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今回の冬季オリンピックで感じた事ですが、スポーツの原点とは「より早く、より高く、より遠くへ」という人間の持つ肉体的能力の極限を目指すものと思っていましたがフィギュアスケートでは4回転を飛ばない男子、トリプルアクセルの飛べない女子が金メダルを取りましたが納得できませんでした。ダンスショーでなくスポーツ競技としては限界能力の挑戦であり、その成功者が頂上に輝くのが当然と思うのですが皆さんの考えを教えて下さい。

A 回答 (13件中1~10件)

>オリンピックとはスポーツの祭典でありアイスショーのように優雅に、優美にと美しさを競うものと違うと思っています。



フィギュアスケートはスポーツであり芸術でもあるというのが一般的な考え方でしょう。その証拠に多くの解説者が『フィギュアは美しさを競うスポーツ』と言っていますし、フィギュアを新体操・シンクロナイズドスイミングと並べて「芸術スポーツ」と呼ぶ人もいます。これは現行ルールで技術点と同じぐらい演技構成点が配分されていることからも明らかですね。演技構成点は旧採点方式の「芸術点」に当たるもので、荒川静香さんも自身の著書『フィギュアスケートを100倍楽しく見る方法』の中で書いています。

フィギュアが技ごとに基礎点が決められている採点競技である以上、ダンスショーやアイスショーと同じではないでしょう。ダンスショーやアイスショーよりはずっとスポーツの面が強いと言えます。

「今回の冬季オリンピックで感じた事」と仰いますが、女子で史上初トリプルアクセルを飛んだ伊藤みどりも金メダルは取れませんでした。浅田選手と同じ銀メダルです。ジャンプの回転数だけで勝てないことは昔から分かっていることです。分かっていて日本の報道(特にテレビ)はジャンプにこだわってきたんです。一般視聴者がジャンプの回転数が最も重要と誤解するのも、ある意味仕方ないことかも知れません。

他の方も仰ってますが「より早く、より高く、より遠くへ」というは、キムヨナのジャンプに対する評価そのものですし、単独ジャンプでは浅田選手がキム・ヨナには飛べないトリプルアクセルを飛んでいるかわり、2連続ジャンプではキム・ヨナは浅田選手が飛べないトリプルルッツ+トリプルトウループを飛んでいます。浅田真央が飛んだトリプルアクセル+ダブルトウループ(9.5点)よりキム・ヨナが飛んだトリプルルッツ+トリプルトウループ(10.0点)の方が難易度が高いです。だから浅田真央の方が難しい技術をこなしているというのもテレビが与えてる誤解ですね。

もしも質問者さんの言うとおりフィギュアに美しさは関係ないとすれば、浅田真央のスパイラルやスピンのポジショニングの美しさに加点をつけるべきではないという話になります。実際にはフリーでスパイラル、フライシングシットスピン、ストレートラインステップに関してはキム・ヨナより浅田真央の方が高い加点がついています。フリーの時、解説者も「スパイラルのポジションもいいです」と唸っていましたが、これはおかしなことを言ってるのでしょうか。質問者さんの理屈だと技術を競ってるんなんだからスパイラルはスピードが速く長い時間足あげてりゃ姿勢なんかどうでもいい、スピンは早くたくさん回転さえすりゃあ感動するいうことになります。不安定な氷の上で片脚だけで身体を支えながら美しい姿勢を保つというのは、相当な体力と技術を必要とするものです。他の技も同じです。だからフィギュアにおける「美しさ」というのは高い技術に裏打ちされたものなのです。フィギュアにおいて技術と美しさは裏表一体と考えると視野が広がり、他の方の言ってることも理解できますよ。

フリープログラム 浅田真央の得点の詳細
http://mainichi.jp/enta/sports/10olympic/graph/z …

フリープログラム キム・ヨナの得点の詳細
http://mainichi.jp/enta/sports/10olympic/graph/z …
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ジャンプだけが全てでしょうか?


3回転半か4回転か実際私たちの目では区別できません。
しかし私にも分かることがありました。
それはジャンプの軸の曲がり。無理やりでも飛ぼうとするジャンプ。
プルシェンコさんは雑な気がしました。
3年のブランクがあったのに出場して金を取ろうとするのは
甘い考えだと思います。今まで頑張ってきた人たちより上にいくのはおかしいです。
4回転を飛ぶか飛ばないか、それは自由であり作戦だと思います。

プルシェンコさんのは負け惜しみにしか聞こえません。
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>見ている人の納得できるジャッジ


っていうのは、無理でしょう。
だいたい、にわかファンの多くが3回転ジャンプの種類の見分けができないんですから。
そういう人は、ジャンプの難易度も何も分かっていません。
3回転は3回転だとひとくくりに思ってます。
これを納得させるジャッジは無理です。
選手は、だいたい納得してると思いますよ。
現行ルール上、キムヨナが勝ってなんら不思議ではありません。
キムヨナにほんの若干高めに点が付けられている感はありますが、高すぎるということは全くもってないと思えます。

