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この記事(http://news.livedoor.com/article/detail/4247724/)は'「5年程度しか生きられないだろうと見ている」とも伝えた。'と言っていましたが...
金正日が死んだら北朝鮮はどうなるんでしょうか?



http://www.youtube.com/watch?v=4VUDtkIHSNE

A 回答 (2件)

 早々に死ねば、集団指導体制になり、中国・アメリカの談合で将来が決まるでしょう。



 中国は、衛星国として温存したいし、北朝鮮が平和国家になれば、アメリカは、日本からMDなどの開発費を負担してもらえなくなりますから、適当な妥協をするでしょうね。

 金正日が割合と長生きして、子供が独裁者の地位を引き継ぎ、体制固めができてしまえば、中国・アメリカも苦労するでしょう。
 ただ、息子が金正日と違って対米テロ・犯罪に関与していなければ、アメリカ・中国から体制維持のお墨付きをもらって、核兵器放棄と見返りに経済開発援助を手にするかもしれません。

<金正日核兵器開発事情の解説>
 中国が自給自足経済の毛沢東路線を取って、アメリカ・ソ連と対立していた頃、北朝鮮はアメリカ軍の駐留する韓国と中国の間にあって、中国の友好国でしたから、中国が北朝鮮の「後ろ盾」になるのは、国益に完全に合致していました。

 ところが、1979年の中越戦争(中国とベトナムとの間の戦争)で、アメリカとの間の長い戦争を経験したばかりのベトナム軍に、中国は事実上の敗北を喫したのです。(人海戦術で、ベトナム軍の何倍もの兵員を投入し圧勝のつもりが、侵攻はしたもののベトナム軍の何倍もの損害を出して、予定していた目的地のはるか手前で軍需物資が底をつき、結局撤退せざるをえませんでした。)
 中越戦争
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E8%B6%8A% …
 この戦争で、中国の人民解放軍は「毛沢東路線=自給自足経済」では近代戦は戦えないという結論を出し、毛沢東路線から鄧小平路線へ、完全に支持を変えました。

 この後、ベルリンの壁崩壊・ソ連崩壊・東西冷戦終結となり、中国も鄧小平の改革開放経済のもとで経済を資本主義化し、急激な経済発展とを遂げ、貿易で大儲けするに至りました。(人民解放軍も軍事予算が急増し、急速に近代化しました。)
 現在、GDPでアメリカについで世界第二位。現在の経済成長を続ければ、20年後にはアメリカと匹敵する経済大国となり、アジアの経済覇権を握り、アセアンも取り込んで人口20憶の経済圏となります。
 
 この過程で、北朝鮮は「中国の唯一の友好国」から「中国のお荷物」へと変わってしまいました。

 豊かになっていった中国は、貧しいままの北朝鮮へ援助増やし続けるよりも(豊かな国と貧しい国が国境を接していれば、貧しい国が不法入国や犯罪の温床となります。お互いの貧富の差が大きいほど、この傾向は大きくなるので、援助をして貧富の差を少なくする必要が出てきます。)アメリカと日本のように、中国と歩調を合わせて国力を増して通常兵器を大量に買ってくれる国になってもらいたいのです。
 また、現在のように食糧不作の年に、食糧援助がなくなれば国民の2割、500万人が餓死するような状態では、いつ独裁政権が崩壊して政治的混乱が起き、数百万という大量の難民が中国に流れ込むか分かりません。これを確実に回避するには、北朝鮮を豊かにするしかありません。

 ところが、過去の歴史を見れば、「国民が豊かになると、民主化要求が強くなり、独裁者は政権を追われる」という法則があります。
 つまり中国の希望は、「北朝鮮を集団指導体制で豊かにしてもらいたい。」(=中国の現在の政治体制と同じにしてほしい)ですから、世襲は認めないが、金正日が生きている間の独裁は認める。」ということなのです。

 更に、中国の経済発展・対外貿易拡大は、アメリカと中国の関係緊密化をもたらしました。
 今や、アメリカの貿易相手国第一位は中国で、中国の貿易相手国第一位もアメリカとなりました。
 中国は2007年にはアメリカとの貿易で、15兆円以上を儲けており、そのお金で軍備拡張をしていると言ってもいいくらいです。更に中国はアメリカの国債を70兆円以上も持っており、買い増ししています。
 ですから、北朝鮮とアメリカが戦争する事態になれば、中国は北朝鮮を見捨てます。アメリカと戦争すれば、中国は借金を踏み倒され毎年の大儲けも吹っ飛んで、経済が崩壊しますから。

 ただし、アメリカと北朝鮮の戦争で北朝鮮から数百万の難民が流れ込むのは、経済崩壊よりましではあるものの大迷惑です。
 そこで、北朝鮮にアメリカを刺激することはやめろと言っているのですが、金正日がなかなかうんといわないのです。(アメリカが核ミサイルを撃ち落とす技術を開発して実戦配備すれば、中国も膨大なお金をかけて同じようなシステムを作らなければならない。余分な軍事支出よりも経済開発にお金をかけて、より早くアジアの経済覇権を確立したい=日本をアジア経済の盟主から引きずりおろすのが先。軍事よりも経済戦争で完勝してしまうほうが簡単だし、現実にはっきり可能性が見えています。正当な手段でどの国も反対しないどころか、利益の分け前にあずかろうと多くの国がすり寄っています。)

 金正日は、父親の金日成から政権を引き継ぐために、北朝鮮の謀略部隊の指揮官として実績作りをし、政権強化・財政確保のため国際的な違法行為に手を染めました。
 具体的には、大韓航空機爆破テロ(=アメリカ人も死亡)・アメリカドル偽造・覚せい剤密造などです。
 アメリカ政府は、金正日を拘束しさえすれば、いつでもアメリカ国内法で裁いて、刑事罰を執行することができるのです。
 アメリカ政府は、過去に外国の独裁者に対して、軍事作戦を何度となく計画したことがあり、(キューバのカストロ将軍、リビアのカダフィ大佐など…)実際に成功例もあります。

パナマ侵攻=ノリエガ将軍逮捕→フロリダ刑務所に収監
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%8A% …

 金正日の目から見れば、「アメリカが北朝鮮に電撃侵攻し、自分を拉致」した後に、北朝鮮に親中国の集団指導体制政権が成立するというシナリオがありうるのです。

 中国を信じなくなった金正日は、国民の餓死を無視し、空軍・海軍の在来兵器の更新を中止して防衛力を崩壊させてまでも、核兵器開発・在日米軍を攻撃できるノドンの実戦配備・長距離ミサイルの開発に力を集中しています。
 
 中国が完全に後ろ盾になってくれるなら、中国の核兵器が後ろ盾になります。核兵器開発の必要性はありません。
 金正日が中国を信じていないというより、いざとなれば見捨てられると確信しているから、国民を餓死させても核兵器開発に資金投下するのです。

 中国の核の傘は北朝鮮を守っているが、金正日を守らないかもしれないという強い疑念を彼は持っているのです。
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もう後継者が決まっているので子供が後を継いで今の体制が続くでしょう。


中国の支援を受けて細々と軍事開発を続けるでしょが、親玉の中国がアメリカより強くなったら中国の代理に北朝鮮から世界を攻撃しはじめるかもしれませんね。
本当の脅威は北朝鮮よりその後ろにいる中国ですよ。
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