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河童、鬼、天狗などは実在していたのでしょうか?
河童は川べりにしか住めなかった身分の低い人。
鬼、天狗は、その時代の権力者に抵抗していた人。
ということなのでしょうか?
それとも一般的に伝えられているように実在していたのでしょうか?

A 回答 (5件)

 実在しません。


 河童のモデルはいろいろあります。というのも、淡水に棲む人型の化け物の話は日本各地にあり、情報ネットワークが発達した江戸時代にそれらをひとまとめにして「川わっぱ」と称するようになったからです。つまり遠く離れた地方の河童は、もともと別のものを指していたでしょう。「何もない池で子供が溺れ死んだ、何かいる」から、いたずら好きのかわうそがせっかく釣ったフナを持って逃げた、まで。
 「鬼(キ)」という漢字は中国では「妖精」「幽霊」「化け物」「霊」など、この世のものではないものがこの世に姿を現したもの一般を指しました。日本に漢字が入ってきて、そういうものすべてに「隠(オニ・オン)」の字をを当てました。あとから「鬼」の字を当てるようになりました。現在の、節分の悪役の鬼は、鎌倉時代から仏教を庶民に広めるための(平安時代は極楽浄土信仰で、庶民への布教は表向き禁止)わかりやすい説話として「地獄絵図」などが描かれ、その写本を多くの僧が手描きで写して庶民に見せたりして「悪いことをすると死んでからもこんな目にあうんだぞ」などと仏陀が聞いたらひっくり返るような布教をしたことから始まりました。無学な庶民に受けたのです。
 天狗は山岳仏教の修験者がモデルです。
 一本タタラなどは、その名のとおり製鉄の為に長年片足でふいごを踏み続けることにより体の半分が高熱で焼けて赤くなり、片目の視力をなくし、片足が以上に太く発達した人のことでしょう。製鉄のための高温を出せる薪はマツが使われたので(「もののけ姫」参照)人里から離れて暮らしていました。たまに町に出て行くと・・・その扱いは想像がつきますし、同族結婚も多かったらしいです。
 人魚のミイラは冗談商品です。なのに海外で大ウケし、江戸時代には日本は世界一の人魚のミイラ輸出国となりました。大英博物館にもあります。鎖国なんて建前ですから。
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この話は柳田國男によって、徹底的に論じられております。


河童、鬼,天狗に関しては共に
定本柳田國男集、第四巻の中の『山の人生』
を参照して下さい。これは岩波文庫でも手に入ります。

また、特に河童に関しては
定本柳田國男集、第二十七巻の中の『山島民譚集(ー)』河童駒引、に徹底的に論じられています。

また、定本柳田國男集、別巻第五、総索引を引くと、河童、鬼、天狗に関する索引がいやになるほど沢山載っています。図書館で調べて下さい。
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3》さん 其のお寺は.郡上市沢・念興寺ですよ。


950年頃、瓢ヶ岳(フクベガタケ)に居たのを、
帝の命で討伐したとか、でしたネ。

私も、拝観をしたのは、大分以前なので、、、、、、、、
怖いもの見たさにもう一度御詣りしょうかな
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鬼の頭と伝えられているのなら、


 
岐阜県郡上市和良 
寺院(名前失念)にお祀りされてあります。
私が拝観した時は、角が有りました。(牙も有ったとのこと。)
 
時代は、京の羅生門と同じとのこと。
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鬼は異国人という説がありますね。



おとぎ話などで鬼は不思議な道具を使うことが多いですが、これが異国の文明と考えれば、当時の人たちからは妖術を使える道具のように見えたんじゃないでしょうか?
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