理科の実験で、赤い水を吸わせて水の通り道などを学んだ経験がありますが、
それを思い出して単純に思ったのですが、
化学肥料(尿素など)は石油由来?の物かと思います。
その肥料を「追肥や葉面散布」で与えた植物(野菜)は、
直ぐに根や葉から吸収すると思います。
その野菜を直ぐに食べた場合、
化学肥料を水に溶かして直接飲んだ事と
同じような気がしてならないのです。
果たして、そういう野菜を直ぐに食べても大丈夫なのでしょうか?
他にも類似している事なのですが、
ドブ川などから汲み上げて野菜に水やりした場合です。
ドブ川の水で育った野菜は
ドブの水を飲んでいるような気がしてならない。。。
近くのドブ(市街地を通ってきた用水路)は、
中小規模の工場の排水や、舗装道路からの雨水流入で汚い。
(自動車は排ガスのみならず、タイヤのゴム、洗車などの洗剤など色んな薬品を使ってるので、それらが雨水に溶けて川に流れ込んでいる?)
米の場合は、こんな水を田んぼに何十年も使っているので、どんどん土壌に蓄積…。
ちょっと話がそれましたのでまとめますと
化学肥料を吸い上げたばかりの野菜(葉面散布含む)や
化学薬品まみれ?のドブ川の水で育った野菜を食べた場合、
それらの水を飲んでいる事と同じようなことではないのでしょうか??
これらの事が学習できる本やwebサイトをご存知でしたら
合わせて教えて頂けると助かります。宜しくお願いいたします。
A 回答 (8件)
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No.1
- 回答日時:
それ以前に、日本人には「自然から得られるもの=無害」「化学的に作られたもの=有害」という根拠の無いイメージを持っている方は少なくないようですが、そもそもそれが大きな勘違いなのではないでしょうか。
自然界に存在するものにも有害なものはたくさんあります。
化学的に作られたものでも、勿論肥料のように食品が直接吸収するようなものなら、「人間に無害」という基準を満たしたものであるはずです。そういう意味では、何も安全性についての研究が成されていない下手な自然素材なんかよりも安全とも言えますね。そもそも同じ「化学」というだけで工場排水等と同等に扱うのは相当な的外れですよ。
で、ドブ川の水やアスファルトを流れた雨水で育った野菜を食べるとドブ水やアスファルト水を飲んでいるのと同じ・・というのはある意味yesです。
植物は根から吸収したものを一瞬で消化ないしは分解する訳ではありません。そういう意味では、胃や腸に一時的に蓄える人間と同じですね。例えば、切花にインクを吸わせると数時間でインクの色に変色しますが、その事からもそれは伺えるでしょう。
この回答への補足
私のつたない文からは誤解が生じたかもしれませんので、始めに訂正及び補足をさせてください。
私は「自然物=安全」で「化学物=危険」とは思っておりません。
そして工場排水のと化学肥料を同等レベルのも思っておりません。
ただ単に植物が肥料(尿素)を吸収する際は、そのままの形で吸収され、
吸収直後の野菜を食べた場合は尿素肥料を水に溶かして飲んでいる事と同じことなのかな?と思って…。そして、
尿素に関しては原料がナフサであり、
ナフサと言えば石油由来のものなので、それが体内に直に入ってくるのはちょっと抵抗があるので質問しました。
(クドイですが化学肥料全般を悪者扱いしているわけではありません。)
肥料の製造は、食品や農薬と同程度に厳密に管理製造されていないようなイメージを持っていて、それが石油由来となると尚更。。。
単純に再質問させていただきますが、
gldfish様がおっしゃられた、化学肥料は「人間に無害」と言う基準を尿素肥料も満たし、
それが直に体内に入っても全然気にする必要が無く、
心配するのは的外れと言うことで宜しいでしょうか?
まあどんな物でも厳密に言えば人間に無害と言う物は無く、
全ては摂取量で決まるとは思っていますが、
石油由来の物が食品に混ざって体内に入るとすれば、
気持ちが悪いし少し不安で…。
この感覚は理解して頂けますでしょうか?
