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今度タカの渡りを見に信州に行きます。バードウォッチングはまったくの初心者です。

私は腕の力がないので、レンズ口径が25mmで重さが300g前後の小型の双眼鏡を購入しようと思うのですが、倍率について迷っています。

バードウォッチングには8倍が良いと聞きましたが、あるWebページに猛禽の観察には10倍が適していると記載されていました。私は猛禽が好きなので今後も猛禽中心に観察したいのですが、8倍と10倍のどちらが良いでしょうか?

また、お薦めの機種があれば教えてください。予算は1万円前後です。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

25mmの10倍よりも、30mmクラスの8倍の方が、感覚的には高倍率に感じるかもしれません。


より大きな像で明るく鮮明に見えてしまうと、まるで倍率が上がったかに感じてしまうのです。
双眼鏡のスペックをみる場合のポイントがいくつかありますので、少しばかり説明を、、

1.アイレリーフ:双眼鏡をのぞいたときに、全視野を見ることのできる目の位置と接眼レンズ面との距離を表しています。
この距離の理想は10mm以上、これ以下だと非常に覗きにくく、もし眼鏡使用だとしたら、15mmくらいは欲しいところです。

2.見掛視界:双眼鏡をのぞいた際、視野がどのくらい開けているかを角度で表しています。65度以上を広角といいますが、これが狭いと動きのある対象を追う際には視界から外れやすく、探すのが大変になります。
バードウォッチングには、やはりより広角側の機種が向いています。

3.明るさ:これは対物レンズ径と倍率で決まります。(単純計算)
大きなレンズで低倍率ほど明るくなります。
25mmの双眼鏡では明るさの面で、バードウォッチングには向きません。

4.レンズ・プリズムに施されたコーティング:これは像のコントラストを高める重要なポイントです。良いコーティングは光学技術とあわせて価格に現れます。同じスペックの双眼鏡でも、1万以下~3万程度~カールツァイスなどの超高級機では、見え方はそれぞれ別世界となります。

予算なのですが1万円程度だと、バードウォッチングに使うには用不足=「買わないほうがいい」とアドバイスしたいです。
私も鳥~風景~星など多目用途で使うのに1台の双眼鏡を持ってますが、“双眼鏡”としてその持つべき役割を充たす機種を知ってしまうと、1万円前後の機種は絶対買いませんし、覗いてみる気にもなりません。
せっかく足を運んでまで観察するのですから、用不足の機材を使うくらいなら、ネイチャーなビデオを家で見たほうがマシといえます。

なのであえて違う価格帯の機種を奨めさせて頂きますが、初心者~ベテランでも満足できる、扱いやすく・コストパフォーマンスに秀でた機種ですので、是非〃前向きに検討なさって下さい。

「ニコン/8x30EII」
http://kakaku.com/item/10910510093/

「ビクセン/アペックスプロ HR 8x42」
http://kakaku.com/item/10910110044/

※防水性能は保管の面ではあった方がいいですが(鏡筒内のカビ対策)、天候の良い日しか観察に出ないのなら、非防水でも保管にちょっと気を使えば、そんなに問題はないでしょう。
※重さですが、あまり軽いのも考え物です。対象に向きを固定するのには、多少の重さは=安定効果があります。

※ご紹介した機種はこの価格でも、対する光学性能は大変優秀です。近いスペックで1万円代のはありますが、殆どが“日本メーカーでも生産は中国”の製品で、価格差の違いは見え方にはっきり現れています。
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トレッキングを趣味にしてます。


楽な山では10X35、厳しいところでは7X15を持って出ます。
どちらもニコンの前者はSEシリーズ、後者はミクロンです。

SEはバードウォッチングの定番といわれるものですが、脇をしっかり固めると意外と見えやすいです。
ミクロンは普段でもバッグの中に入れているくらい手軽なものですが、コンパクトすぎてホールドが難しいです。
もう一つ、星見のときは、トロピカル7X50を持って出ますが、これ重くて、三脚使用か、寝転がってでないと辛いです。(女性です)
つくづくSEは使いやすいなと思ってます。

以前は無名メーカーの粗悪品を使ってましたが、見え具合が違います。
厳密に言えば、もっと上級のものと比べると色にじみが出てますが、私にはこの程度しか買えません。
ご予算もあるでしょうが、1万程度では難しいと思います。実際に店頭で見比べるしかないと思います。
ややお手ごろで製品もまずまずとしてはビクセンをお奨めします。それでも2-3万にはなります。
http://www.vixen.co.jp/bino/index.htm
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 私は通常は8倍を使ってますが、タカの観察だと10倍か15倍(防振)などの倍率の高い方を使うことが多いです(行き先は白樺峠ですね)。


 ただ、腕の力が無いとのことで、25mmを選択されるということですがどうでしょうか。バードウォッチャーの標準は40mmクラスか、30mmクラスです。25mmだとどうしても暗いですし、見掛け視野が狭く、保持しにくい(10倍だとなおさら)。他の方も述べられていますが、25mmにこだわるな8倍の方が無難だと思います。
 確かに40mmクラスは少々重いですが、30mmクラスは重量は500~600g程度なので、そんなに重いことはないと思いますし、逆に25mmクラスより保持しやすいと思うのですが……
 それと余計なことかもしれませんが、光学機器の性能はほぼ値段に比例します。1万円前後だとかなり廉価な製品となりますので、性能もそれなりです。今後どの程度の頻度で観察されるかによりますが、長く使われるなら3万円~ぐらいを購入された方が良いのではないかと思います。
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腕の力がないということと、口径25mmということを考えれば10倍だと暗く、手ブレがしやすいので見づらくなりますので、私は明るい8倍のほうがいいと思います。

外国製のコンパクトクラス(カールツァイス、ライカなど)10×25のものは国産より明るく見やすいですが、ご予算1万円では買えませんね。
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