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どうしようもないくらい救いの無い小説。
軽く鬱になるような小説探してます。

ジャンルは問いませんが、舞台は現代のほうが感情移入がしやすくていいです。
単に残虐な殺され方をされるだけや、陵辱はご遠慮願います。
また、作品自体が救い様の無い駄作とかは無しです。

読んだ感想なぞも添えていただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

米澤穂信「ボトルネック」


http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9C%E3%83%88%E3%83 …
残酷な青春小説です(残虐殺人・陵辱は無し)。
主人公の「僕」が今生きている現実とは微妙にずれがある別世界へ入り込んでしまう話なのですが、全くの異世界ではないのでSF嫌いの人でも抵抗はないと思います。
ずっと暗いまま話は続きますが、読み終わった後の辛さが格別な作品です。
アマゾンのレビューでも評判がいいようですね。
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この回答へのお礼

ありがとう御座います。

レビュー読んでみました。
ちょっと、展開が見えた気がします。
しかも、その先に絶望があるとするなら・・・。
読む前から、残酷な予感が胸に広がりました。同時に恐怖も募ります。

少しだけ、期待をして買ってみようと思います。

お礼日時:2009/05/01 20:20

こんにちは



作品の駄作かどうかは微妙なのですが(この本自体がひつようだったのかどうか)

斉藤栄さんの魔方陣シリーズの最後の2冊の花の魔方陣のラストが救われない結末でした
基本は他愛のないミステリですが、背景事情が・・
ある事件で家族を亡くした女が残された人生を生きていく上でまた困難にあって・・・というようなことなのですが。
人の人生っていったい何なのか、何のために生きて、何のために、どのように死んでいくのか、運命とは、人生とはをつい考えずにはいられなかったです
シリーズ全体は8冊くらいあるらしいのですが、天を読んで、花を読むだけでも話が通じます(基本は軽いミステリですのでさっさと読み飛ばしできます。難しい本の合間に頭の休憩にでも。)

・天の魔法陣
・花の魔法陣 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

シリーズ物と聞くと全部読みたくなってしまうのですが
読書の幅を広げる上でも大歓迎です。
それに、最近よくミステリ作品を読む事が多いので手にとって見たいと感じました。

お礼日時:2009/05/18 00:09

「1984年」ジョージ・オーウェル


読書歴40数年で一番救われない小説だと思います。
読んだのは20年ほど前(ハヤカワ文庫の奥付は昭和59年)。読んだきっかけは紀田順一郎氏(多分)があるエッセイで「まず一次資料を読みなさい」と述べ、その例としてこの本を挙げていたからでした。この本が一次資料かどうかはともかく、私にとって忘れられない本となりました。映画にもなっていますが本の方がお奨めです。

「2001年 宇宙の旅」と同様、時代が表題の年を追い越してしまいましたが、時代設定は近未来です。ただし、技術的には現代と言ってもいいでしょう。また、おっしゃっている「陵辱」とは意味が違うと思いますが、この本、究極の陵辱小説と言えるかもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

Wikipediaであらすじなど確認しました。
それだけでも悲惨さが伝わってきます。
全体主義体制下の人間模様、恐怖、残酷さを描いたものなのですね。
イデオロギーなど小難しい事ははっきり言って判らないのですが
判らないからこそ読み考え感じてみたいと思いました。

お礼日時:2009/05/18 00:07

有名作家ですので、読んだことがおありかもしれませんが。



・東野圭吾『殺人の門』
主人公の身に散々不幸(人為的な)が降りかかり続け、最後も全然すっきりしないまま終わったのでびっくりしました。もうちょっと救いがあると思ってたよ!と。

・同じく東野圭吾『さまよう刃』
「強姦され殺された一人娘の父親が、犯人の少年に復讐する」というのがストーリーの概要なのですが、主人公に感情移入して読んでしまう方にはあんまりおすすめしません。現実に同じことが起こったらこんな結末になってしまうのかもしれませんが、フィクションでまでこんなやりきれないラストにすることはないじゃないか、と思いました。



どちらも舞台は現代ですし、後者は残虐なシーンもありますがそれがメインではありませんので、質問者様の条件には該当していると思います。
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この回答へのお礼

