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ビッグバンで宇宙が始まったと言われていますが、「無から有は生じない」と言う言葉があるとおり、何かのきっかけが無ければ宇宙は出現しなかったと思うのですが、きっかけは何ですか。物理学が立ち入ることが出来る事なのですか。

A 回答 (6件)

うろ覚えですが。

。。

ビッグバン以前は、無といっても、何もない状態ではなくて、
+ と - がつりあって 0 になった状態らしいです。
トンネル効果によって + と - のつりあいが崩れて、ビッグバンが
起きたという説があります。
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http://www.athome-academy.jp/archive/space_earth …
で ビッグバン宇宙国際研究センター長・佐藤勝彦氏がインタビューに答えていらっしゃいます。

>──しかし、まだ謎が残ります。インフレーションが起きるもとの宇宙というのは、何なのですか。

>佐藤 理解しづらいと思いますが、実は最初の宇宙は無から生れたと考えられています。

>──無は、物質も何もない状態??どうしてそこから何かが生れてくるのでしょう。

>佐藤 おっしゃる通りで、常識的には無というと何もない状態ですが、物理学的には「ゆらぎ」のある状態のことをいいます。詳しくいうと、物理的に可能な限りエネルギーを抜いた状態のことをいいます。実はエネルギーを抜くだけ抜ききっても、振動、いわゆる「ゆらぎ」が残るのです。この「ゆらぎ」は、素粒子の生成と消滅が繰り返されることにより起きていて、物理的には消すことができません。いい換えれば、無と有の間をゆらいでいる状態ということです。その状態から「トンネル効果(※1)」で、突然パッと宇宙が生れたと考えられています。
(以下略)

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お判りになりました?(私は「理解しづらい」という部分だけ十分理解できました。)

で、更に詳しくお知りになりたければ、同じく佐藤勝彦氏の
「宇宙の創生と未来」
http://www.icepp.s.u-tokyo.ac.jp/docs/kouen_sato …
をどうぞ。

p5 にビッグバンが始まったきっかけが記されています。
>ビッグバン宇宙は、物理学が破綻する時空の「特異点」から始まらなければならない。
>ー 物理法則では決まらない神の一撃。
が答えだそうです。

ちなみに p29 に、現在の真空のエネルギー密度とプランクエネルギー密度の比=10^-124 とあり、これが理論物理学の最大のミスマッチ?とあるので、ゼロにして頂ければとても判り易いです。
え? すると今の宇宙は誕生できなかった?・・・う~む。それはもっと、とっても、困りますね。。。
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一般的な人々は、トンデモ本などにより非常に誤解しているのですが、


ビッグバンが宇宙の始まりを意味するわけではありません。

現在の宇宙論では、宇宙の始まりは、ビッグバン以前にインフレーション(急激な指数関数的膨張)が起こる事を支持しています。
そのインフレーションの原因は、ヒッグス場などの真空の量子ゆらぎとする説があります。
しかし、この様な超高エネルギーの理論は、ほぼ検証不可能であり、
推測の域を超えて確立されるものではありません。

理論が出来たとしても、誰もそれが正しいと検証出来ないという訳です。

よって、その理論から現在の宇宙が導く事が出来れば、その理論は正しかろうとして扱われるという事になります。

そして、この宇宙論という学問の特性上、
宗教関係者やその信者である研究者らとの対立が必ず生じ、多分これからも切っても切り離せないでしょう。
詳しくは、フライング スパゲティ モンスター で調べてみてください。
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ビッグバンで宇宙が始まったと言われていますが>>>



全くそのとおりです。我々の宇宙に関してはビッグバン以前にインフレーションが起こったのではなく、ビッグバン直後の一秒以内のプランク・タイム(1秒の何億分の一)の期間に光速より早く急膨張をしています。(インフレーション宇宙 アラン・グース著参照)

何かのきっかけが無ければ宇宙は出現しなかったと思うのですが、きっかけは何ですか。>>>

きっかけはありません。ただ我々の宇宙の外側で無数の宇宙が無限の空間の中でビッグバンをくりかえし、また消滅する宇宙もあります。まるで無限無数のシャボン玉のようです。

従ってこの宇宙も他の複数宇宙のように、偶然ビッグバンを引き起こしたしだいです。

私が書いているのは、通称マルチヴァースやパラレル・ユニバースと呼ばれる理論で、
もう既に10年以上も前から欧米の一流の物理学者により提唱されています。

日本にはこれらの本が翻訳されて出版されなければならないので、このような先進の
ニュースが浸透するまで、相当の時間がかかります。私は全て英語版原書でよんでいます。

下記にトンデモ本でない、欧米の超一流の学者が唱えているマルチヴァースやパラレル・ユニバースに関する資料を紹介します。

この理論はあの超ひも論(M理論)とともに多数の物理学者が研究中です。

* 一番最新のニュースは2007年にBBCの一時間にわたるドキュメンタリーで、アメリカのプリンストン大学出身の量子力学者であるヒユー・エヴァレットが1950年代に主張した、パラレル・ユニヴァースに関するものです。

