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皆さまにお聞きします。

境界を接したA,B,C,Dの4軒があり,Dのみ前3軒より2m以上低い土地です。
かつDはA,B,Cに三方を囲まれており,4軒の位置関係は「凹」のの文字のようになっています。(窪みの部分がD,という感じです。)

さて,今般Dは自分の敷地内に,単に花壇というには大規模過ぎる,段々畑のような形状の花壇を造りました。
地面から1m以上の石積をして壁状のものを造り,そこに砂利や黒土を入れたものです。
これが,普通なら自分の敷地内だけで完結させるものだと思います。
つまり四角形=「□」の形の花壇なら,4辺の壁とも自分で造りますよね。

ところが,Dは無断でA,B,Cの擁壁を花壇の壁の一部として利用しました。
つまり「□」の上辺( ̄)だけ自分で造り,残り3辺(|_|)は無断拝借,という形です。
(「凹」の窪み部分に線を1本引いたようなイメージで,その1本だけを自分で造ったわけです)
当然,左右の2軒は勝手に擁壁に「花壇の壁」をコンクリートで密着され,しかも3軒とも,土砂や黒土が入ることで,自分の擁壁にあらぬ力が加わったり,当然汚れや劣化も助長されます。

これについて,「事前に挨拶や報告も無く,このようなことをして非常識だ」的な,社会常識や道義的な部分でNGであることは置いておいて,
例えば擁壁にくっついている部分は越境している,とか,自己の敷地内の工作物(=擁壁)を無断利用された,とか,法の上での解釈で異議を申し立てることは可能でしょうか?

そして,最も強硬な対応としては,この花壇を全て一度除却し,「正しい」形で再施工せよ,と求めることも可能でしょうか?

(そのような強硬な対応ではなく,まずは近隣同士穏便にするのが一番,というのは重々承知の上ですので,もし四角四面に法律の解釈を適用したら,どうなるのか?どこまで言えるのか?という主旨です。)

以上,ちょっと説明がヘタで誠にすみませんが,どうぞよろしくお知恵をお貸しください。

A 回答 (6件)

No.4です。



>壊せとまでは言わない。だけど,Dのしたことは「越境」であることには違いないから,きちんと目に見える境界を再設置して,白黒はハッキリさせる。」というアクションは,きちんと取るべきだ,という主旨と考えてOKでしょうか?

擁壁は垂直と言うことのようですね。
また、その擁壁は上の住人の敷地内と言うことですが。どれほど内側に入っているのでしょうか。
下の住民が新たに擁壁を作るに足りる(1メートル程度も)余裕が有れば、当然上の住民の擁壁より間を空けて作るべきですが、下の住民の敷地に越境しない程度ギリギリで有れば、その擁壁を境界としてその壁面にくっつけて土を盛る事は何ら問題とは言えません。
仮に30センチ程度で有れば、隙間を空けて新たな擁壁を作ることはかえって危険性など問題を発生させる事になり、間を塞いで盛り上げた土の上に本来の境界線が解るような仕切を作れば良いことです。
いずれにしても、1メートルも越境しているような状況でなければ、原状に戻せとか隙間を空けろと言うには無理があります。
ご自分の(上の住民の)擁壁が、外側に土を盛られたことでより丈夫で安全に成り、今後のメンテナンスも楽になったと喜ぶべきかもしれません。
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この回答へのお礼

rimurokku様,御回答 本当にありがとうございます。
拝読して,ホントに仰るとおりだと思いました。

>その擁壁は上の住人の敷地内と言うことですが。どれほど内側に入っているのでしょうか。
これが,本当にギリギリ,5cm足らずぐらいなのです・・・。
ですから,現状は現状として,これを呑むのが賢明ですね。
将来,境界についての紛争を予防するため,「盛られた土の上に本来の境界が分かるような仕切」のような措置は講じるべきでしょうが。

Dの行為は,(日頃の関係もあり)プロセスについては今でも腹立たしさ・不愉快さは感じています。
が,仰るとおり,結果的には喜ぶべき事がもたらされた,と考えることにします。

何度も御親切にお付き合いくださり,本当にありがとうございました!

