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仮に次期衆院選挙で民主党が政権をとった場合、外交の方針も変わってくるのでしょうか?
ちなみに私は政治の知識に関して乏しいため、素人の観点からの予想になるのですが、自民党はアメリカ寄りの外交であり、それに対し民主党は中国や韓国を中心としたアジア寄りの外交になるのではないかと感じています。(よくヤフーなどを見ていると在日小沢といったようにたたかれていたり、この前のクリントン国務長官の外遊で来日したときも、小沢前代表がクリントン国務長官との会談にあまり乗り気ではなかったのを見ると民主党はアメリカにあまり興味がないのではと思っています。)やはり政権交代すると、外交に関して言えば日米関係や周辺国との関係も変わってくるのでしょうかね?

A 回答 (4件)

 日本の外交方針について



 三流以下と言われる日本外交の問題点は、「アメリカ寄りの外交」であるということにあります。アメリカは、共和党・民主党のどちらが政権を取るかで、外交方針が大きく変わりますが、アメリカ寄りの外交を取る限り、「一貫した外交」というのはとれません。

 どんな国も、政権が代われば外交方針が変わるのは普通のことですが、外国から見れば、日本という国は政権が変わらないのに、アメリカの外交政策変更に追随してコロコロ外交方針を変える変な国なのです。

 一般に国力の大きい国と外交をする場合は、結論をできるだけ先延ばしにして、相手のカードを見極めるほうが無難です。
 民主党として、政権を取る目が出てきている以上、政権を取った時に現在は予期していない世界情勢になっていれば、以前の約束を白紙に戻す必要が出てくるかもしれません。政権を取ることができないなら、どんな約束をしても実行されることはないですから、受けのいい約束もどんどんできます。ですから、政権を取る気があるので、あまり先の約束はできないというのが実際のところです。(外務省などは、政権を持った人間だけ伝える極秘情報も相当多く持っています。このような日本側の極秘情報を知った上でないと、実行される外交上の約束はできません。)

 20年前には、アメリカが日本の貿易相手国の第一位で、中国貿易はアメリカの10分の一以下、日本はアメリカ相手に大儲けしていました。
 現在、日本の貿易相手国第一位は中国で、アメリカは第二位。バブル崩壊で世界不況の元凶となったアメリカに対して、中国は現在も経済成長を続け日本の貿易黒字を支える重要なお得意先です。

 小泉政権の時は、外交的危機感を演出して国民の支持を得なければ政権維持が不可能だった(郵政選挙まで、国会内の小泉政権支持の国会議員は少数派でした。)のに対して、麻生政権は中国で愛想を振りまいています。(オバマ政権も中国重視ですし。)

 ネットの中のコメントは、実際以上に自民党支持が多いように思います。
 自民・民主の比較をして現在の世界・国内情勢から見て短期の政策はどちらの政党の政策が有効か、という視点からの冷静な分析的記載は、五分五分と感じます。
 それに対して、確かな情報の出所・分析をせずに、感情的に訴える自民党支持論がかなり多いと感じます。

 一般に、国民感情に訴える論は、割り引いて受け止めたほうが無難です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。確かにネットの情報だけじゃわからないですね。

お礼日時:2009/06/16 17:49

民主党に政権交代してもアメリカの存在は大きく軸足はアメリカに変わりないと思いますが、自民党が100%アメリカ依存しましたが、イメージとして依存度が70%くらいに減少し、近隣アジア諸国との外交にウェイトが少しずつシフトして行くと思います。


日本に取って、アメリカ依存度100%し、アメリカに色々貢いできた外交から、少しは自立した日本になるべく、方向転換しないと将来の日本に取ってマイナスです。

そういう観点からも民主党にチェンジすべき時がきたと思います。
そして官僚のやっていることが、ガラス張り状態になり、日本の大きな変革につながると思います。 
わかりやすくいうとアメリカと官僚に食い物にされていた日本ということが暴かれると思います。

しかしながら、民主党はいわゆる寄せ合い所帯(左派グループもいますから・・)ですから、民主党政権になったあと、その次の選挙に向けて政界再編の動きが出てくると思います。 元行革担当大臣の渡辺氏または、上げ潮グループなどがキーになりそうですね。

