プロが教えるわが家の防犯対策術!

・東京・新宿の高層ビル街の近くにある住宅街で、排水溝の中から身元不明の男性遺体が見つかった。
 目立った外傷はなく、着衣に乱れがないことなどから、警視庁は「事件性をにおわせるものは今のところない」と
 している。過去には福島県の村で、くみ取り式トイレの便槽の中で男性が“怪死”するケースもあり、その際は
 「のぞき目的」とみられていた。だが、新宿の男性が遺体で見つかった経緯は不明のままだ。謎は深まっている。

 12月16日。清掃会社に勤務する男性作業員3人は、百人町3丁目付近の排水溝の掃除を始めた。
 フタを開け、ほの暗い排水溝の中から突如、帽子をかぶった頭が姿を現した。
 「人形みたいなものが入っている」 作業員は当初、こう感じたという。
 それは人形ではなく、男性の遺体だった。前屈みの姿勢でうなだれており、着ていたシャツから若干、右肩が
 のぞいてみえていた。腐敗臭は感じなかったというが、後の捜査で腐敗が進んでいたことが判明する。

 死亡していた男性は白髪交じりの頭髪で、60~70代とみられる。身長は約165センチで、直径約50センチ、
 深さ約120センチの円筒状の排水溝の中にすっぽりと入り、体育座りをするように座り込んだ状態で死亡していた。
 遺体が排水溝から引き上げられたとき、靴下や靴は履いていなかった。免許証など身元の特定につながるような
 ものも持っていなかった。

 司法解剖の結果、男性に目立った外傷はなく、死因は不明だが、水死や損傷による死亡ではないことが分かった。
 腐敗状況から死後1週間~2週間程度が経過していたとみられる。排水溝の清掃は年に1、2回。もしも清掃の
 時期がもっと後だったら、遺体発見ははるかに遅れた可能性がある。

 遺体を発見した作業員と同僚はこの日、捜査員から事情聴取を受け、こう聞かれたという。
 「自分で入り、中からフタを閉じることは可能ですか」
 作業員らはそれまでの経験から、答えを導き出した。
 「可能です」

 「事件性を積極的に、におわすようなものが出てきていない」 ある捜査幹部はこう説明する。
 事件だった場合に考えられる状況は、ほかの場所で殺害されたり、あるいは病死したりした男性の遺体が
 何者かによって排水溝の中に遺棄された-というものだ。

 だが、捜査幹部は目立った外傷がないことに加え、遺体が眼鏡や帽子を着用していたことに着目する。
 「仮に誰かに運ばれたら、途中で眼鏡などが落ちる可能性が高い」からだ。一方で靴や靴下をはいていないことに
 ついても「パイプを通じて下水道に流れ出たのかもしれない」(捜査幹部)という。
 さらに、排水溝の位置からして、遺棄現場として選ぶ可能性は低いという。小滝橋通りは新宿と高田馬場を結び、
 車や人の往来がひっきりなしにある上、現場となった排水溝は交番や消防署の目と鼻の先にあるからだ。そして、
 都営アパートの住民の目もある。
 「犯行場所としてはリスクが高すぎる」 捜査幹部はこう話す。
 何者かがフタを開けて男性が落下した可能性についても、男性のアゴなどに外傷がないことから考えにくいという。

 こうした状況を踏まえ、警視庁新宿署は男性が何らかの原因で自らフタを開けて中に入り込み、フタを閉めた-と
 いう見方に傾いているのだ。

 捜査関係者によると、遺体の足は水につかっていたため、ふやけていた。生きて入った場合、激烈な冷たさと
 闘うことになる。
 「この担当を30年やっている同僚にも聞きましたが、『こんな話は聞いたことがない』と話していました。なんで
 男性が中で死亡していたのか、まったく見当がつきません」 男性職員は首をかしげた。

 人が入らないと思われるような場所で遺体が見つかるというケースは過去にもあった。
 平成元年2月、福島県都路村(現田村市)。女性教員の住宅のくみ取り式トイレの便槽の中から、村の青年会に
 所属する20代の男性の遺体が見つかった。凍死だった。
 警察は事件性は低く、男性が自ら便槽のくみ取り口から入り、出られなくなったと判断した。
 状況から「のぞき」目的とみられていたようだ。(以上、抜粋)

 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100111/cr …

※図:http://sankei.jp.msn.com/photos/affairs/crime/10 …



不可解な事件ですが、
本当に事件性は無いと思われますか?
もし事件だとしたらどのようなことが考えられますか?

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

ANo1です。



>何者かが蓋をあけそこにこの男性を落としたということでしょうか。
わたしのガキんちょの頃の経験では自分で肥溜めの蓋を開けておいて、遊んでいる間にコロっと忘れて自分で肥溜めに落ちたと言うのがあります。
その男性も自分で汲み取り便所の蓋を開けたのを遊び呆けてコロっと忘れて落っこちたと推測されます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

釈然としませんがそうですか。

お礼日時:2010/01/12 00:44

>捜査幹部は目立った外傷がないことに加え、遺体が眼鏡や帽子を


>着用していたことに着目する。
>「仮に誰かに運ばれたら、途中で眼鏡などが落ちる可能性が高い」
>からだ。一方で靴や靴下をはいていないことに ついても「パイ
>プを通じて下水道に流れ出たのかもしれない」(捜査幹部)という。
ということでしょう。

とある人の話で「『事実は小説より奇なり』というがそれは嘘だ。『小説は事実より奇ではあってはならない』のだ。 『ありそうにもないこと』を小説で書けばリアリティがなくなってしまうからだ。」というのがあります。

世の中には奇怪な事件や事故は多くあります。
これもそのひとつでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

本当に小説より奇なりだと思います。
ごくたまにこのようなことが起きますよね。

お礼日時:2010/01/12 00:43

>本当に事件性は無いと思われますか?


ガキんちょの頃に肥溜め落ちたことや生徒が落ちたなんて結構ありました。
事件性はありますよ。
よくイタズラで落とし穴がわりに肥溜めを使ったからです。
畑で遊んで落とし穴に誘い込んではそれを忘れて自分で落ちたなんてありました。
まぁ事件と言えば事件ですね。

それから汲み取り便所では大嫌いな生徒の家でイタズラを仕掛けたなんてあります。
大嫌いな生徒が便所でウ●コこいているのに気付いて汲み取り口から力任せにコンクリートブロックを投げ入れて強烈な跳ね返りを喰らわしたこともあります。

いや懐かしいです。

これからも面白い質問をガンバッテね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

何者かが蓋をあけそこにこの男性を落としたということでしょうか。
なんとも釈然としないですよね。

お礼日時:2010/01/11 14:38

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!