アスファルトからの流水や工場排水など含んだ水で育った野菜はやはり飲んでる事と同じですか…。
雑菌や不純物はある程度ろ過?されているとは思いますが、金属や化学薬品成分の「ろ過」なんて無理ですよね…。
こんな水で育った米や野菜は買わないほうが良さそうですね。
No.2
- 回答日時:
じゃあ江戸時代の農業はどうかっていうと, 「トイレからくみとったものを肥料としてまいていた」事実があるんだよね~.
この回答への補足
ということはそんな野菜は糞尿を水に溶かして飲んでいる事と同じような事ですか!!
まあ雑菌などは吸収される事はないと思いますが、
理科の植物実験(赤く着色した水の吸い上げ実験)を思い出すと、
尿もそのまま吸い上げてんじゃないの?って思ってしまいます。
実際どうなんでしょうか?
尿の中に浸けた場合や
葉にかかった場合(葉面散布(葉っぱからの吸収))などの場合も、
尿のまま吸収されてるのでしょうか?
そのまま吸収されてるとは思ってませんが、
少しも混ざる事はありえないのでしょうか?
No.4
- 回答日時:
まず、天然由来、石油由来について
>尿素に関しては原料がナフサであり、
ナフサと言えば石油由来のものなので、それが体内に直に入ってくるのはちょっと抵抗があるので質問しました。
では、天然由来の尿素であれば、質問者様は安心なのでしょうか?
この言い回しからでは、石油由来だから抵抗がある(天然ならは平気)と
読み取れます。
No1様がおっしゃった
「自然から得られるもの=無害」「化学的に作られたもの=有害」
という指摘は、このことだと思います。
石油由来だろうが、天然由来だろうが
「尿素」は「尿素」です。同じものです。
次に、化学肥料について
>肥料の製造は、食品や農薬と同程度に厳密に管理製造されていないようなイメージを持っていて、それが石油由来となると尚更。。。
肥料とは、植物の生育に必要なものを混ぜたものです。
具体的に、その中で何が有害であると質問者様は思われているのでしょうか?
厳密に管理された農薬、と
普通に作った化学肥料(実際、どのように管理されているか私は知りません、すみません)
どちらが人の体に有害でしょうか?
私はどう考えたって、農薬の方が体に有害であると思います。
また、作物は残留物質を検査するということもあります。
化学肥料を吸い上げたばかりの野菜や
化学薬品まみれ?のドブ川の水で育った野菜があるとして、
もしかして有害な物質があるとしたら、
検査に引っかかるのではないでしょうか?
先にも言いましたが、化学肥料の何に恐れを抱いていらっしゃるのかわかりませんでした。
この回答への補足
天然由来なら安心?と言う件ですが
天然由来の尿素はどういう物かは詳しくは知りませんが、
『それがその状態のまま植物に取り込まれているのであれば、不安です。』
基本的には化学肥料が安全なのかは二の次で、
植物の吸収の仕組みを知りたいのですが、
ここでは、
『尿素肥料そのものの形で吸収していると仮定して話を進めて参りたいと思います。』
尿素がどの程度安全なのかまだ調べておりませんが、
例えどんなに大量に摂取して無害だとしても
「尿素を含んだ尿素肥料です。」
純度100%ではなく、家にある尿素肥料を見ても尿素46%と書いてあります。
何かの添加物が使用されているのでしょうか…。
石油由来ですので石油の残留や製造過程の触媒等様々な不安要因を
勝手に想像してしまい、尚更不安に。
食品基準に準じて製造された物でもないとも想像し、
それが植物が、そのまま吸収しているのだとしたら、ちょっと…
それに更に石油由来はなんとなく怖いというイメージがあるので、
尿素を強調してしまいました。
上のような疑問を持っていなくとも、
いくら「尿素」が安全としても、
尿素が入っているだけの「尿素肥料」をそのまま少量水に溶かし、
それを飲める人は少ないのではないでしょうか?なので
未だに「こんな安全な肥料を不安視するのは変だ!」
と言うような見解にはまだ疑問を感じます。
そういう吸収直後の野菜は気味悪いので、質問の題名を
「化学肥料を吸い上げた直後の野菜は安全?」としましたが
不安は化学肥料だけではありません。
(尚、工場排水ドブ水、道路からなどの流水も不安だったので羅列しましたが、
決して化学肥料と、それらを一緒の危険物とは思っていません。)
他にも多くの植物は大なり小なり毒があるので、
それを畑に捨てた場合そこで育った野菜はどうなの?