結論は、民主党に政権交代するのは日本の政治のステップアップのための過渡期的な意味合いを持つものだと解釈するといいと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。つまり民主党への政権交代が新たな外交の始まりなんですね。

お礼日時:2009/06/16 17:50

 自民党の米国依存は仕方ない部分があると思います。


それは他の方が言っている通り、過去の経済的な貿易に関しての理由があります。
 近年、中国の貿易量が多くなって考える時期にあるのは確かです。

地政学にこんな言葉があります
一、隣接する国は互いに敵対する。
二、敵の敵は戦術的な味方である。
三、敵対していても、平和な関係を作ることはできる。
四、国際関係は、善悪でなく損得で考える。
五、国際関係は利用できるか、利用されていないかで考える。
六、「優れた陸軍大国が同時に海軍大国を兼ねることはできない(その逆も然り)」
七、国際政治を損得で見る。善悪を持ちこまない。
八、外国を利用できるか考える。
九、日本が利用されているのではないか疑う。
十、目的は自国の生存と発展だけ
十一、手段は選ばない
十二、損得だけを考える。道義は擬装である。
十三、国際関係を2国間だけでなく,多国間的に考える。
十四、油断しない
十五、友好,理解を真に受けない
十六、徹底的に人が悪い考えに立つ
十七、科学技術の発達を考慮する

 これらを考えると、中国に多少シフトしつつも、日本としては米国追従の政策は避けられないと思います。
 ただ・・・民主の場合、中国・韓国よりのほうがウェイトが高いように思い得ます。
 韓国は既に債務国に転落し、経済状況も悪い。すでに利用価値は低いと思います。
 インドのシン首相との会談を「体調不良」を理由に突然キャンセルしましたし・・・
 どうも民主党は西側諸国との関係をかなり軽視しているように思えます。
 中国に配慮するのはいいですが、西側諸国への配慮にかける部分が多いように感じます
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

>地政学にこんな言葉があります

たくさんありますね。

お礼日時:2009/06/16 17:51

>外交の方針も変わってくるのでしょうか?


変わってくると思いますし、変えて欲しいと思います。

>自民党はアメリカ寄りの外交であり、それに対し民主党は中国や韓国を中心としたアジア寄りの外交になるのではないかと感じています。
自民党のアメリカ追従外交は低コストになるの為の徹底的な追従です。
例えば、インド洋の補給。
あの油はアフガン対策の為となっています、しかし実質上イラクやソマリア、果てはパキスタン政府にあげている状態です。でも使い道はどうでも良いんです。油をばら撒く見返りに、日本は泥沼なアフガニスタンに踏み入れなくても済む訳です。追従することでコストやリスクは低いのです。
そもそも全く支援しないって路線もありますが、それでは悪の枢軸寄りというレッテルを貼られてしまいます。そんな傾向があったら経済的にも破綻します。民主党になってもそれは同じです。アメリカ寄りであることは変わりません。但し、全部丸呑みはやめて、一回考えて検討する時間を取ろうと云うことです。これは官僚主導にしないと云うことでもあります。

>よくヤフーなどを見ていると在日小沢といったようにたたかれていたり、
これは、民主党が移民・外国人の国籍取得政策に割と開放的な方向性があることと、小沢さん個人のコネのせいです。コネと云うのは小沢さん自身が中国好きとかそういう事でもなく、単に角栄さんの直系の弟子だからです。今の中国の経済発展・外交は、角栄さんが日本の官僚の言うことを聞かず中国に乗り込んで、国交を結んだことから始まりました。角栄さんのことを中国はとんでもなく恩義に感じています。嫌な言い方をすれば、小沢さんを使えば中国は利用できるかも知れないってことです。使うに越した事はありません。

ちなみに、完全に米国を離れ、中国にぐっと寄ると、前の戦争の太平洋戦争前夜と同じ状態です。中国市場はそれだけ昔から美味しいのです。米国を怒らせない程度に気を付けて北京ダック喰っても良いと思いますけどね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。アメリカとの関係を維持しつつすこしずつアジアよりの外交へ移行ってとこでしょうか。

お礼日時:2009/06/16 17:52

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