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ずばり効きますか?
私は今日生まれて初めてはりをしましたが、特別良くなった気はしません。
だんだん良くなっていくから、しばらく続けた方がいいと言われました。
友人に話すと、はりは癖になるから、はりで治すとまたはりに頼ってしまって、一生の解決にはならないと聞いたと言います。
もうひとつ、近所にテーピングをしてくれる整骨院がありますが、テーピングとはりの治療方針そのものを理解していないので悩んでいます。
私は30代後半です。
正直な所、しょっちゅうはりに通うのは嫌だな~というのが感想です。
はりやテーピングなどの効果について体験者の方教えて下さい。

A 回答 (6件)

こんにちは。

またまた鍼灸師です。

>刺して時間を置く場合とそうでない場合があるのですか?
鍼をしばらく留めておく手技を『置鍼術』といいます。
これは栄気(血)の調節を行う時に用いる手技です。
1mm程度の刺入で10~30分ほど栄気が充実するまで鍼を留めておきます。
時間が長すぎると逆に栄気が無くなってしまうので、脈や皮膚の色艶を診ながら慎重に行います。

また、刺入した鍼をすぐに抜いてしまう手技もあります。
これは『単刺術』といって栄気や衛気(いわゆる普通の気)を調節するための手技です。

忙しくて手が回らない時は単刺術だけでさっさと終わらせる場合もありますが、置鍼術を併用した方が効果が高いように思います(症状などにもよりますが)。

東洋医学は気血の調節が治療の目的ですから、ツボの選決だけでなく刺鍼手技も非常に重要なのです。

>今日は少しはりを刺した時にビクッとした痛みを感じた部分がありました。心配です。
鍼をしている時、患者さんには時々身体の奥の方で重だるいような感覚、または足先や手の指先に重だるさが走るような感覚があります。
これを鍼の「響き」とか「鍼響」「得気」などと呼びます。
中国ではこの感覚を治療上とても重視していますが、日本で発達した鍼灸術では治療効果との関係は無いとされています。

余談ですが、鍼の不思議な感覚を体験しているのは患者さんだけではありません。
術者は、鍼を通して指先に重たく感じる「鍼妙」という感覚を感じています。
鍼の下に気が集まっている証拠で、「気至る」とも呼びます。

響いたときの感覚は人それぞれですが、たいていの人は心地良く感じているそうです。
scsrmdさんのように響きの感覚が嫌いな方には響かせずに治療しても先述の通り治療効果とは無関係ですので、何も心配はいりません。
ビクッとなるのは比較的太い神経のそばに針先が近付いたために起こる現象です。
相当深く針をされているのでしょうか?
日本式の治療であれば、1~2mm程度の刺鍼で十分なのですが、少々刺激の強い先生のようですね・・・。
中国鍼でも使っているのでしょうか(中国鍼は太くて長いです。痛みも感じやすいようです。一方、日本のはりは細くて痛みを感じにくい鍼です)?
次回の受診時、先生に「響きが苦手」だとお伝えすれば大丈夫だと思いますよ。

さてさて、#4&5のgonntahakoroさんの疑問やイメージ、それは仕方がないですよ。
鍼灸を知らない方は誰だって「はりは痛い」「お灸は熱い」というイメージを持っていると思います。

ただ、鍼自体は本当に細いものです(日本式の鍼で直径は0.16mm程度。髪の毛と同じくらいの細さです)から、鍼の傷はすぐに回復します。
たとえ毎日同じ場所に鍼を打ち続けたとしても、筋肉や神経に問題が生じるケースはないと思いますよ(ツボって体調によっても動くんです。ですから、同じ人でも日によってツボの位置がずれている事はめずらしくないので、全く同じ場所に繰り返し刺しているという現象は起こりにくいと思いますよ)。

蚊に刺される程度の刺激ですから、実際にはほとんど痛みを感じないんですよ(下手な人にされると痛いですが・笑)。

長くなりすぎたので、このへんで・・・。
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この回答へのお礼

何度も丁寧にお答え頂き感謝致します。
色々知らないことだらけで、まだ不安もあるのですが、少し良くなってきました。
治療はまだしばらく続けますので、もうしばらく締め切らないでいてもいいでしょうか?
また気になる時は相談にのって頂けると嬉しいです。

お礼日時:2003/04/17 18:09

No.4です


>ヤラレルといった症例もあるのですか?

