プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

37KWの上水道用水中ポンプがあります。地中40m位の深い井戸から吸い上げています。

水位が下がりすぎるとNGなので、インバーターを付けて回転数を手動でコントロールしますが、
適切なインバーターの容量はいくつでしょうか?

*20年位前ですが、インバーター化経験者です。コンベアなどの定トルクがほとんどでした。
*昔は、用途がファン等のGD^2が大きな物は、2ランクアップしていましたが、今はどうでしょうか?
*ポンプは二乗低減トルク(?)なので、容量はモーターと同じで良いと思いますが。。。

A 回答 (2件)

上水道用水中ポンプの仕様・構造を確認する必要がありますが、一般的な水中


ポンプのモータは水中に浸っているため、流水により冷却効果が高いため、通常
のモータよりモータ巻線に、より大きな電流を流すことができます。
このため、水中ポンプ専用の体格の小さなモータを組み込んでいることがあり、
モータの特性上、同じ容量(kW)でも標準のモータに比べ定格電流が大きくなって
いると考えられます。

更に、回転速度を下げますと流水量が減ると軸動力も下がり、運転電流も小さく
なりますが、同時にモータの冷却効果も小さくなりますのでモータの体格が
小さい分巻線が早く過熱すると予想されます。
このためモータの巻線の過熱保護特性を検討する必要があります。

これらの問題点については、水中ポンプメーカにインバータにより「可変速運転
して問題ないか。或いはどのような対応をすれば良いのか。」などを相談する必要
がある思います。

この他、インバータの二次側ではトランジスタにより高速スイッチングしています
ので配線より地面(地中)間に浮遊容量の影響により高周波成分の微小な漏洩電流が
流出します。
特に配線距離が長い(40m)ため、充分検討する必要があります。また、この高周波
成分がノイズ成分となって、近隣のセンサー類に影響を与えることがあります。
これについても考慮しておく必要からインバータメーカに相談されることをお勧め
します。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

Good!!
大変わかりやすいです。
書き忘れましたが、周波数は40Hz程度でほとんど固定(手動設定)だそうです。
37KWフル負荷は無いそうです。(水位レベルが下がりすぎるため無理)

お礼日時:2009/11/19 14:10

ファンポンプ用インバータは負荷容量対応で選定、加減速時間を十分とる。


昔も今も不変です。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!