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2010年の12月の大会の最後に、安藤が金、浅田真央は銀メダルでした。
この大会の諸々のジャンプは改善されたジャンプだったのでしょうか。教えてください。

A 回答 (6件)

実施ジャンプ/(基礎点)/加点 (全日本)


<浅田> ※SP/FS合計ジャンプ
3A ・・・・・・・・(8.50) -0.40 加点+3.58、減点-2.12
3Lo<+2Lo ・・(5.40) -0.70
3F ・・・・・・・・(5.30) +0.70
3A< ・・・・・・・(6.00) -0.60
3F+2Lo ・・・・(7.10) +0.70
3Lz ・・・・・・e(6.00) -0.42
2A+2T ・・・・・(5.17) +0.50
3F+2Lo ・・・・(7.81) +0.84
2S ・・・・・・・・(1.54)  0.00
3Lo ・・・・・・・(5.61) +0.84
<は回転不足、eは不正エッジ
<安藤>
3Lz+2Lo ・・・(7.80) +1.40 加点+11.44、減点0
3Lo ・・・・・・・(5.10) +1.40
2A ・・・・・・・・(3.30) +0.60
3Lz+2Lo ・・・(7.80) +1.40
3Lo ・・・・・・・(5.10) +1.26
2A+3T ・・・・・(8.14) +1.40
3Lz ・・・・・・・(6.60) +1.26
3S ・・・・・・・・(4.62) +0.70
3T ・・・・・・・・(4.51) +1.12
2A+2Lo+2Lo (7.59) +0.90

参考佳菜子ちゃん 加点+7.5、減点-1.58

●ジャンプは改善されていません。上記少し分かりにくいかもしれませんが、全日本選手権での浅田選手と安藤選手の実施したジャンプです。コンビネーションジャンプも1回とカウントすれば合計10回跳びます。

加点の差を見てもらえば分かるとおり、浅田選手の加点はとても低いです。3位の村上選手と比較してもかなり低いです。キム・ヨナ選手に至っては爆発的な加点の差で楽勝してしまいます。つまり勝つ為には加点を沢山貰えるジャンプに改良する必要がある訳です。3Aが回転不足を取られずショート・フリーで必ず3回成功する訳ではありませんからね。1回でも回転不足を取られれば負けてしまいます(特にヨナ選手には)。

◆浅田選手のジャンプは回転軸が細く誰よりも綺麗に見えるが、踏み切るまでの滑走スピードが遅く踏み切る際一瞬流れが止まる。“タメ”を作ってから跳んでしまう。つまり流れの中で跳んでいない(特に基礎点の高いルッツ、フリップで)。さらにルッツの不正エッジで減点される。この辺りが改良するポイントですがまだ改善は厳しいですね。上のGOEの採点を見てのとおり厳しです。ルッツは以前の癖が多少は改善された程度です。普通は3年かかると言われます。ソチの1年前までにある程度良くなればと思います。

●浅田選手は全6種類のジャンプの内、つま先を突いて跳ぶTOE(トウ)系ジャンプ(Lz=ルッツ、F=フリップ)がとても苦手です。
・Lzは外エッジで踏み切らなければいけないのに内エッジになってしまいます。従ってe判定(不正エッジ)され減点されます。
・Fは本来得意だったのですが、ジャンプに入るまでの姿勢が悪く流れが一瞬止まってしまうようなジャンプのため加点がほとんど貰えません。

・次に安藤選手の4回転で有名なS(サルコウ)ですが元々得意ではありません。3A(トリプルアクセル)に時間を取られて練習する時間も少ないと思います。それと基礎点も低い為積極的に取り入れなかったのでしょう。

