プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ライブやコンサート前にリハーサルや打ち合わせをすると思うのですが、具体的にどういったことをどれくらい前から行うのでしょうか?
もちろんアーティストの知名度やジャンル、ライブの規模にもよるとは思いますが、たとえばバンドの場合、やはり練習や音あわせ?はすると思います。そういったことはライブ当日よりずっと前から開始するものなのでしょうか? また、リハーサル(通しでの練習?)は複数回行うものなのでしょうか?
ライブ前とはいえ、その前日までみっちりリハ&打ち合わせ、なんてプロのアーティストの方はしておられるのでしょうか?

わかりにくい質問とは思うのですが、よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

アマチュアなので、あくまでも「一例として」という範囲でしか語れませんが…



ツァー名が付いて、全国何カ所も回るようなライブツアーの場合だと、プロデュース側とバンド側でかなり綿密な企画と打ち合わせが、ツアー開始よりかなり前から行われるのが普通です。

で、基本的なステージ構成がほぼ固まった段階(=基本的な選曲が固まった段階)で、バンド側はステージ構成に合わせた合わせ練習を開始します。
また、ツアー全体では会場がまちまちですから、プロデュース側は各会場のステージセットやセッティングのための機器やスタッフの手配、タイムスケジュールの確認をしつつ、会場毎の変更点(選曲の一部変更なんかも含めて…タイムスケジュールの問題や商業的な考察などから…例えば○○地区はこの曲のファンが多いから曲順を変えよう等々なども)を、バンド側と詰めます。

たいていは、バンド側ではツアー開始までに、リハーサルスタジオで会場毎の曲順や演出の確認のための、まぁ予備リハ的なことはやるのが普通ですが、そこはプロですから完全にはガチガチに決めず、ある程度の「ゆとり」を見越した確認ということになります。とはいえ、いくつかの曲順/演出パターンを用意して、「今日はこのパターンで」となれば、すぐにそのパターンでステージ進行ができる程度にはしておくのが普通と思います。

本番前のリハは、普通は最低一回は完全に通しのリハはします。まぁ会場の都合で若干端折ることはありますが(イベントの特設ステージで、独占して使える時間がどうしても限られるとか)、可能な限り通しリハはやります。
演奏的には、プロバンドなら完全通しリハしなくても十分なくらいは事前リハで煮詰めていますが、なにより音響と照明はその場所は初めてですから、完璧な煮詰めは通しリハでしかできませんし、プロデュース側の都合で急な部分的な演出変更が必要になることも多いので、そういう部分の打ち合わせとテストは必須ですから。

ツアー中に現場チェックや現場リハ以外で、練習だけを目的にスタジオに籠もるということは、そんなに多くはないと思います。
ただ、その時やその次の場所のライブで大幅な演出変更を余儀なくされた時などは、大慌てでチェック&細部煮詰めの練習のために現地のスタジオに籠もる羽目になる…なんてことは、たまにあるらしいです。

昔、ちょっと業界に近い所で仕事をしていた時に垣間見た範囲なので、どのアーチストでもそうだ…とまでの自信はありませんが、その当時は、上のようなパターンは実際にありました。まぁ御参考までに。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
まさに知りたかったことで、しかもこんなに詳しく書いていただけるとは…! 一例であったとしてもとても参考になりました。
普通はなかなか知ることの出来ない貴重なお話、どうもありがとうございました!

お礼日時:2009/04/18 00:25

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