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小説を書くために参考になりそうな本
を探しています。
軽い小説でジャンルはファンタジーです。書き方の本というより、読んで文章の勉強になるような作品のおすすめはないですか?
海外の作品の翻訳されたものとかも探してるのですが、うまく検索できなくて困ってます。

A 回答 (4件)

個人的に好きな作家さんばかりになってしまうので偏りますが(^^;)


紹介させていただくのは結構有名な方ばかりなのでご友人で持っている人がいないか、図書館で貸し出してないか、古本屋さんで安く売ってないかとりあえず探したり聞いたりしてみてください。
多分、ブックオフあたりなら古本で安くあるんじゃないかと思います。

筒井康孝さん
ファンタジー系のものを良く書いてます。近未来的なものとか。私はこの方の短編集が好きなのですが短いページ数の中でまとめた世界観の見せ方や設定の仕方は参考になると思います。
タイトルは忘れてしまったのですがハードカバーの短編集の中に読点のない小説というものがありました。読点がないのに読みやすく、分かりやすく読ませる手法というのはとても参考になると思います。
↑収録されている本のタイトルも、小説のタイトルも忘れてしまったので気になるようでしたら改めて質問を立てればファンの方からすぐに回答もらえると思います。
近未来的なファンタジー系の短編集なので色々と参考になるかと思いますよ。

シドニィ・シェルダン
ファンタジーは書いてませんが、読み出したら止まらない作家で有名です。
この作家の書き方は少し変わっていて、読者の集中するタイミング・飽きるタイミングを計算してそれに合わせて文章を書いていると聞いたことがあります。(生体リズムの上下に合わせて書いているとか…)
文中で交渉がある程度まとまってきたり、ダラダラと平行線になりそうになった時に唐突にお色気シーンに入ったりします。それがその計算の典型的な部分らしいのですが、計算して面白いものが書けるんだな…という参考としてはいいと思います。(人から聞いた話しなので確証はありません)

スティーブン・キング
ホラー作家として有名ですがファンタジー?っぽいものも書いたりします。
『ファイアスターター』は彼の処女作だったと思うのですが、初期の作品独特の若さがあって、分かりやすくて読みやすい作品です。
『ミザリー』では監禁された小説家が彼の代表作である「ミザリー」を書くのですが、キングが書いている『ミザリー』の文章と監禁されている作家が書いている「ミザリー」の文章がまったく別人が書いているように差があります。訳した方がうまいのか、キングが凄いのか分かりませんが文章を書く上ではとても参考になると思います。
『デッドゾーン』こちらは訳者が変わっていなければ…なのですがとっても難解で分かりにくい小説です。話や内容はとてもいいのですが、文章が分かりにくくて読むのが結構辛いです(笑)ですが言葉一つ、文章の書き方一つでこうも変わってしまうのか…という参考としてはいいんじゃないかと思いますので1回ぐらいは読んでみるのもいいと思います。

ジェフリー・アーチャー
こちらもファンタジーは書いてませんが短編集の文章のまとめ方や見せ方はとても参考になると思います。特に12本シリーズは面白いですよ。(『12本の毒矢』や『12の意外な結末』など)
短編集以外でも『ケインとアベル』や『大統領に知らせますか?』や『100万ドルを取り返せ』などの長編も面白いですし、世界観の構築や見せ方のいい参考になると思います。

アイザック・アシモフ
ファンタジー小説…というか、ロボット小説というか…SF小説というか。
ロボット三原則を考案したというか、小説の中でこの方がロボット三原則を初めて書きました。宇宙規模のSF小説を書くならこの人のはとりあえず読んだ方がいいかなと思います。結構深刻な内容でもシャレがきいてて面白いですよ。
登場するロボットに味があって可愛いですし、世界観が広くて面白いです。

荻原浩さん
この人もファンタジーは書いてないのですがキャラが独特で人物造形がうまいと思います。
『明日の記憶』(渡辺謙主演)『誘拐ラプソディ』(多分、今公開中だと思います)が映画化されているので図書館にあるかもしれません。
お勧めはこの2つよりも『噂』『神様からのひとこと』『仲良し小鳩組み』『ハードボイルドエッグ』でしょうか。クセのあるキャラクターが多く出てきます。
ものすごく個人的なお勧めはホラー短編集の『押入れのちよ』に収録されている「押入れのちよ」です。ちよがめちゃめちゃ可愛いです。ホラーなので表紙が怖いですがこれを読んだ後で見ると可愛く見えてきます。
本屋さんで立ち読みできそうな長さなので見付けたら立ち読みしてみてください。

ダニエル・キース
『アルジャーノンに花束を』『24人のビリーミリガン』あたりが代表作になると思います。『アルジャーノンに花束を』の方はドラマ化や映画化されているので有名だと思います。ファンタジーですが泣けたり、ちょっと考えさせられるような内容でもあるので読んでみる価値はあると思います。『24人のビリーミリガン』は多重人格の方の実話ですが、小説として普通に読めるように書いてます。