・Lo(ループ)とA(アクセル)は得意なジャンプ。
・残るT(トウループ)は一番簡単なジャンプでほとんどの選手も得意ですが、浅田選手と安藤選手は一番基礎点の低いこのジャンプを積極的に取り入れず今まであまり跳びませんでした。3+3のセカンドに跳ぶジャンプもほとんどの選手がこの3Tです。安藤・浅田選手はセカンド3Loにこだわってきた為回転不足判定が厳しくなった現行ルールで成功しません。3Loをセカンドに跳ぶのは男子でも難しく、この2人が3+3を跳べなくなった理由です。

<今後>
(1)セカンド3Loをやめ、セカンドに3Tを跳べるようにする必要があります。それが3+3を成功させる早道です。安藤選手は今回セカンド3T(2A+3T)に成功しましたね。実は基礎点の低い3Tの方がトウを突いてから跳ぶため高さが出て加点が多くなります。ヨナ選手の加点てんこ盛りで得意なジャンプもこの3Tです。本来は一番簡単なジャンプですから是非とも成功させて欲しいです。
(2)サルコウの積極的導入。Lzの減点が厳しい現状では必須です。
(3)ヨナ選手の高得点の秘密の2A+3Tも入れてもらいたいです。(今回安藤選手成功で高得点)
(4)あとはヨナ選手のPCS(表現点)の高さの秘密“目の演技”が上手になることでしょうか。2人のPCSの得点差が年々広がっていきますからね。
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この回答へのお礼

大変いろいろ詳しく説明いただきありがとうございました。だいぶすっきりしたみたいです。まだまだすっきりしないのは、真央ちゃん本人でしょうか?
浅田、安藤等の点数比較や加点の説明やらこと細かく説明していただきありがとうございました。ほんとに難しい競技なんですね。恐れ入ります。
そんな中で競技をしているフィギュアの皆さんは、それはそれは大変だと実感しました。
私と同じB型なので、絶対頑張ってくれると信じています。私は見てるだけなのでダメですが、応援はいつもしています。あんなに華麗にすべる真央ちゃんは誰にも愛されるキャラなのでしょうね。ほんとに大好きです。真央ちゃんガンバ!
ほんとに詳しく説明していただきありがとうございました。

お礼日時:2011/01/09 08:36

誤解されている方もおられるようなので……。



まず、「改善」とは、どこからの改善か。
これは、浅田選手のオリンピック時点でのジャンプの状態からの改善です。

素人目にはわからない部分も多いと思いますが、
本人は、オリンピックの時点で、自分のジャンプが不完全だと言うことが
わかっていたそうです。だからオリンピックが終わった時に
「ジャンプをもっと完璧にしたい」と思ったそうです。
(これはいろいろな記事に出ています)
特に、彼女の場合苦手で試合で避けていたジャンプの種類(ルッツやサルコー)
もありましたし。

じゃあなぜその改善をオリンピック前にやらなかったか。

これは、ジャンプには自分で跳びやすいくせのようなものができてしまっているので、
それを矯正しようとすると1~2年はかかるものであり、
オリンピックを直前に控えていた時には間に合わない可能性があって危険だったからです。

だから、これから4年先のソチオリンピックに向けて、
今、この時期に改善を図っているのです。

これもいろいろなところで記事として出ていますが、オリンピック後、
彼女は5種類の3回転ジャンプを、1回転からやり直しています。

本人も言っていますが、体で一から覚え直しているため、過去の記憶と新しいやり方とが
まだ自分の中で一致せず、あのような失敗ジャンプになってしまったということです。

ですから、改善されたかというと、答えは「改善途中」としか言えません。
ジャンプの矯正がまだ完璧でないからです。
マスコミで「浅田真央、不調!」と言われていますが、原因不明の不調ではなく、
今はジャンプをやり直している発展途上なのです。
(具体的にどこが悪いか、コーチはわかっているそうです。公表しませんが)
私はそれを、もっとマスコミは伝えるべきだといつも思いながら見ていました。


ですが、成功させているジャンプを見ていると(特にフランス杯の練習風景など)
流れがとてもきれいになっている印象を受けました。
それとフリップはエッジが正しくなっていたと思います。
ルッツは全日本でエッジエラーをとられていたと思いますが。

