アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

このカテで適切かどうかわからないんですが。

20年も30年も昔の事を考えると、その頃21世紀を想像すると建築物はすごく未来的になり。交通手段も
進歩していて、宇宙開発も進んでいるというイメージがあったと思います。
しかし21世紀の今日になってみると、かつて想像したほどのはかばかしい進歩はなく、
またこの先の展望でもさしたるものは見えてきません。
戦後30年で月に人がいったり営業用の旅客機に一般大衆が乗るようになったり、
世界中の主要都市に超高層ビルが建ってる事を考えれば、
それからの30年ではこういうマクロな分野の進展は頭打ちになってるような気がします。
一方で、家庭にある普通のパソコンがかつてとは比較にならないほどの演算速度と容量、インターフェイスを獲得しています。
高速、大容量の回線が団地の全世帯に導入されています。
ポケットに入るような電話機をだれでも持っていて、そんなものに高性能液晶が搭載され、
デジタル情報通信が可能になっています。
家庭内のあらゆる電化製品をコンピューターで集中制御するような、昔のSF映画のような事も
すでに実用化されてきていますし、これからもっと普及してくるでしょう。
そもそも、ややこしい疑問でもこうやって目の前の箱にちょっと入力したら知識のある人の回答が期待できる
というのも昔なら考えられないことです(笑)
コンピューターや情報通信の分野だけではありません。
あまり知識がないんですが、例えば医療なら昔では考えられないような精度の外科手術が可能になっていますし、
想像でしかなかったような治療法も実用化されています。
なぜミクロな分野とマクロな分野でこういう違いが出てきたのでしょうか?
もちろん、このような事は技術面だけの問題ではなく、どんな分野にどれだけお金が投資されるかという
社会的、経済的な事情も関わっては来るのでしょうが。

当方は素人ですので、実はマクロな分野の展望も実際はいろいろ存在してるのかもしれません。
またミクロとかマクロという言葉の使い方が適切かどうかも自信はありません。

A 回答 (4件)

個人的意見ですが。


コストや技術的な原因はおいとくとして、
よくあるSFチックな未来で実現していない(「超高速列車」とか「宇宙都市」とか)の原因は政治や法律に関係していると思います。
現在でもリニアは、どこに駅を設置するかでモメまくっているので商業運転線のメドがついていません。
海上都市や宇宙都市は、どこ自治体に所属するかでモメそうです。

携帯電話は規制が外されたとたん爆発的に普及しました。
インターネットも亜米利加が軍用に設備したものを開放したため、一気に民間利用で普及したのです。

政治的規制が外され、民間での宇宙利用が可能になると、案外宇宙ステーションとかサックリ建造できそうな気がします。
現在は丸ごとのモジュールを巨大なロケットで打ち上げていますが、もっとコストの安い発射機で細かいパーツを大量に打ち上げ、
組み立てたほうが安く早くできそうな気もします。
    • good
    • 0

宇宙ステーションに関しては既に数十年前から原材料は月軌道上の小惑星や月面上から運ぶ方が有利だと論じられています。


宇宙往還機も「ラムジェット」が実用化されればもっと安価になります。燃料もプロパンやメタンが安いのでそのうち主流になるでしょう。
今、驚くような進展をしている分野はすぐ頭打ちになるでしょう。
今研究室で見つかったばかりの技術が次の世代を創ります。
    • good
    • 0

私は基本的にコスト/メリットの問題が大きいのではないかと思います。


宇宙への進出はめっちゃ金がかかりますから、軍事的なメリットが余りないと考えられた時点で進歩が停滞しはじめたのではないでしょうか。
他の大陸間弾丸列車なども航空機とのコスト対比で諦めた面があるでしょう。
概してマクロな面はミクロに比べてコストが桁違いにかかるわけで、人間の想像力と実現能力との差がもろにあらわれてくるのでしょう。
軍事技術はコストを考えませんから、技術が可能なものは何でも実現してきたという感があります。これだって今では実力が目的をはるかに超えてしまいましたので、すでに開発は限界に来ていますが。
    • good
    • 0

まず、「学問や技術の進歩」と「社会への普及」を区別して


考えることが必要です。

実例を挙げてみましょう。双方向のテレビ電話を実用化するための
技術は、1970年頃には揃っていました。しかし、日本で実際に
普及したのは21世紀になってから、携帯電話によるインターネット
接続やテレビ視聴を大多数の人が求めるようになってからでした。
これは、社会のニーズが生まれて大量生産によるコストダウンが
見込めるような状況が必要だということでしょう。

宇宙開発に関して言えば、冷戦構造の中で核弾頭ミサイルに直結する
軍事技術開発を、米ソが国策として強力に推し進めていたという
状況がありました。ソ連のスプートニクが成功した時、宇宙開発で
遅れを取っていたアメリカの人々は、核が頭上に降ってくる恐怖を
持ってアポロ計画を熱狂的に支持したのです。世界の主な軍事大国が
ミサイルや人工衛星の製造技術を手に入れた今、軍事的あるいは
経済的な利益の見込めない宇宙開発(たとえば永久的な有人月基地の
建設など)に予算を確保する事は、アメリカでさえ不可能です。
まして、もっと莫大な費用を要するほかの星への移民など非現実的です。

車について考えてみても、互いの衝突を避けるシステムは低速なら
既に実現可能です。カーナビ技術も完成度が高まっています。しかし、
今の世界に、昔からSFに登場しているような自動操縦式のエアカーを
本当に求めている人がどれだけ居るでしょうか?メカが好きで、自分で
運転する楽しみを奪われることを拒む人が多いと思いませんか?

あと、社会情勢の変化として、消費者保護や環境保全に対する意識の
高まりが、以前よりも技術開発への大規模な投資にブレーキを
かけているという側面もあるように思います。

具体的に言うと、人口増加と1人当たりの消費増によって、世界全体
での資源とエネルギーの消費は拡大しています。日本は経済的に
豊かな地域なのでぴんと来ないかも知れませんが、世界的には特に
食糧やエネルギーの需要増加は深刻です。また、原子炉から発生する
放射性廃棄物の処理費用や、軍拡時代に大量に作った原潜・核弾頭・
化学兵器などの処分費用も市民への安全性を確保するために莫大な
出費となって世界経済にのしかかっています。それらの状況に伴い、
様々な資源の枯渇、発展途上国でのエネルギー不足、環境汚染などへの
対策に多くの費用を投入する必要が生まれています。必然的に、
ビジネスとして利益の出ない大規模投資は難しくなってきているのです。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!