スミマセン語弊が有ったみたいで
あまり詳しくないので知ったかブリをしたくなかったものですから

私のイメージでは
神経細胞や筋組織に直接針を刺す為、やり過ぎるといつかは細胞や組織がボロボロになってしまう・・・
(↑を「ヤラレル」と表現したつもりです。わかるわけないですね m(_ _)m )

あくまで私の勝手なイメージです
スミマセン
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この回答へのお礼

いいえ、気にしないで下さいね。
私も治療を始めて数日経ちましたが、日々良くなっていってるのは、はりが効いているのかは正直いってよく分かりません。
ほうっておいても治ってきてましたから。
ですが、乗りかけた船というか、しばらくかかってみようと思います。
合う合わないはあると思いますが、今はまだその見極めもできない状態です。

お礼日時:2003/04/17 18:12

専門の方がいらっしゃるみたいなので患者側から言わせもらいます


決して嫌味ではありません

私は針は怖いと認知していました
筋肉や神経がヤられる気がするし、そういう話を聞いた事があるからです

専門家の方がコレをみたのでしたらご意見が戴きたいです
罵倒は勘弁してください・・・素人なので
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この回答へのお礼

有難うございます。
私も昨日はとても怖かったです。
でも思っていた痛みはなかったので、今日も行ってきたのですが、8本くらいの内の1本がビクっとした痛みがあったのでまた怖くなってしまいました。
筋肉には直接影響を与えてるようですが、神経にも関係するのでしょうか?
ヤラレルといった症例もあるのですか?
やはり色々と不安ですが、このままでもいけないというのも本音です。

お礼日時:2003/04/15 20:38

#1です。



>なんだか慣れないせいか(当然ですよね)少し疲れてしまいました。
>はりを抜いた後も重くて???といった感想だったものですから。
治療後に身体がだるくなったり疲れたりする事があります。
また、症状が一時的に悪化する事があります。  
これらは瞑眩(めんげん)と呼ばれる反応で、治療効果が現れる前兆です。
特に初めて鍼灸治療を受診された方は以上の反応が出やすい傾向にあります(刺激の量が少し多かったのでしょうね)。
病態が悪化するわけではないので安心して下さい。
瞑眩反応が出たとしても、翌日にはスッキリすると思います。
治療をした日はなるべくゆっくり過ごして身体を休めて下さい。
そうする事で、より良い治療効果が期待できます。

>はりを続けると誰でも快方に向かいますか?
>合わない人はいないのでしょうか?
>もし合わない場合の目安があれば教えて下さい。
『鍼灸が合わない』という方は基本的にいないと思っています。
しかし、『その治療法が合わない』という方はいます。

鍼灸治療のアプローチには多くの種類があります。
それらいくつかの選択肢の中からどの治療法を用いて完治へ導くかを決定し、実際に治療を進めるのですが、少し痛い・熱いくらいの治療を好む方や少しでも痛みを感じる治療はいやだという方、鍼よりもお灸のほうが好きだという方など、患者さんの『治療の好み』というものも考慮して進めなければ、術者がどんなによく効く治療だと思っていても患者さんはそう理解してくれません。

ですから、治療に関して何か希望があれば何でも術者にお伝えください(これは術者が感じ取る事が理想ですが)。
せっかく高い治療費を支払って受診する訳ですから、患者さんはもっとわがままになるべきだというのが僕の考えです。

>首から肩にかけて寝違えのきつい感じなのですが、やはり何回かははりを続けてみるのを薦められますか?
>毎日した方がいいのでしょうか?
急性の症状であれば、3~4日は続けて受診する事をお勧めします。
すでに慢性化しているようであれば、症状が軽くなるまでは1週間に2~3回程度、その後は少しずつ治療間隔を空け、最終的には2週間~1ヵ月に1回程度で調子を維持できるようにしてはいかがでしょうか。

