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IC50(50%阻害濃度)についてなんですが、何で50%で評価するんでしょうか?100%や90%阻害濃度では、不都合がありますか?図書館や、ネットで調べてみたんですけど、なぜ50%なのかがわかりません。どなたか教えて下さい。

A 回答 (1件)

一般に、濃度に対する効果の曲線は、シグモイドと呼ばれる形に近くなることが多いようです。

(阻害に限らず、薬効や毒性なども)

すると、横軸に濃度、縦軸に効果を取ったグラフの場合、50%付近の効果が
現れる付近で、傾きが最も高くなります。
したがって、45%阻害、50%阻害も、55%阻害というように、多少ぶれても、
濃度軸で見た場合の誤差は少なくなります。
一方、もし90%で評価しようとすると、傾きが小さくなっているため、
85%阻害、90%阻害、95%阻害では、その時の濃度の差は非常に大きく
なってしまい、大きな誤差を生み出してしまいます。
これだけが理由というわけではないでしょうが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
曲線の傾きで考えると、納得がいきます。図から意味を読み取るという基本を忘れてました。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/03/04 22:22

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