と言う疑問を抱いた事もあります。(この疑問は解決)
なのにここでは「あなたは天然なら安心だと思い込んでいる」かのような話に飛んでしまった気がして気が滅入ってます。
愚かかもしれませんが、どんな物でも危険性があれば、
なるべく排除していますが、この場を借りて本質を探っているのです。
皮肉っぽいですが
それにしてももし砂糖や塩、味の素が石油由来だったとしても、
石油由来に詳しい方達は平気で口にするのでしょうか…。
またこんな話題に戻しちゃいましたが…。
あと農薬に関してですが
肥料とどちらが危険かと問われれば
当然ながら農薬の方が断然危険です。
『農薬の方が安全』と申したつもりはありませんが…。
ただ農薬は様々な実験に基づいた使用基準値もありますし、
含有添加物が公開されている場合が多く、
体内に入る事も想定していて、ある程度安心できると思ったので
厳密な管理と表現しました。
農薬は安全だとは思っていませんのでその辺はご理解ください。
その反面、肥料はもともと安全な物の為のせいか、
農薬と違い収穫前の使用は駄目とは書いてないし、
なんとなくですが農薬のような細かい基準がないような気がしたので
厳密に管理云々と表現してしまいました。
長文で分かりづらくなってしまいましたが、
化学肥料の何の成分が怖いと言うより、
食品基準に準じてるわけもない肥料が
そのまま野菜に溶け込んでいても大丈夫?という感覚です。
植物の吸収の仕組みについても詳しくご存知でしたら教えて下さると助かります。
No.5
- 回答日時:
肥料と農薬を混同していません?
尿素は炭素水素窒素酸素の化合物です
植物にとって有機物は栄養になりません
無機物だけを必要とするのです
肥料の製造過程で石油が使われたとしても石油が植物に取り込まれるわけではありません
化学肥料は植物に必要な成分だけで構成された肥料です
だから土壌の通気性保水排水性などの物理的な条件は考慮されていません
この点を改善するのが地中生物の増殖を助ける有機肥料です
化学肥料が有害だということはありません
化学肥料を連用すると土壌の物理的性質が植物に適さなくなるということです
あなたの理屈だと雨水は工場排水や下水と同じだということになります
化学肥料で検索すればいろいろあります
この回答への補足
農薬と肥料とは混同していません。
肥料を少し不安がっている理由は、植物がその肥料を吸収した直後は、肥料を溶かして飲んだ事と同じような事?と言うのが最初の疑問で、
もしそうなのであれば、
『肥料は食品基準に適して作られた物ではないのでは?』と思いますし、
石油由来の肥料であれば、それが口に入るのはなんか不安ですし、
幾ら尿素自体が安全であっても、
石油の残留や混入、触媒、添加物は問題ないの??という安直なイメージがあり、更に不安と言うのがあります。
肥料の成分(NPK)が安全でも他にも食品基準に適さない添加剤が使われているのでは??という不安もあるのです。
化学肥料の成分が幾ら安全でも、
肥料が少量溶け込んでいる水を飲めと言われても飲めませんよね?
(味は関係なく)
題名には化学肥料は安全なのか?のように書いてしまいましたが、
化学肥料の成分自体の安全性は理解しているつもりです。
ただ溶かした状態と同じならやだなぁと言う感覚なのです。
回答くださった中に
石油が使われたとしても植物は取り込まないとあります。
化学肥料の安全性よりも、このような見解を本来聞きたかったのです。
ありがとう御座います
それで、何故、尿素を取り込んでも、石油は取り込まないのでしょうか?