このたびの五輪フリーで、3ルッツ+3トーループの、高難度ジャンプを成功させたのは、キムヨナただ一人です。
他の3-3ジャンプを入れた人は、3トーループ+3トーループですから。
しかも、3ルッツ+3トーループは、完成形ともいえるほどの出来栄えでした。
単独ジャンプでも、サルコウ、ルッツに関しては完成形の出来でした。

3Aを跳べる女子でも、いつもジャッジ評価の低い人がいますよね。
中野友加里さん。
彼女は何度も国際大会で3Aを成功させているのに、3-3ジャンプは跳べません。
彼女にとっては、3-3ジャンプは、3A以上に難しいのでしょう。
3Aだけが難しくて、3-3ジャンプが簡単だ、などということはありません。
3Aだけが高難度と評価するシステムだとしたら、伊藤みどり、ハーディング、中野友加里、浅田真央が一流で、クワン、ヴィット、バイウル、スルツカヤ、キムヨナ、佐藤有香、荒川静香等、歴代世界選手権覇者やオリンピックチャンピオン達は二流ということになってしまいます。
あのハーディングが一流ですよ??

プログラムコンポーネンツは、いつ見ても結局は技術点と比例してます。
キムヨナは技術点を稼いだからこそ、5コンポーネンツも9点台が出たのでしょう。
決してポージングや顔芸で出た点数ではないということが、公平に見たらわかるもんなんですが。
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確かにフィギュアスケートでは美しさというものが加点されてきました。


しかしスポーツとしてそれで正しいのか?という思いがあります。
振付や演技を重視した評価をするならアイスダンス・シングルでも作ればいいと思います。
バンクーバーでの評価が正しいというならば難易度の高いジャンプはやめてバレエでも習った方が良いでしょう。
もはやスポーツではありません。

スポーツ競技を観戦する楽しさとは高難易度の技を決めた時わっと心が沸き立つあの感覚だと思います。
アーティスティックを追求しすぎたフィギュアスケートには感動するべき場面がありません。
事実、ライサチェック選手もキム・ヨナ選手も「綺麗だけどそれだけ」「美しいが華がない」と評する人は少なくありません。
フィギュアの美しさは完成美ではないかと思います。
キム・ヨナ選手は審査員へのアピールが良かったという人もいますが、あれは体力がないのでステップ中にポーズを取って休憩しているだけだと言う人もいます。
私は審査員に媚び売って点数が上がるような競技は既にスポーツではないと思います。
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うーん、難しいところですが、つまり、高難度のジャンプを飛んだ人間が勝たなければおかしいといううことですよね。

しかし、フィギュアスケートはスピン、ステップ、スパイラルが無いと成り立たないもの。4回転、3Aを跳べない選手は跳べる選手よりも上かと言われれば、他のエレメントも見ないと何とも言えないよと。それだけにジャンプが一人歩きするのも残念だと思う反面、分かりやすいメインのジャンプがもっともっと進化するのも見たいという複雑な気持ちです。
でもジャンプだけが身体能力や自己表現の全てではないとは思っています。特に女子には女子にしかない素晴らしさがありますし。ジャンプの難易度だけで言えば、男子が圧倒的に優位です。ジャンプのみでもし勝者が決まるのなら女子より男子の方が凄いんだと言い切ることができるけれど、それがそうと言い切れないところもフィギュアの醍醐味なんですよねえ。
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今回のフィギアは「審判は上半身しか見てないのかな?」と思われても仕方ないジャッジでした。

スケートは「足」で滑るものなのに。
Youtubeでもヨナの方が完璧だった、という動画を白人がわざわざアップしています。
そうしないとライサの金が否定されるから。
そしてコメントも「ノーミスだった」「ジャンプ」「振り付け」などばかり語っていて、スパイラルやスピン、ステップなど他の要素に付いては全く無視状態。

プルシェンコは4回転だけという報道が多いですが、演技力はズバ抜けています。私は女子ばかりずっと見ていて、ある程度上手下手がわかる程度でしたが、先入観無しに男子を見た時はプルの演技は釘付けになりました。

でもこれだけは断言できます。
私はショートの点数が出た時点で「これは出来レース」だと確信しました。
何故なら、ショートで真央ちゃんもヨナも一応ノーミス状態で比べてあの点数はあり得ないと思いました。
特にヨナのスピン、ステップ、スパイラルは素人が見ても分かる位出来が悪いです。
真央ちゃんがフリーで完璧に演技しても対抗できないようにヨナにあのデタラメな点数を付けたのでしょう。
その位真央ちゃんの事が恐かったのだと。

最後にミライが完璧に良い演技をしたので、ジャッジの点数を出す時間が遅れていました。
あれはロシェットにメダルを与えるために点数を操作していたのでしょう…。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。4年に一度のオリンピック、そしてそれを目標に精進する選手が納得できるジャッジ、見ている観客が納得できるジャッジに早くなるといいですね。

