10秒目をつむったら…

会社法を勉強している受験生です。準備金あるいは剰余金の資本組入れの意義・メリットを教えてください。ちなみに法学部卒で会計の知識はほとんどありません。

準備金(資本準備金)→資本金は、準備金と資本金が不均衡になった場合に行われると解説してくれるサイトなどがありますが、準備金と資本金が不均衡であることがなぜ問題なのかの説明がありませんでした。

また、新しい会計規則で利益剰余金も資本組入れが可能となったというのは分かったのですが、配当の財源にできるせっかくの利益剰余金をなぜ拘束の強い資本金に組み入れてしまう必要があるのかがわかりません。

貸借対照表上では株主資本の項目内だけでお金を動かしているだけで、自己資本比率が高くなって与信審査に良い影響を与えるというわけでもなさそうですし。

準備金、あるいは剰余金を資本に組み入れる理由・目的・必要性・意義・メリットを教えてください。

A 回答 (1件)

株価の問題です。


資本金1,000万円、発行株式数200株ならば、1株5万円です。
利益剰余金が500万円あり、それを資本組入すれば、株価は単純に7.5万円になります。株主はウハウハですよね。

でも会社が利益を出し続けている場合は、上記でいいのですが。赤字続きになった場合はどうなるのでしょうか?まず、前期の未処分利益から赤字を消します。次に利益剰余金から消していきます。最後に資本金の減資(倒産)を行います。

経営陣は、3~5年後のリスクがあるから利益剰余金としてB/Sに残しておきたい。株主は、今すぐのウハウハが欲しい。その辺りのバランスです。
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この回答へのお礼

資本金と株式の関係は切断されていると習いました。
資本金は増減しても株式数は増減しないと。

ただ、一株あたりの値段は資本金が増加すると上がるのですね。
株式の払い戻しはできないが、他人に譲渡する場合のキャピタルゲインになる。

なるほど。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/03/30 04:04

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