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Wikipediaによれば、
「造血幹細胞移植の意義」のところで、
1、「合併症も固形臓器移植なら拒絶反応となるが造血幹細胞移植ではGVHDとなる。造血幹細胞では多くの場合は免疫寛容がおこり、長期的には免疫抑制剤の投与を完全に中止することができる。免疫抑制剤の投与の目的は固形臓器移植では拒絶反応の防止、造血幹細胞移植ではGVHDの予防となる。」の意味が判らないのですが、誰か判り易い解説お願いします。
2、"GVHD" とか”免疫寛容”って、何ですか?

A 回答 (1件)

"GVHD" と免疫寛容は両方ともWikipediaでリンクがつながっているのでクリックしてみてください。


でもちょっと分かりにくいかもしれませんので、簡単に説明するとすると、
 拒絶反応ってのはAさんの体の中の白血球がBさんからもらった心臓などを異物として攻撃してだめにしてしまうものです。
A攻撃→Bやられるって感じですね。
 造血幹細胞移植ではBさんにもらった幹細胞がAさんの体の中で血液を造るわけです。この血液の中の白血球はまだBさんの体の中にいると思っているのに周りを見たらAさんの細胞だらけ。
こりゃ大変だ、A細胞を排除しなきゃと体中のあちこちでA細胞を攻撃してしまうのです。
B攻撃→AやられるってものがGVHDです。拒絶反応とは攻撃する側が逆になります。

しかし造血幹細胞移植の初期に免疫抑制剤を使うことでBさんからもらってできた白血球がAの細胞を攻撃することが抑えられます。すると、『あ、攻撃しなくていいんだ。』と憶えてくれて攻撃しなくなります。これが免疫寛容です。
免疫寛容の具体例としてお母さんのお腹に赤ちゃんがいるときお互いに攻撃しあったりしませんよね。
こうなれば免疫抑制剤を飲まなくてすむようになります。
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この回答へのお礼

なんと判り易い説明、大変感謝します!!
1、「B攻撃→AやられるってものがGVHDです。拒絶反応とは攻撃する側が逆になります。」gvhdと拒絶反応とは別なんですね。反応が反対何ですね。
2、免疫寛容も判りました!!有難う!!
ところで、「免疫抑制剤」って?具体的にどんなものですか?

お礼日時:2009/06/18 16:12

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