本当の「改善され、完成されたジャンプ」は、これからだと思います。
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この回答へのお礼

いろいろ詳しく説明いただきありがとうございました。だいぶすっきりしたみたいです。まだまだすっきりしないのは、真央ちゃん本人でしょうか?私と同じB型なので、絶対頑張ってくれると信じています。私は見てるだけなのでダメですが、応援はいつもしています。あんなに華麗にすべる真央ちゃんは誰にも愛されるキャラなのでしょうね。ほんとに大好きです。真央ちゃんガンバ!
ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/09 08:30

前回の質問でも答えましたがルッツとフリップの踏み切りは改善されているのではないかと思います。

サルコーへの挑戦など前向きな面も見られる。問題としては,コンビネーションジャンプの2つめのジャンプをダブルに今のところしている。回転不足が気になること,キム・ヨナやコストナーのようなスピード感のあるジャンプではない。もっともコストナーは成功の確率が悪いですが。スピード感のあるジャンプの方が採点は基準は高いと思います。残念ながらスピード感のあるみていてすっきりするジャンプにはまだなっていないですね。プロでないのでその部分が改善されたかどうか私のレベルでは分かりません。思い切り,軽快さ+繊細さがあればいいのでは。別にキム・ヨナのようになる必要はありません。コーチをいろいろ変わりましたが,それもどうだったのかと今となっては思います。個人的には最初の山田コーチでよかったのではと思いますが。
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この回答へのお礼

フィギュアは見ているものにとっては華麗に見えるので、転んだりするとあ~ッと悲しみのため息をつき、頑張れ!というだけです。やってる本人はいつもベストを尽くしてやってるのですから、頭の中でも冷静にいろいろなことを考えながらやってるのでしょうね。(時には真っ白になったり)全く凄いと思います。いろいろ詳しくありがとうございました。

お礼日時:2011/01/09 08:26

「改善」というのは、どういうことを言っているのか、そこが問題なんです。



浅田真央選手は、昨年6月にジャンプ指導に長久保コーチと契約し、その時に「ジャンプの改善(矯正)をしている」と話していました。
その後、9月に佐藤コーチに変わったときに、佐藤コーチは「今からジャンプの矯正は無理なので、自然に跳べる形に戻したい」のようなコメントをしていました。
どちらのコーチも、また真央選手自身も、「何をどのように改善しているのか」という内容までは語っていません。
だから改善した点、矯正した点はまったくわかりません。
多分、ルッツのロングエッジ(間違ったエッジ)や、回転不足とか、着氷後流れないなどの点を改善していたのだと思いますが、結局改善しようとしてあんなに不調になってしまったので、改善は断念したのではないでしょうかね。
以前のように自然に跳べるようにと佐藤コーチが「戻した」ことが逆に「改善」だったのではないかと思います。
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この回答へのお礼

全くフィギュアは見ているものにとっては華麗に見えるので、転んだりするとあ~ッと悲しみのため息をつき、頑張れ!というだけです。やってる本人はいつもベストを尽くしてやってるのですから、夢中で最後までただ滑りきるだけなのでしょうが、頭の中では冷静にいろいろなことを考えながらやってるのでしょうね。全く凄いと思います。いろいろ詳しくありがとうございました。

お礼日時:2011/01/09 08:23

以前から指摘はされていますが、



●成長すると体力と体重のバランスが維持できず、ジャンプに支障がでる

ため、#1さんの見解どおり 「失敗がない」 ということでしょう。
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この回答へのお礼

難しいですね。もっと勉強してみます。ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/08 16:48

>ジャンプは改善されたジャンプだったのでしょうか。


失敗していない(ころんでいない)ので改善されたのでは。
スピードは落ちている感じに見えた。
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この回答へのお礼

難しいですね。私ももっと勉強してみます。

お礼日時:2011/01/08 16:49

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