アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

こんにちは。フリーで音楽関連の
アートディレクター/デザイナーをしております。
最近特にそうなのですが、自分でデザインしたCDや
ツアーパンフ、ロゴなどに、仕事が終わるとあまり
愛着が湧かないんです。昔は壁とかに飾ったり
パネルに入れてたりしていたのですが
最近は終わったら目の届かない所へ封印、、、といった感じです。
別に失敗作とかではないんです。その時に全力をつくせたものでも
全て終了すると、サンプルCDや見本雑誌などが届いても
段ボールの中へしまいます。できればデータも消したいのですが
後々使う可能性が高いので、できません。原因としては
やはり発売まで何回もアーティストの意向で直し、
自分の作品とは思えないという理由もあります。しかし
100%自分でディレクションしたものに関しても同じ感覚なんです。
こんな気持ちになったりしませんか?デザイナー五月病のような。。。
ご意見頂けると嬉しいです。よろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

大好きな曲でも繰り返しずっと聴いていると飽きます。


それと同じようなものでしょう。苦労させられた作品であれば「見るのも嫌」になるのが普通ですよ。

見たくないのなら見なければいいだけのこと。何年かして「ああこんなのもやったなあ」でいいのでは?
そんなどうでも良い事を気にしていないでどんどん良い作品を産んでください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
おっしゃる通りですよね。
作品は自分の子供とは
違うのですから。
どうでも良いことを気にしてた気がします。

お礼日時:2010/03/24 15:33

そんなもんよ



デザイナーになった当初は、必死で、お客さんの意見を入れて、考えて考えて出来上がった作品だから愛着もわくし大事に思う。

慣れてくれば、お客さんもふえ、クライアントの意見がいろいろと出てくる、自分の作品を作りたいのに、クライアントは自分の意見を通そうとする、まだボキャブラリーが自分には無いので、反論も、意見も言えず、言いなりに作ってしまう。
自分であって自分の作品でないものは、見ていても面白くないし、作っていても楽しくない、デザイナーになって一番の悩み時の時期
ココが正念場であって、経験値をつむ時期でもある。

ソレを超えると、だんだんクライアントの好みの色形がはっきりとわかってくる。
そこで、クライアント好みの色で、自分なりのアレンジ
クライアントの意見に対して、これはこうこうと理由を説明しての変更
だんだんクライアントだけのものから、自分のアレンジ作品へと変わっていく
クライアントとの50:50での作品つくりが出来るようになる。
ココは妥協したけど、ここは自分の意見を通した。
結果的にクライアントから、よくなった!君の言うとおりだねとほめてもらえた。
こんな作品が増えていく また自分の作品が楽しくなってくる

ココまでくれば、もう一人前

私も20数年この仕事に従事してきて、面白くなってきたころだよ。
10年は悩みどころだったね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そうですよね。結局ミーハー的に
デザインというものに憧れていた時期は
世に出た作品はダイヤの輝きだったと思います。
でも慣れてくると作品を発表するだけでは
まったく感動が無く、心の奥底にしまってある
本当にやりたいデザイン以外はどうでもよく
なってくるのかもしれません。これが
グラフィクデザイナーという
いわゆる「料理人」と
自分に周りをあわせる「芸術家」との
決定的な違いだと思います。

お礼日時:2010/03/24 17:45

印刷物もちょっとかじる、建築関係のデザイナーですが


これはありますね。商売だから

ポロックのように、板に絵具をぶち撒けて
「これが芸術でござい」なんて出来ないから
「これがないとダメなの!」という部分が自分の中にあっても
同じものが客になければ、不要なものだから削るしかない。
そんな修正をしてる内に、どんどん自分のものとはかけ離れて行く。

でも、こういうのが100あっても
客と自分の意向が合う時はあります。
客の求めるものと、自分の作りたいものが一致する時
客の意見でよりいいものが出来たり
自分が作ったものを、予想以上に客が気に入ってくれたり

結局は商業デザインだから
客の意向を取り入れるしかないのですが
100回や200回に1回は、お互い満足出来る時があります。
そのたった1度を追い求めるのが、デザイナーじゃないかな

あっちでボツになったネタを、こっちで使って採用されたり
捨て案のつもりで、雑に作ったのが採用されて
「こんなのでいいの?!適当に作ったんですが?!」と驚いたり
こういうのがデザイナーじゃないかな

佐○急便のトラック
名のあるデザイナーに依頼して、デザイナーは色の品番まで
指定したそうです。そのデザインを使うために
佐○は、今までの波板のボディから平のボディに全部変えたらしい。
飛脚のイラストの時は、確かに荷台の箱は波板だった。

ここまでクライアントを動かすには、遠い遠い道のりが必要でしょうが
実現不可能ではない。
気力がなくなる時が多いのが通常でしょうが
私とあなたで業界は違えど
いつか私達もここまで何かを動かせるような
デザインを作りましょうよ。
それこそが商業デザインの醍醐味でしょう。

私は明日から来月始めに提出するデザインに着手しますよ!
あなたも次々やりましょう!
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
すさまじい話ですね。
確かにバジェットも無限で
やりたい放題できたら
ストレスは無いかもしれません。
でも私の場合それでも
一度世に出るととたんに興味がなくなってしまうんです。
なので微妙に単に飽きるというか
割り切りが早いのかもしれません。

お礼日時:2010/03/25 14:46

グラフィックデザインを生業として20数年経ちました。


私もこの仕事に就いた時は夢も希望もいっぱいで、よく友人に自分の作品の説明とかをしていたものです。
ところが現在はnananana74さんと同じ気持ちになることばかりですし、データを消去してしまいたい気持ちも良く分かります。
ですが昔に係わった仕事を見直すと、これがなかなか良いものでなぜか満足してしまいます。
まあ、そんなものじゃないでしょうか。デザイナーって結構しんどい仕事だと思いますので葛藤も多いですよ。
マイナス思考かもしれませんがこれが私の現実です。
万年五月病のグラフィックデザイナーでした。
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