人生のプチ美学を教えてください!!

今介護の本を読んでとても衝撃を受けています。

精神科の病棟で認知症の方達の介護なのですが…

拘束(つなぎの服を着せて車椅子に縛りさらにその車椅子を柱にくくりつけるなど)
暴言(わがままだ、臭いなど)
おむつの取り替え(今おむつの取り替える時間じゃないから取り替えないと言うが、おじいさんは気持ち悪がっている)
その他にも沢山ありました。

私の母が介護福祉師で老人ホームにいるのですが、違い過ぎて驚きました。
拘束はいけないことではないのですか?
精神科だからやはり重度の認知症であり、老人ホームとはまた違うのですか?
病棟に入った瞬間に独特の不快な匂いがしたというようなことが書いてありましが、私の母の老人ホームではそんなことありませんでした。
これは不潔ということなのでしょうが、管理が悪すぎるのではないでしょうか?
こういうのは結構当たり前にあるものなのでしょうか?

長くなりましたが宜しくお願いします。

ちなみにこの本の話は2007年です。

A 回答 (4件)

福祉施設の統括管理者をしています。

私の立場での個人的な意見です。

身体拘束は基本的に禁止です。
ただし、絶対にダメとまでは申しません。
・緊急性 ・切迫性 ・非代替性 の三原則を守り
家族を含めた同意を得ること
その上で拘束する際に状況と経過を記録すること

ここまでは身体拘束を行っている病院も施設も行っています。
問題は、この先です。

身体拘束を廃止する為の取り組みであり、検討を常に行っているかと言うことです。
三原則を守り、家族の承諾を得て記録すればいいと安易に思う方がいるからダメだと申し上げます。

現場には現場にしか分からない理由がある…
言い訳だと思っています
管理者が変われば指示も変わり、過去の身体拘束が全廃された医療機関・施設をたくさん知っています。
変わる意識がなければ出来ません。

全てに対応できるとまでは申しません
考え続ける意識がなければダメだと申し上げました。

私は現場を経験して疑問に感じない職員に怒りを持っていました。
だから悔しくて勉強し、学び、資格も取りました
家族との連携を持って可能な限り夢と理想を追い続けています。

利用者・患者は好き勝手に迷惑かけている気持ちはありません
徘徊だって目的があります
ダメと言われれば混乱するのが認知症の皆様です

ユニットケアが導入された経緯も含めて考えて欲しいです
ユニット以外でも職員が覚悟すれば拘束を廃止することは可能だと思っています。
ご家族もお世話になっているから、任せているから何も言わないで承諾書に押印されている…

職員に聞きたいですよ
あなたの最愛の子供さんが身体拘束を続けられたら…
一時的には理解しています
全ては意識から始まると思います。

不衛生な環境だって、間違っていると気付けば改善する方法は必ずあります。

どうか、気付いて下さい。
そして悩みましょう
覚悟して取り組めば劇的に変わることが可能だと思っています。
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この回答へのお礼

11otosannさんのような管理者がいる施設は幸せだと思います。

やはり色々大変なのですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/16 14:08

個々の施設、病院にいる人間のモラルの問題。


人として捉えているなら、いい加減な事は出来ません。
運営管理者がいい加減だと介護士など職員も管理を怠り不衛生な生活になったりします。

悲しい事に上記の書かれている事は実際にあります。
ニュースでも報道していました。
ある施設では身動き出来ない声も出せない、ご老人を熱湯(80℃)の湯に入れて放置し死なせたのもあります。
温度確認を怠った結果です。
夫の母も老人ホームにいます。父は重度の精神疾患と認知症を患ってます。色々と問題はあります。
その都度改める様お話はして少しマシになりました。
が、義父の場合、太ももと背骨の骨を折る怪我を院内でしました。
目を光らせて見てくれる看護士がいなかったのもありますが義父の勝手な行動で起きた事故扱いにされます。
介護する人間が圧倒的に少なすぎます。

拘束は使う所もあります。使う理由は怪我をさせない為など。
認知症を始め、お年を召した方は歩行が一定(安定)しない、力配分が上手くいかず転倒、徘徊などでホーム又は病院を出てしまう、使用後のお風呂に落ちない様にする為、トイレの水を飲む、又は溺死を防ぐ、点滴を勝手に抜く、暴食を止める為、などによる防止。怪我に繋がり何度も繰り返しする方には拘束具を使用します。安全を前提としたものです。
これを使用するには家族の同意が必要になり、同意があれば使用前、又は使用後に使用経緯の説明が施設、病院からあります。
しなければならない連絡事項ですが、同意なく、この拘束具の使用を一任する所もあります。
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この回答へのお礼

拘束は場合によっては必要なのですね。

人不足は本当に深刻なのですね。

ありがとうございます。

お礼日時:2010/02/16 12:32

一般の病院(公的病院の外科病棟所属)に勤務する看護師です。



拘束は、しなくて済むならしない方がいいのですが、命にかかわる大事なチューブ類などを抜かれると、それこそ命取りになりますので、私が勤務している病院では入院時に、不穏で危険な状態になったらつなぎの着用や抑制や鎮静剤を投与させていただきます、という内容の同意書を患者様に書いていただいてます。同意しない権利もあります。
少ない人員のなか、重症なかたがたくさんいらっしゃると、つきっきりで看ることは困難なので・・・。

精神科は特殊だと思います。

オムツ替えはたいてい2時間ごとに、60人くらいの患者様を4、5人で替えます。
あらぬ場所(廊下や談話室など)で放尿弄便なんて当たり前です。そのたびに、スタッフはきれいにするのですが、ひとりふたりではないので、オムツをすぐにかえてあげたくてもできないという現実があるらしいです。

管理がわるい病院も確かにあるでしょうが、たいていは、してあげたくてもできないのだと思います。

いちど、精神科の病院で職場体験なさったらいいと思います。どれだけ大変か、どれだけ管理ができているかできていないか、ご覧になったらいいと思います。

私は実習でこりごりですが・・・。
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この回答へのお礼

人が足りないということがあるのですね。

すごく難しい問題なんですね。

ありがとうございます。

お礼日時:2010/02/16 12:29

お母様の職場に在る事も読まれた本に在る事も、良し悪しは別として現実だと思います。



後者の場合が精神科だからとは言い切れないと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
どこも現実にこういうことがあるものなのですね。

お礼日時:2010/02/16 11:57

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