ちなみに僕の経験上、鍼は浅ければ浅いほどよく効くと思います。
1~2mm程のごくわずかな刺鍼で十分効果が得られますし、このくらい軽い鍼刺激はとても心地良いものです。
むやみに深く鍼を刺す治療はあまりお勧めできません。
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この回答へのお礼

丁寧な回答有難うございます。
今日も引き続きはり治療を受けてきました。マッサージもしてくださるので、それも含めてなのか、少し良くなりました。
また明日も来て下さいとのことでしたが、しばらくっていつまでなのかなって思っていますが…。
今までは自然に治るのを待っていただけでしたので、姿勢も含めこれから先のことを考えるとこのままじゃイカン!ということも分かってますので、しばらく通ってみようかと思っています。
はりを刺してから約10分くらいじっとしているのですが、それが辛くなってきます。
私の妹も腰痛の時はりをしたそうですが、くるくるっと回す?かなにかですぐ抜かれたそうです。
ですが妹は相性が良かったのかすぐに治るそうです。
刺して時間を置く場合とそうでない場合があるのですか?
その鍼灸院によるのでしょうか?
今日は少しはりを刺した時にビクッとした痛みを感じた部分がありました。心配です。

お礼日時:2003/04/15 20:34

上手い人がやれば効果は有ります。

 それで効果が有れば、困った時に頼るから、それが「癖になる」というのかも知れません。
下手な人が施術すると、中で折ってしまいます。時々摘出手術したと外科医に聞きました(どの位の頻度か知りませんが)。 

京大麻酔科で○十年昔に開発したとか言う、電気針(良導絡)がありますが、あれは私も昔使ったことあります。家庭で自分で出来るし、深くさすわけではないのでお勧めです。(今でも持っています。使ってはいませんが)
参考URLは公式か非公式か分かりませんが、其のHPらしいです(検索してみました)。

「気」はありますが、相当に上手い人で無いと、コントロールは出来ませんし、それよりはっきりメーターでも確認でき、自分で出来る良導絡の方が安心かも知れません。

参考URL:http://www.tmanet.co.jp/s/nakane/ryou.htm
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鍼灸師です。



>はりは癖になるから、はりで治すとまたはりに頼ってしまって、一生の解決にはならないと聞いたと言います。

鍼灸は非薬物療法ですから、依存性はありません。
安心して下さい。

ただ、完治した後も定期的な治療をお勧めします。
悪くなる前に治す、いわゆる『未病治(未だ病にならざるを治す・つまり予防医学です)』というものが鍼灸の特徴です。
これこそ鍼灸治療が本領を発揮する場ですから。

慢性的な症状に関しては1回の治療でよくなる事はまずありません。
鍼灸治療に奇跡的な効果(1回で何でも治る事)を期待してくる患者さんも数多くいらっしゃいますが、慢性疾患の患者さんには僕はこう説明しています。

「僕も神様ではないので、完治までにはそれなりの時間が必要になると考えて下さい。」

テーピングをしてくれる整骨院は、おそらく『キネシオテープ』というものを使用しているのだと思います。
これは筋肉の走行に沿ってテープを貼る事で、筋肉にかかる負荷を軽くしてあげるという方法です。

何かあれば補足してください。
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この回答へのお礼

早速有難うございます。
やはりテーピングは補助的なものなのですね。
はりは未病治ちいうのは初めて聞きました。
色々姿勢も注意されましたし、とても親切だったのですが、なんだか慣れないせいか(当然ですよね)少し疲れてしまいました。
はりを抜いた後も重くて???といった感想だったものですから。
生まれて初めてということでしばらくははりを続けてみた方がいいが、はりに抵抗があるならマッサージで筋肉をほぐすだけでもいいと言われました。
はりを続けると誰でも快方に向かいますか?
合わない人はいないのでしょうか?
もし合わない場合の目安があれば教えて下さい。
首から肩にかけて寝違えのきつい感じなのですが、やはり何回かははりを続けてみるのを薦められますか?
毎日した方がいいのでしょうか?
たくさん質問してしまいましたが、よろしくお願いします。

お礼日時:2003/04/14 20:25

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