彼の理論は後述のプリンストン大学の教授であるジョン・ウイラーとハーヴァード大学出のブライス・ドゥウイットにより1970年ころに引き継
がれています。そしてこの番組はアメリカのPBS局の“NOVA”と言う番組の科学シリーズで2008年10月にテレビ放送され私も見ています。
従って、NHKもいずれ放送すると思います。

*その直前に、ハーバード大学の理論物理学者であるブライアン・グリーンの著作「ザ エレガント・ユニヴァース」1999年出版に基づいて、数時間のTVドキュメンタリーがPBSで紹介され、NHKでも放送されました。
この番組でもマルティヴァース(複数宇宙)を詳しく紹介しています。
これは、アインシュタインに続くと言われている天才はだのアンドレ・リンデ(ロシア生まれ)スタンフォード大学教授の理論を説明していて私も見ました。

* 次は「ハイパースペース」1994年出版 ミチオ・カク著書、ハーバード大学卒 ニューヨーク市立大学教授 
彼もその著書でパラレル・ユニヴァースに関して、ノーベル賞受賞者であるテキサス大学教授 スティブ・ワインバーグの言葉を引用して説明してます。

* また「ビフォアー・ザ ビギニング」(Our Universe and Others)
1997年出版。マーティン・リーズ 著書 ケンブリッヂ大学教授(スティーブ・ホーキング博士の序文つき)マルティヴァースに関する本。
  
* 「ライフ オブ ザ コズモス」1997年出版 リー・スモリン著書
ペンシルヴァニア大学教授
複数宇宙をパラレルー・ブランチとして説明 前述ヒユ・エヴァレットの後継者としてブライス・ドゥウイト、ジョン・ウイラーの理論の紹介。

* 「ザ ホウル・シバング」1997年出版 ティモシ・フェリス著書
キャリフォルニア大学 バークレー名誉教授 マルティプル・ユニヴァースに関する本。前述のアンドレ・リンデの理論を引用。

* 「ビフォアー ザ ビッグ。バング」1997年出版
    アーネスト・スターングラス 著書 ピッツバーグ大学名誉教授
    アザー・ユニヴァースとして説明。
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ビッグバンと言う言葉は、宇宙創生の瞬間を指して使われる言葉ではありません。


あくまでも、一般向けに簡単に説明するために
ビッグバンで宇宙は誕生したとしている本もあります。


国立天文台の宇宙図に詳しく、分かりやすく説明されているので、
分かりにくければ、そちらを参照してください。

一般向けの信頼できる書物としては、
宇宙創成はじめの三分間 (スティーブン・ワインバーグ)
が有名です。

参考URL:http://www.nao.ac.jp/study/uchuzu/univ01.html
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「宇宙が始まる」ということを、「無から有になった」と考えている訳ですね?


しかし、「有る」という事の実態を知ると、それは無とオーバーラップするものである事が分かります。
全ての存在は、量子的な不確定性に基づいており、無限につめこむと存在確率の山が平らになって、無と等しくなります。
この「絶対無=不確定性無限」において、その無限のゼリーの中に、仮想的な認識体の断面を切ると、その認識体にとって、相補的不確定性を伴う存在による宇宙が見えます。

しかしその「存在」は、認識される階層的現象の表面的に生じるもので、根源的に絶対化しようとすると、元の無限不確定性に発散します。
実は、相対性理論にしても、量子論にしても、認識体との相対によってしか存在は無い、という帰結を潜在的に持っています。
客観的時空や絶対的存在というのはない、というものです。
認識性を除外した存在は、無=無限不確定性になります。
その無限の闇に、認識体の仮定断面の運動を想定すれば、相対的に無の風は光になり、認識体はその光(量子相互作用パターン)の向うに、自己の補完(相補的不確定性)としての宇宙を認識するのです。

我々は「過去は既に終わっている」「未来はまだ来ていない」ので、「存在するのは現在」と考えますが、真の『現在』とは、認識体の感受表面での量子相互作用(光速)のみであり、その経験(過去=超光速)による予測(未来=光速下)として時空的広がりは発生しているのです。
無の不確定性無限の潜在としての、「自我仮説性」の相補としての「時空仮説性」。
「相補」というのは、絶対時空を否定し、認識体との相対においてしか時空は計量できないとする相対性理論や、同じく認識体が現象表面的に物事を捉え、本質的に決定しないことにより有限的存在性は生じるとする不確定性原理といったものを伴う時空、ということです。

即ち「自我仮説」が、宇宙膨張=光速の低下=物体収縮=不確定性(h)の収束における、hの減少の時系列化である時、それが架空の時間軸となって、空間的確定性としての無限不確定的空間性が、超光速(過去=経験=時間)と光速下(未来=予測=空間)に相補分化する受け皿となり、同一軸の延長が仮説的に直交基底をなす事によって、相補的不確定性を生じ、経験による予測=現象表面的定性化における、有限的存在(=非光速)を幻出しているのです。
即ち、「何か有るんじゃないの?」という疑問(自我仮説)の相補として生じた時空仮説に対して、「本当はないんだけどね」という無の射影として、存在は生じていると言えます。
無いとは分からない事が有なのです。
だから「その外」や「その前」は、何もなくて当然です(元々無いのだから)。
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