その違いは何でしょうか…。非常に詳しく知りたい部分です。
あと
>あなたの理屈だと雨水は工場排水や下水と同じだということになります
という部分が上手く解釈出来ませんでしたので詳しく教えてください。
(汚水などは蒸発すればキレイになるが、私の理屈だと蒸発しても汚水のままと言う意味でしょうか?)
No.6
- 回答日時:
化学薬品や化学肥料について気にされているようですが、気持ちの問題としか言いようがありません。
石油(原油)も立派な天然資源ですし、一般的な化学肥料の成分も作る工程に科学的手法を使うとしても、天然由来物ものが多いかと思います。
鉱石を掘ってきて砕いて、混ぜてるだけなどという物もあったはずです。
あと気になったので指摘しますが、切り花にインクを混ぜた水を与えると花の色にインクの色が出るというのは確かですが、あくまでも、切り口からインクの混ざった水が吸い上げられたからです。人間で言えば血管に直接インクの混ざった水を注射するのと同じ行為です。
普通の植物にインクを混ぜた水をやっても、花の色は変わりませんし普通は吸収されません。(よほど特殊なインクなら別ですが)
植物にも、必要な物を濾過して体に取り込む仕組をちゃんと持っています。
そして、元がどんな肥料であろうと必要な要素を吸収していきます。
必要としていなくても勝手に取り込まれる、もしくは浸透してしまう物はもちろあるでしょうがあくまで例外です。
確かに、人間が肥料をそのまま食べたり飲んだりしても、意味が無いどころか危険ですが、植物は必要な栄養素を吸収し組み替えて自分の体を作っています。それほど気にする物でもないと思います。
ドブ川の水については、確かにその水(H2O)は吸収されますから、飲んでいることになるかもしれませんねとしか言いようがないです。
植物生理学などの本に目を通していただいたらいかがでしょうか、図書館の生物学のコーナーなどに行けばあると思います。
生物という物は、奥深いですよ思った以上にと最後に付け足して終ります。
この回答への補足
インクの実験は切花でしたか!
てっきり根っこが付いてると思ってました。
あれを連想して肥料を恐れては駄目ですね。
でも、やはりドブ川の水などの薬品類(化合物?)は吸い上げてしまうのでしょうね…。
葉面散布の場合も根からの吸収の仕組みと
同じと考えても良いのでしょうか?
No.7
- 回答日時:
まず、質問者様は作物の化学物質残留検査についてはどう思われているのでしょうか?
次に、肥料の管理について
まず肥料の与えすぎはこうなるよということは知られているという例を挙げます。
http://oishimbo.jp/modules/weblog/details.php?bl …
そして、肥料の与え方は、たとえばこのように管理されているというものをあげておきます。
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/nogyosinko/s …
以上のことに目を通されて、何が不安なのかを教えていただければわかりやすいです。
No.8
- 回答日時:
#6です。
○少々、書き方に問題があったようで追加ですが、
ドロ水の件は、ドロ水の中の水(H2O)と必要な成分(養分等)などを選択的(濾過して)取り込んでいるとご理解いただければと思います。
おっしゃるように、一部の化学物質はその植物の機能をかいくぐって吸収されるかもしれません。植物浸透性の農薬なんかはその典型です。主に分子量(分子の大きさ)とその性質(吸収されやすい)に左右されます。
浸透性の農薬は、そういうようにわざわざ「作って」います。数が少ないのは、作るのがめんどくさいのと、使用方法(残留性の問題等)を示すのがめんどくさい(こう使ったら安全ですと示さないといけない)からです。その実験などだけで億単位で費用がかかりますから・・・
○追加の件について
植物の根、葉、茎は、元が同じ細胞が分化(その場所に合うように機能を特化した)物ですから、葉からの吸収も根からの吸収も機構としては、多少違いは出ても、同じと考えても良いでしょうが、本来は専門とする機能(仕事)が違いますから効率に差が出ると思います。葉は呼吸と光合成などが専門、根は水分・養分の吸収、植物体の固定などが専門ですから。
肥料をあげるなら根から吸収させた方が効率は良いでしょうし、農薬をまくなら直接害虫にかかるように散布した方が良いという感じでしょう。
まとめるがの下手で、長文で申し訳ないです。
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