お礼日時:2010/03/04 15:39

「より早く、より高く、より遠くへ」は、キムヨナのジャンプそのものだなぁと思います。


もの凄いスピードで助走を付けて、高さ・幅・空中での姿勢・降りた後のなめらかさ、どれをとっても世界一美しいジャンプを飛ぶ選手です。
だから、ひとつのジャンプで2点もの加点がもらえる。

ジャッジは、あのようなジャンプを「よい」と評価をして、GOEで2点も加点するのですから、ようするにジャンプで点数を稼ぎたければ、すごい助走で、軸がまっすぐで、遠くまで飛び、なめらかに降りる必要があるということです。
フィギュアは、総合力を競う競技でもあります。
もちろん芸術力も。
3Aを1回飛んだら、はい金メダルっていう味も素っ気もないものではないです。

真央ちゃんはルッツの矯正が間に合わなかったようです。
世界のトップ選手の中で、ルッツを飛ばないのは真央ちゃんだけです。
そして、サルコウも飛べません。
今シーズンの初めの頃は、あの最後の3トーループ単独のところは、サルコウだったんです。
でも飛べなかったから、より点の低い3トーループをあそこに持ってきたわけです。

3Aは、ハイリスクローリターンながら、「飛ぶしかなかった」ジャンプでした。
ルッツとサルコウ、アクセルを抜かせてしまったら、3回転ジャンプは3種類しかありません。
3種類で勝負するわけにはいかなかったから、賭けではあるけれども3Aを3回持ってきた。
ということだと思います。

しかし苦手なジャンプを外すっていうのは、キムヨナもやってることです。
キムヨナの今季のプログラムでは、いっつも転んでいた3ループをはずしてきています。
それでも、キムヨナも3回転ジャンプはトーループとサルコウとフリップとルッツの4種類は飛べます。
しかも、3-3コンビネーションも可能。

フィギュアはスポーツですので、より高く、より多く飛べる者が点数を得るべきだと思います。またその一方で芸術でもあるので、より美しく飛ぶ人に点がいくのも仕方のないことだと思いました。
加点でいえば、スパイラルやステップでは、真央ちゃんのほうがたくさん点をもらえていました。
そういう意味でも、ジャッジは公平に見ていると思います。
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その考え方を突き詰めると、音楽はいらなくなります。



フィギュアスケートは、音楽に合わせるのが魅力だと思います。
そして、音楽に合わせるのであれば、音楽の世界観を表現することも大切だと思います。
だから、ショー的な要素は必要だと思います。
なお、今のフィギュアスケートの採点は芸術面を軽視していると思います。
プログラムコンポーンネンツだって、結局はスケート技術(SS)に依拠しています。


ちなみに技術を突き詰めるのであれば、音楽を使用しない別の競技を作った方がいいと思います。
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他の方も言ってますが、ヨナ選手の跳ぶ3ルッツ+3トウループは大変難しく、男子で言えば4回転に匹敵する高難度ジャンプです。


3ルッツ+3トウループを2度、2アクセル+3トウループを入れ、なおかつ全てのジャンプが完璧だった女子選手が金メダルに値しないなら過去の女子選手は誰も相応しくないということになるでしょう。トリノの荒川選手は3回転+3回転も入ってないんですから。

フィギュアはスポーツであると同時に芸術でもあります。単に一番高難度ジャンプを跳んだ選手が金メダルならメイクも衣装も音楽も振り付けも必要ありません。それはフィギュアスケートではなくジャンプ競技です。

4回転を入れたプルシェンコが、回避したライサチェクより金メダルに相応しいかは微妙です。ジャンプは危なっかしいものが多く、予定していた3連続ジャンプも抜けました。あの抜けた2ループをどこかに付けてさえいれば金メダルでしたからね。
最初から決まっているルールを負けてからあれこれ言うのは凄く格好悪いです。トリノのときなんて今より4回転や3アクセルの基礎点は低かったのに、絶対王者だったときは言わずに負けたらルールがおかしいだろって…正直ガッカリしました。

この回答への補足

何か勘違いしているようですね。オリンピックとはスポーツの祭典でありアイスショーのように優雅に、優美にと美しさを競うものと違うと思っています。チマチマやネチネチと体を動かすして、拳銃を撃つ真似で金メダルが取れるのではフィギュアのスポーツとしての将来がないと感じているのです。

補足日時:2010/03/03 15:42
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あなたの認識が間違っています。


フィギュアはそういう競技ではない。仮にそうだとしても早く・遠くへと言う点でキムヨナに負けています。高くもかな。
自国選手だからと欲目で見ちゃ駄目だよ。なんか心が卑しいわ。

この回答への補足

あなたの方が偏った見方と思います。人は難易度の高い技術の完成に感動するのですから3回転しか飛べない人より3回転半を飛べる人を見るほうは感動すると言っているのです。

補足日時:2010/03/03 09:24
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