プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

英語圏出身です。幼少期は日本で暮らしましたが、大学院のときは本国に戻りました。昨年、来日して、現在は東京に住んでいます。実は、翻訳会社のトライアルに通らなくて困っています。

これまで日本企業で3社、在外企業で3社にトライアルを申し込みました。いずれも日⇔英で、IT・通信分野の題材でした。

在外企業のトライアルはすんなりと合格しましたが、日本企業は3社とも断られました。理由の開示もありませんが1社だけ評価レポートを送ってきました。「誤訳が多い」との指摘のみで、少々困惑しています。本当に誤訳が多いなら、来日前に開発してローカライズした製品が売れるはずがないです。(結構、売れていました。)

何か、心当たりな点がありましたらご教示ください。

A 回答 (4件)

こんにちわ。

 補足拝見しました。

私はIT分野のことはわかりませんので、一般論ですが・・・。なお、貴殿のような英語母国語で日本語も問題ない訳者と実務で付き合いがあります(ただし、日→英)。

まず、貴補足に関して若干のコメントを:

2.(A): 英→日の場合は、日本人がすべき・・といった暗黙の考えのようなものが「日本企業」にはあるかも知れません。英語が母国語であれば、XX系は判断基準にはならないですが、人(日本人)によっては米英加豪でないと「母国語でない」という偏見がある人もいるかもしれませんね(日→英の場合)。

2.(B): IT分野は新しい分野ゆえ、オーストラリア・・・といった英語はあまりない世界と思います。ビジネスそれもIT分野ゆえ「uglyなAmerican English」といった類の内容に関係してくるとは思えませんので、相手が断る理由を適当に(いい加減に)つけただけのような気がしますが・・・。その翻訳会社にとっては、(1)仕事がいっぱいある会社とPRしたいのでトライアルは常時受け付けという形を世間にPR,(2)が、既存の翻訳者でまにあっており、補充は必要ない、(2)よって、トライアル応募者には誰にでも「不採用」とする・・・といったような翻訳品質には関係ない背景があったかも知れないので、気にされる必要がないのでは?

「オーストラリアのIT用語は少し違うかなの印象」: そうだとしても、これはそれを実務では少し調整していけばいいだけの話で、「翻訳の品質チェック」には関係ないですが(私ならそう判断します)・・・。

4.「私の製品は売れて・・」: このところの意味はまだ?です。全体から「私が翻訳を担当した製品はよく売れた」と推測します。ちなみに、「私の製品はよく売れた」だと、貴殿が開発ないし販売した製品(これはモノを意味するので「私が翻訳を担当した製品」という意味にはならない)という意味のようにしか取れません。

いずれにせよ、翻訳会社の判断が正しいという理由はないし、判断する人の力量や、その会社の「状況」なども関係してくるので、気にせずに、他をどんどんあたっていけばいいのではないでしょうか。

最後に、英語母国語者の英文に期待するのは、個人的意見ですが:

(1)日本文の意図するところを正しくとらえてほしい(難しければ必ず問い合わせや打ち合わせを)。日本語文はプロが書くのでなく、その業務の担当者が書くので、日本文の品質は一般的に高くないことが多い(「高くない」どころか、まずい文章や構成が多いですから)

(2)その文書にふさわしい文体で英語としての品質の高い英文(全体的なフローなども、日本語原稿を「和文英訳」せずに)にしていただきたい。英語母国語だとより期待します(もっとも、日本人が日本語でそうであるように、英語母国語でもすばらしい英文を書ける人は少ないでしょうが・・・これは「文才」の域に入るので、翻訳でそこまで期待するのはしすぎかと思いますが、そういう人は大歓迎です)。

Hope this helps.

この回答への補足

なお、私自身ですが、見かけは日本人と区別はつかないです。

黒い髪の毛、黒い眼、身長は170cmで体重120kg。

典型的な日本人と同じ体格です。

補足日時:2009/07/11 14:22
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この回答へのお礼

改めて、カキコに御礼申し上げます。

「私の製品は売れて・・」: このところの意味「私が翻訳を担当した製品はよく売れた」でBingoです。

同じ会社でローカライズを外注に出して、proofreadも外注に依頼した製品がありました。これは開発部門の中に、外国語での作業に不信感を持つものがいて、私をバイパスしてローカライズを地元の大手に、私の承認のないまま進めました。

こちらの製品は「ようHelp Fileの意味がわからんない。」と日本の巨大通信サービス会社にレッテルを貼られて、売れなくなり、私がやり直しました。やり直しの後は売れました。

お礼日時:2009/07/11 14:19

#1で回答した者ですが、#2欄への補足を拝見しました。



「Uglyな American English」というのは会社が使った表現なのでしょうか。だとしたら、私ならこちらから願い下げです。理由は何であれ、偏見というものは確実に存在し、偏見のある人の下で働いても食いつぶされるのがオチだからです。それは相手が悪いのかもしれないし、自分が悪いのかもしれませんが、いずれにしても相性が良くないとロクな結果を招きません。それなりのスキルと経験をお持ちのようなので、根気よく探せば、日本でも快く働かせてくれるクライアントに巡り合えるはずです。

逆に言えば、贔屓目に見てくれる人は、客観視できないままこちらの訳を良いと判断してしまうので、こちらの訳が上達しないという落とし穴もあるので、良し悪しなのですけれどね。

また、海外については知りませんが、とかく日本の翻訳業界は、翻訳技術よりも「一緒に働きやすい人」を求めがちです。あなたのお人柄を直接知っている人のコネを大事にしたり、営業努力を惜しまないのも、明日への仕事につながるでしょう。実際、そのほうが偏見を回避できるというメリットもあります。
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この回答へのお礼

改めて、カキコに御礼申し上げます。

「Uglyな American English」というのは当該会社の社長と日本人の人事マネージャーが使いました。

お礼日時:2009/07/11 14:12

こんにちわ。

「英語国出身」とは英語が母国語ということと解します。

それら各企業3社は翻訳会社という意味ですか? また、「在外会社」とは、どういう意味合いですか? 日本企業に対しての使い方のようですし、「現在は東京に住んでいる」となってますから、外資系の翻訳会社という意味ですか? 

