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照葉樹林の階層構造について、以下のような問題がありました。
「高木層と低木層の葉の性質を調べた。低木層の葉に該当するのは次のうちどれか?
1.葉が厚い 2.光飽和点が低い 3.補償点が高い 4.葉が小さい」

解答は「2.光飽和点が低い」でした。僕は、低木層は光が当たらないので大きな葉は必要なくなると思い、4と回答したのですが、4は正解とはならないのでしょうか?
宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

ならないと思います。



照葉樹林に限りませんが、光の当たりにくい林床でも、意外と葉が大きい種が生存していたりします。照葉樹林でも出てくる植物で典型的な例を出すと、マンリョウでしょうか。
(下記URLの写真左上。ここまで大きなマンリョウは私は見たことがありません。大抵は他の写真のヤブコウジサイズで、この頃からすでに葉は大きいです。)
http://homepage3.nifty.com/ytamaki/essay/yabukou …
照葉樹林は意外と、林床にも光が入るのですよね。その光をいかに効率よく捕まえて光合成できるかが重要。葉が小さすぎると、発芽場所によっては「充分に光合成できない」という可能性も高くなるので、実はリスクが高いのではないか…というのは個人的な見解ですが。

ちなみに、低木層であっても、チャンスがあれば高木層に割り込もうとしている植物もいるので、その点からも選択肢4を否定できるかと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
大変参考になりました。URLもありがとうございます。

お礼日時:2009/09/04 09:59

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