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その思想を受け入れることのできない過去の哲学者を教えてください。
また、その思想、その理由も教えてください。

A 回答 (2件)

サルトル。



よく言っていることが理解できない。分かりにくいのも哲学者の商売のうちかもしれないが、単に私の理解不足かもしれない。

実存主義で有名だが、それをある意味否定するように、晩年、かなり左翼化する。彼の死後、少ししてからソ連が崩壊する。よって彼の左翼化傾向が現実面で(2重に)間違いであった可能性も高い。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

私も、サルトルに関しては全面的には賛同できません。
彼が、「人間とは~」という万人共通の本質を語りたがる人を否定した点には賛同します。
しかし、彼は、人間の内部に完全なる自由意志を想定したのではないか、と思います。
だとしたら、それは、教育や社会環境の重要性を無視した暴論に他なりません。
彼の思想は、犯罪者を徹底的に社会から排除する心の冷めきった社会を構築してしまうのです。
そう、今の日本のように。

お礼日時:2009/12/25 13:31

哲学というものに対する考え方が正しくないかも。



哲学という体系的なものを作ったのは、ソクラテス。
ソクラテス以前から もやもやっと あったものを「こういうのを哲学という学問にしよう」ってしたのがソクラテス。


簡単に言うとソクラテスは常識は本当に正しいのか と疑ったわけです。
で、いろんな知識人に常識とされるものについて聞いたわけです。

ソクラテスは心の中では「みんなAって答えるが、俺はBだと思う」と思っていたが、それは言わなくて、「例えばこの場合は?」という風に聞いていったわけです。
「A」って答えられて、「じゃあ これは?」って聞いていって、ソクラテスの思考をたどって質問していくと、やがて「B」って相手は答えた。

ということは、「Aとされていたものは本当はBだったってことですね。」となり、相手が常識でAだと思っていたことは、本当はBだって問答を通して証明しちゃったわけです。



深く考えればBだとわかるものを、疑いもせずにはなっからAだと思い込んでいる眠りこけた知識人たちに カーーーツを入れたわけです。


ということで、哲学ってのは「疑う」ことから始まるんです。
要するに眠りこけた状態から目覚めるってこと。




で、現在の哲学は、前の哲学を「本当にそうか」と疑い吟味し、修正することでなりたっています。


だから、哲学をするってことは今までの哲学者の論を、本当に正しのかと疑い吟味する作業なので、最初から疑うことをしないってのは、哲学をしている状態じゃないんです。


ですので、「(今までの)思想を受け入れいれられない」ってのが哲学者。
ただ単に「受け入れられない」だけじゃ 子供です。
どこがおかしいかをちゃんと他の人にもわかるように説明でき、かつ 「こうなら納得がいく あなたも納得できるでしょ?」と説明できる人が哲学者。


ただし、彼らの言うことはあまりにも専門用語が多すぎて、一般の人にはわかりづらい。
だから、万人にはわかるように説明はしていないわけですが、他の哲学者が説明を聞いて納得するレベルであれば、子ども扱いされないわけです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

ご指摘の内容は重々承知しております。
ですから、単に受け入れられないということ以外に、その理由も求めています。

お礼日時:2009/12/25 13:25

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