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早速質問させていただきます。

PCRをするとき、プレPCRとポストPCRをすると思いますが、(pre denatureとpost elongationでしたっけ?)その反応温度と時間は何を基準に設定していますか?おそらくDNAの長さや使う酵素によると思うのですが、いまいちどれくらいに設定したらいいのかが分かりません。酵素についてくる説明書の反応時間の例にも書いていません。
また、TAクローニングでない場合ではDNAにAを付加する必要がないのでpost elongationは必要ないのでしょうか?

A 回答 (2件)

preの方は、denatureの意味と共に、hot start用の酵素をactiveにする意味があります。

古典的な方法としては酵素をクロスリンクしておいて、熱を加えることで脱クロスリンクする場合や、酵素の特異抗体を用いて不活性型にしておき、抗体を熱で失活させて酵素を活性化する場合などがあります。一般には94-98℃で3-5min程度が一般的かと思います。この不活性化はサイクルが回るにつれてもどんどん活性化されていきますので、定量性などにシビアになる場合以外はそれほど気にする必要はありません。
postの方はサイクルの中では十分伸長しきっていないPCR産物を最後まで伸長させ、増幅されるはずの完全長を得るという意味があります。そのためlong PCRの場合には長めにとったりしますが、長すぎるとスメアになりやすい印象がありますので5-10min程度までが一般的な範囲だと思います。酵素によっては72℃よりも68℃を好む物もありますよ。
ご参考になりましたか?
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この回答へのお礼

っていうことはpre denatureはホットスタートでない場合は不用ということでしょうか?
postはAを付加する以外にもちゃんと必要なのですね。
丁寧な回答をありがとうございます。

お礼日時:2009/11/18 21:40

プレPCRとポストPCRとかあまり聞いたことがないので確認ですが、



例えば、

95℃   5分

95℃   30秒
50℃   30秒    30サイクル
72℃   1分

72℃   5分

こういう条件があるとして
どこの温度と時間のことをおっしゃっているのでしょうか?
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