お礼日時:2009/09/22 23:01

ANo.3の続きです。



補足読まさせていただきました。
擁壁は垂直なのですね。
それだと他の回答にもありましたが、「越境」ではないでしょう。
これを越境とすると「境界ぎりぎりにある塀の外側」も越境していることになってしまいます。
また他の回答にもあるように「実質被害がない」状況では「訴訟による原状回復」を求めるのは厳しいかと思います。
擁壁の基礎部分は土に埋まっていますから擁壁の下部が埋められたとしてもそれによって擁壁が痛む可能性は低いです。
擁壁が損傷された、排水孔が塞がれた、などであれば別ですが。
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この回答へのお礼

onbase様,たびたびありがとうございます。

私のシロート頭で考えた結論は,ちょっと早計だったようですね・・・。
「自分の敷地内にある擁壁に,隣の土地から何かをくっつけられたら,
そのくっついている部分は,『越境』でしょう!」と思ったもので・・・。
(ちょっと,小学生同士,隣の席の子が机にはみ出して物を置いたのを「陣~地!」と言って阻害するようなレベルですかね・・・)

確かに,私も「実質被害」が無い状態で,訴訟云々は現実味が無いことだと思っています。
しかし,無断で非常識なことしちゃった者が,なんだか黙認で許されてしまうことが,ちょっと愉快ではないもので・・・。
「アナタのしたことは,実は厳密に言えば法律違反なんだよ!」と,一言 物申せるとしたら,その根拠をどう組み立てられるのかな,という気持ちでした。

でも,この御回答はストンと腑に落ちた気がします。
どうもありがとうございました!

お礼日時:2009/09/22 21:06

No.2です。


擁壁が斜めになっており下の部分が敷地境界線で有れば、当然上部では上の住民の敷地に越境することになります。
たとえ垂直な擁壁で有ったとしても、境界線を示す杭などが擁壁の外側で有れば僅かではありますが越境したことは同じです。
境界線垂直上方まで権利を有しますので、下の住民が積まれた土の一部は上の住民の敷地と成る事を主張し、盛られた土の上に改めて境界を儲けることは必用です。
下の住民がそれに同意しない場合は、境界線より内側越境部分の原状回復を求めれば良いでしょう。

ちなみに、回りに擁壁を作って土地を整地してある所に、その隣の土地も同じ高さまで土を盛って整地する場合、最初に作ってあった擁壁を取り除くことは普通はしません。
その擁壁にくっつけて土を盛ってゆけば、当然その擁壁が斜めになっていた分上の方では境界線を越境するはずです。
整地完成後に、後から整地された土地の内側に改めて境界線を垂直上方位置に儲けることになるはずです。
通常は前もって話し合い、上の地主は自分が使用できる土地が広く成り、擁壁の崩壊も心配なくなるなど良いことばかりで、トラブルに成ることはあり得ないはずです。
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この回答へのお礼

rimurokku様,再度の御回答,誠にありがとうございます。

さて,ABCの擁壁は,No.3様への補足で記載しましたとおり,垂直になっており,全てそれぞれの自己敷地内に存在します。
(これは,造成する業者が,後からDと揉めないように万全を期したものです。)

ここで すみません。よろしければ再度お伺いしたいのですが,
>下の住民が積まれた土の一部は上の住民の敷地と成る事を主張し、
>盛られた土の上に改めて境界を儲けることは必用です。
というのは,「造られてしまった花壇の現状は,仕方がないから容赦する。
壊せとまでは言わない。だけど,Dのしたことは「越境」であることには違いないから,きちんと目に見える境界を再設置して,白黒はハッキリさせる。」というアクションは,きちんと取るべきだ,という主旨と考えてOKでしょうか?

また,
>下の住民がそれに同意しない場合は、境界線より内側越境部分の
>原状回復を求めれば良いでしょう。
の「原状回復」は,つまり「1ポンドの肉を取るの一滴の血も流すな」のごとく,
「我々3軒の擁壁に接している全てのものを,接しないように戻せ」と要求してしまうのもアリ,ということでしょうか?

とにもかくにも,
>通常は前もって話し合い、上の地主は自分が使用できる土地が広く成り、
>擁壁の崩壊も心配なくなるなど良いことばかりで、トラブルに成ることは
>あり得ないはずです
ということには全く同感なのです。
しかし,Dとの相隣関係が,かねてより「通常」な状態ではないもので,常々頭が痛いのです・・・。

しかし,腹立たしく思いながら黙認するのではなく,しかるべき正当な意思表示はすべきですよね。
「非常識なこと,しちゃったもん勝ち」は,やはり納得がいかないですから。

rimurokku様よりいただいた御回答,大変心強く感じております。
御礼と補足が混ざったような内容になってしまいましたが,改めて,御懇切に どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/09/22 20:46

土地境界と擁壁の関係はどうなっているのでしょう?


