OSは「IBM-OS/2」を入れて使っています。
ハードウエア環境としてはリコール発表など無い限り、申し分のない「IBMの保証環境」です。またOS側でも、「IBMの保証環境」です。
コンデンサやメモリーチップに粗悪品が混じると敏感に影響を受けるということは伺ったことがありますが、上記の場合はIBMが虚偽の発表や出荷時の抜き取り検査から漏れてしまったということが無い限り安心してよい環境ではないかと思っています。

ところが、このような環境でも色々なことをしていると落ちてしまうのですが、「設計上落ちない」はずのものが、実際は落ちてしまう要因としてHW部品の粗悪品混入以外にソフトウエア側としてどんなことが考えられますでしょうか?

お礼日時:2003/02/27 12:44

>徹底したメモリー保護などそれ相応の堅牢設計になっているはずなのに、ど>うして「落ちないOS」として謳われているOSが、実際はよく落ちてしま>うのでしょうか?



OSのせいばかりではないと思います。
たとえば、OSにのせたアプリ側で無限ループしていれば 落ちたと錯覚するでしょう。
また、OSの再起動のようなモジュールをコールすれば 再起動してしまうと思います。
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この回答へのお礼

・・・ご回答はうれしいのですが、質問の趣旨としてはアプリ側の意図的ないじわるは前提としていない状態での堅牢性を聞いているつもりなのですが。。。
もう一歩踏み込んだ所で(たとえばカーネルがどんなにしっかりしていても、特定のデバイスドライバが悪ければ(それが何のデバドラだと起きやすい、等)カーネルに影響を与える、などという)ご回答がいただけると具体的で助かります。

お礼日時:2003/02/27 12:36

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