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・連帯債務者の一人に対する履行の請求は絶対的効力を生ずる
・不可分債務の場合、債務者の一人に対する履行の請求は相対的効力を生ずる

と参考書にあります。
なぜこのような違いが出るのか参考書の説明を読んでも全くわかりません。
連帯している債務が不可分だったらどうなるんでしょう。
どなたかわかりやすく説明していただけないでしょうか。

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

まず,


「連帯債務」っていうのは数人の債務者が同一内容の給付につき,各自が独立して全部の給付をなすべき債務を負担し,うち1人の給付をもって他の債務者の債務も消滅する債務をいいます。
要は,個々人が独立して債務を負っているので,相対効が原則なんです(440条)。

そんな中で,連帯債務では連帯債務者間で密接な関係が認められることが多いので,法が特別に債権者を満足させるために,履行の請求については絶対的効力をとることにしたわけです。

他方,不可分債務というのは,字のごとく,給付が分割できない債務ということになります。

ニュアンスとして図を添付しますので,ごらんいただければとおもいます。
「民法 連帯債務と不可分債務 違い」の回答画像1
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この回答へのお礼

画像もつけていただいて非常に感謝しております。
とてもわかりやすいご説明で完全に理解できました。
ありがとうございました!!

お礼日時:2010/02/15 18:03

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