__A
  \
   \B
擁壁断面 ̄ ̄

土地境界がBなら擁壁は質問者さんの所有ですが、Aであれば相手方の所有となります。
一般的にはBだとは思いますが・・・・。

この回答への補足

onbase様,返信が遅れまして申し訳ございません。
また,この質問をお目に留めてくださって,どうもありがとうございます。

さて,A・B・C と Dの境界・擁壁の関係を補足させていただきます。
まず,上から見た平面図を,再度簡単に説明しますと,
「凹」のような形状になっており,「窪み」の部分がDの土地で,3軒より2mほど低い位置にあります。
そして,「凹」の土地は,左から「A:縦に長い長方形」&「B:縦に短い長方形」&「C:(Aと同様の)縦に長い長方形」の3軒が組み合わさって構成されています。
(・・・本当に,分かりづらい説明で,恐れ入ります。)

次に,断面図は, __ (上に存在するA・B・Cの土地)
              |
              | } 擁壁高 2m以上
              |
                ̄ ̄ ̄ (下に存在するDの土地)
というように,垂直の擁壁となっており,擁壁はすべてA・B・Cの自己敷地内に存在します。

なので,無断でこの擁壁に花壇の壁を接着されたAとCは この部分が越境されている状態であり,
さらに,花壇の中に入れられた土砂や黒土も,ABC3軒の擁壁に密着しているので,厳密には「越境」になるのでは,と考えている次第です。
(さすがに ここまで細かいことを言うのは,自分でもナンだと思うのですが…。ただ,万一訴訟などになれば,こんな些末なことも争点になるのかな,と思いまして。)

すみませんが,よろしくお知恵をお貸しください。

補足日時:2009/09/22 20:17
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それが他人の敷地に越境する物であったり、平垣のように相手側の構造物に悪影響を与える物でなければ、意義の申し立ては無理でしょう。


その様な使われ方をされるのが嫌な場合は、境界線より内側に擁壁を作れば良かったはずです。
すでにある擁壁を使われるのが嫌で有れば、一旦自分側の擁壁を取り外し、相手側が自分の土地に崩れればそれの処置を求めることは出来ます。
つまり、何らかの実害が出た場合に、それに対する処置を求めることしか出来ません。

>土砂や黒土が入ることで,自分の擁壁にあらぬ力が加わったり,当然汚れや劣化も助長されます。

これはあり得ないでしょう。
むしろ、擁壁の外側を土に埋め込む事により、擁壁が崩れることを防ぎその材料も劣化しなくなります。
むしろ現在のままむき出しで有れば、いずれその壁面は汚れヒビが入るなど見た目の悪さや強度不足に成るでしょう。
その場合には、外側に存在する家の為に補修をして美観を保ち危険性を排除するための処置が必用になります。

考えようによっては、お隣との段差が少なくなって地震などの崩壊危険性の減少や、万一の転落にも危険性が少なくなり、良いことの方が多くなります。
私が上の方に存在する立場で有れば、むしろ下側の家が行なった処置に喜ぶはずで、それが多少私の敷地に入り込むような状況であっても、苦情を申し立てることなど考えつくことすらあり得ません。

この回答への補足

回答者様のコメントに補足させていただきます。

A,B,Cの擁壁は,いずれもきちんと測量した上で造成されたもので,将来のトラブルなど招かぬよう,みな自己の敷地内に存在します。
ここに,Dは花壇の壁を造った際に,「凹」の左右の壁に無断でコンクリートで密着させたので,この部分が「越境」と考えられます。
・・・厳密には,花壇内の土砂,黒土も越境している,という見方にもなるのでは?と思っています。

補足日時:2009/09/22 09:04
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この回答へのお礼

補足に続き,御礼を申し上げます。
早々に御回答をくださり,どうもありがとうございました。

なるほど,それぞれの擁壁が,Dの花壇の土に埋め込まれることで,むしろ強度や耐久性が増す,と。
そうですね。そのように,腹を立てるより喜ばしいことだと考えた方が精神衛生上良さそうですね!
(・・・実際に,物理的にもいいことなのでしょうし。)

ただ,現状が,A・B・C vs Dという感じで,日頃から近隣関係が良好でなく,Dの素行を日々苦々しく思っていた中での,このような花壇造成でしたので,どうしても「どうすれば非常識なDに,きちんと正しく物言いできるのか?」という視点になってしまって・・・。

まあ,「越境」が確実なものと判明したら,これはきちんと,取るべき態度は取らねば,と思っています。

改めまして,御懇切な御回答,本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/09/22 09:15

実害があれば可。

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この回答へのお礼

即時の御回答,感謝いたします。

「実害」・・・,という実害は,今のところ目に見えては存在しません。
無断でこんなことをして,なんと非常識なやつだ,と腹が立っているぐらいでしょうか。

ただ,現状は,Dの造った花壇の壁と土砂が越境している,という問題を抱えているのですが,これもあまり強硬に言うと「権利の濫用」だ,なんてことになりそうですよね・・・。

何はともあれ,どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/09/22 09:03

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