ご参考になるかどうかわかりませんが、考えられることを書いてみます。

1. 貴殿はIT分野になり精通されていますか? そうで無い場合は、内容の解釈が適切で無いということが考えられるかと思います。英語母国語者(日本語もできるという)の日→英をよく見ますが、日本語の解釈が間違っている(ニュアンスといかいレベルでなく)が結構あります。もっともこれは日本文自体の問題もあります(比べて読むと、「この日本語文をこう(勝手に?)解釈したんだ」と)。

2. また、上記に関係しますが、英日の場合は、その翻訳文をその分野(ここではIT)日本人が日本語として読みますから、日本文の用語や表現が業界のものになっていないと、内容としては正しくとも、結構「だめだこんな訳」と評価されることが結構あるようです。ある翻訳業界の人が「(クライアントが日本企業の場合)日英訳はクレームほとんどないが、英日は多い」といってました。

3.その「誤訳が多い」のは日英か英日に対してのものか、あるいは両方に対してのものかわかりませんが、前者だと日本文の内容解釈の問題、後者なら日本語文での用語・表現の問題が関係しているような気がします。日本企業3社ともだめだったとのことゆえ。

あと、失礼な意見になるかとは思いますが、「本当に誤訳が多いなら、来日前に開発してローカライズした製品が売れるはずが無い」と書いてありますが、これは貴殿及び翻訳とどう関係してくるのでしょうか?日本語としての論理の流れがわかりません(上述の在外企業の意味合いも含め)。この日本文について日本語母国語者として審査すれば、日本語の文法的間違いは無いが、全体の論理がいまいちかと(日本人の書く文章にもこういう文章がよくありますが)・・・よって、このままでは「商品」として不可と私ならします。もし、日本語のほうで「誤訳(かどうかはともかくとして)」とされているなら、ご参考になればと思います。

貴殿のご参考までにと書きましたので、失礼に響いたならご容赦ください。

Hope this helps.

この回答への補足

カキコいただきましてありがとうございました。

1)各企業3社ですが、翻訳会社(計6社)です。3社が外国に本社があり、日本には事務所はありません。これら3社のトライアルは日本⇔英語で合格です。残り3社が日本企業です。

2)私は英語が母国語です。語訳の指摘を受けるパターンですが、2つあります。

A) 英→日への翻訳:日本企業3社で駄目でした。ただし、この場合、3回分の答案を長年付き合いのある日本政府の官吏で現在、在本国の日本大使館の通訳・翻訳官に見てもらったところ、「外注業者にも見てもらったが、問題はないはず。選考基準にBiasがかかっていたかも?例としては、母国語の人でも、アジア系は不合格にすると決めてかかっているとか。」との回答でした。在外3社では合格でした。

B) 日→英への翻訳:日本企業1社のみ実施で駄目でした。しつこく不採用理由を問いただした結果、出てきた回答は「オーストラリア人がよく使うTerminologyが使われていない。英語が母国語であっても、Uglyな American Englishは不可。」でした。

オーストラリアには以前、私が販売していた製品と競合する製品を開発していた企業があり、1シートを取り寄せてチェックしましたが、「UIで使っている語が少々違う」との第1印象を持ちました。

3)IT業界には精通しています。

4)「誤訳が多ければ....製品が売れるはずがない」で言いたかったことは「誤訳のために敬遠された製品が数多くある中で、私の製品は売れてマーケットシェア拡大を実現できた。」と理解してください。実際、母国のソフトウエア業界団体での調査で、海外進出の失敗事例の中の原因の一つに「ローカライゼーションの際の誤訳」があります。

実情を、お知らせさせていただきました。

補足日時:2009/07/11 04:19
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訳を見てみないことには何とも言えませんし、私自身はその分野にうといのですが、正しい訳を、英語圏出身ではないプロのチェッカーに誤訳と受け取られることは多々あります。

私もよく地団太を踏んだものです。

ただ、言い換えれば、それだけ「説得力のない訳」を作ってしまっている訳者自身にも責任があるのだと気づきました。トライアルでプロが誤訳とみなすということは、本格的に仕事をするようになったとしても、アマチュアの読者に誤訳だと思われるのが関の山です。

勉強仲間や、お知り合いのプロの訳者などに訳を見てもらって客観的な意見を聞いてみてはどうでしょう。少し教室に通ってみるのも有効かもしれません。良心的なプロに気に入られれば、より良心的な翻訳会社を紹介してもらえる可能性もあります。

参考URL:http://groups.google.com/group/honyaku
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この回答へのお礼

ご回答いただきまして、ありがとうございます。

MLには入会しました。もう少し、客観的な意見を聞いてみます。

お礼日時:2009/07/10 18:34

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