ありがとう御座います。

どちらも、まだ読んだ事はありません。
「さまよう刃」が気になりますね。
概要からして、残酷な展開が目に浮かびます。

お礼日時:2009/05/02 15:10

楡周平さんの『無限連鎖』


http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4167689014.h …
読んだ後、どうしようもない気持ちになりました。

宮部みゆきさんの『パーフェクトブルー』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4488411010.h …
爽快な読後感と書いてありますが、私には重かったです。題名や犬の一人称ということ、読みやすさとのギャップはかなり大きいなと思いました。

あと、現代を舞台にしていないのですが、飯嶋和一さんの『神無き月十番目の夜』もかなり凹みます。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4094033149.h …
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この回答へのお礼

ありがとう御座います。

どれも、興味深い内容ですね。
特に、宮部みゆき女史の作品は未だに一冊も読んでおりません。
一度何かきっかけがあれば手にしようと考えていたので、この機会に読んでみようと思います。

また、「神無き月十番目の夜」は江戸初期が舞台だそうで、読書のジャンルを広げる上でも挑戦してみようかと思います。

お礼日時:2009/05/01 20:27

こころ(夏目漱石)


羊を巡る冒険(村上春樹)
アルジャーノンに花束を(ダニエル・キイス)
林檎の木(ジョン・ゴールズワージー)
フォレスト・ガンプ(ウィンストン・グルーム)
ダーバヴィル家のテス(トーマス・ハーディ)
アメリカひじき・火垂るの墓(野坂昭如)(ジブリの映画の話以外にもいくつかの話が載っています)
ステラ・ダラス(オリーブ・ヒギンズ・プローティ)
椿姫(アレクサンドル・デュマ=フィス)
嫌われ松子の一生(山田宗樹)
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この回答へのお礼

ありがとう御座います。

どれも有名どころですね。
有名どころといっても私が読んだ事がある作品は「こころ」ぐらいでしょうか。
しかも、大人の男女の心情の機微などわからない年頃に読んだもので、あまり感情移入できなかった記憶があります。
今一度、読んで見るのもいいかもしれません。

それから、「アルジャーノンに花束を」は有名すぎますが、一度も読んだ事がないんです。
一度、ゆっくり読んでみたいものです。

そのほかも、書店で見つけた際には一度手にとって見ようと思います。

お礼日時:2009/05/01 20:10

山崎豊子の作品は、救いのない?というか、


そういうこともあるんだろうけど悲惨だな…
運がない人ってこうなるのか…
というものが多いです。

この作者の作品は、大阪商人を描いた戦前・戦中あたりのものと、
ドラマ化されるような現代が舞台の作品とに分かれますので
主に後者のドラマ化されるものの原作、ということになるでしょうか。

「沈まぬ太陽」「華麗なる一族」あたりはご存知でしょうか。
そのほかに「女の勲章」「仮装集団」「花紋」あたりも…

とてもよく出来ていて非常に面白いのですが、
なんせ読むと主人公の境遇に読んでる私も重い気分になる感じです。
是非どうぞ。
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この回答へのお礼

ありがとう御座います。

ドラマ化した話はいくつか聞いた事がありますが、視聴したことは無いですね。
以前、ドラマの繋がりで特集されてた事があって、綿密な取材をして作品を描かれているようなことを聞いた事があります。
一度手にとって読んでみようかと思います。

お礼日時:2009/05/01 20:05

こんにちは。


なんか「救いようのない小説」と銘打たれてしまうと
作家さんに失礼のようで紹介しづらいですが^^;

「三面記事小説」角田光代(出版社わすれました)

もともとの新聞の三面記事に載っていた事実をもとに
膨らませて書いたフィクションの短編集なのですが

結構シュール・リアル・救いはないんだけど
感情移入してしまう。

男性が読んでも女性が読んでも違和感ないと思います。

いかがでしょう?
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この回答へのお礼

ありがとう御座います。

実際の記事を元に描かれた作品ということで「不謹慎では?」と思うところもありますが
それ以上に何か感じさせるものがあるのではないかと期待してしまいました。
少し気になったので、書店で見つけた際には手にとって見ようと思います。

お礼日時:2009/05/01 20:03

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