菊池秀行さん
田中芳樹さん
栗本薫さん
上げだすとキリがないのですがこの方々はファンタジー系の小説を書いていて結構アニメやマンガになっていることが多いのでちょっと見てみて好みのものがあったら原作を買ってみるといいかもしれないです。
『アルスラーン戦記』『銀河英雄伝説』『グイン・サーガ』とかが有名でしょうかね(^^;)


以下ファンタジー系の雑誌です。1冊で多くの作家さんが読めるので、好きになれそうな作家さんを探す時には買ってみるのもいいと思いますよ。

電撃文庫
ファンタジー系で文庫が一杯出てます。多分…雑誌もあったと思います。ラノベの部類だったような気もしますが好きな系統のファンタジーがあるかもしれません。どちらかというと女性よりかは男性向けっぽい感じがします。

小説アスカ
ファンタジー系、女性向けの雑誌です。ファンタジーの作家さんを多く読みたければとりあえずこれは買って読んでみるといいと思います。

小説コバルト
最近は買っていないので傾向が変わっているかも知れませんが恋愛小説中心です。ファンタジーものも1・2本載っていることがあります。


以下漫画ですがファンタジーの世界観構築の参考にはなると思います。

清水玲子さん
樹なつきさん

こちらも上げ出すとキリがないので一押し2名です。絵も凄く綺麗だし、話も深くて小説の参考としても充分だと思います。
白泉社系の雑誌・コミックはファンタジーものが多いので好きな絵柄・話などは読んでみても損はないと思いますよ。(最近は傾向が変わっていることもあるのでとりあえず雑誌を見てください)

あと、巨匠 手塚治さん
どれを読んでも深くていいものばかりです。


ファンタジーといっても幅が広いので、とりあえず一通り有名な方を上げてみました。マニアックなところだとラブクラフトの『ラブクラフト』とかホラーファンタジーで気持ち悪くて面白いですよ。(^^)
あと日本ではあまり有名ではないですけどオスカーワイルドの『ドリアングレイの肖像』とか。モダンホラーとしては吸血鬼や狼男、フランケンシュタインと並ぶくらい海外では有名なので読んでみるのもいいと思いますよ。改行が一切ないんじゃないかというぐらいギッシリした書き方はある意味新鮮です。
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この回答へのお礼

詳しくたくさん紹介していただき、ありがとうございます。文章の特徴まで書いていただき、とても参考になりました。
ラブクラフトというと、クトゥルフ神話とかの作家さんだったでしょうか。まだ読んだことはないですが、いいっていう人は多いみたいですね。今回はこちらと、そのほかに紹介されているもの参考に買ってみようとおもいます。

お礼日時:2010/04/15 18:57

すみません、作家名打ち間違えた方が一名いるので訂正です。



樹なつきさんではなく、正しくは樹なつみさんです。
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近くに図書館はないのですか?


うちは無いのですが、あればお金を使わずに借りられます。

検索で分からないなら、本屋に行けば良いでしょう。
本棚の間を歩いて探すのも小説を書くために役立つはずです。

あとは、「青空文庫」とか。
ネット検索してみてください。

でも本と仲良くなりたいならば、ネットだけでなく、図書館か本屋をぶらつくほうがいいと思います。
古い考えかもしれませんけどね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
図書館はちょっと遠いです。そういえば最近は本屋さんに行ってなかったです。
参考になりました。それもいいなとおもいます。

お礼日時:2010/04/15 18:41

出版されている本すべてが参考になりますよ。


ジャンルはファンタジーとのことですが、書くジャンルがファンタジーだからといってそればかり読んでもいいものは書けないと思います。読めるものはどんなジャンルでもドンドン読んで参考にしてください。

個人的に参考になる作家さんを紹介するのは簡単なのですが、それはイコールで私の好きな作家さんになってしまうと思います。質問者様の好きな文章・嫌いな文章というものがあると思うので、質問者様が読んだ中で参考となるものを探していった方が良いかと思います。


あと、本当に参考意見として詠んで欲しいのですが、質問者様が海外の文学をその国の言葉で読めるのでしたら、海外のものも参考にされるべきだと思います。ですが日本語でしか読めないのでしたら海外のものは参考とされるのはあまり良くないかと思います。
理由として海外文庫を日本語で読むということは、作者と読者の間に訳者が入るということです。言葉一つでも作者の意向とはそぐわないものに訳されていることが結構あります。
それと海外文学ということで、日本語としてない言葉や言葉にしてはいけない言葉を他の近い言葉に変更されたりもするので、本当の意味ではその作者の文章を読んでいるとは言えません。それはイコールで作者の意図を読者は100%で読むことができないということです。
100%で読んだり読解したりできないものを参考にする…というのはどうかなと思いますので、海外文学はあまりお勧めはできません。
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この回答へのお礼

よかった、回答が付かないかと思いました。ありがとうございます(^o^)
少ないおこずかいで何を買っていいか迷っているところなので、よかったらおすすめの作品か作家さんを教えてほしいです。
海外のものは訳の問題があるというのは、少しそう思っていたんですが、ファンタジーなので日本人的でないのも読んでみたかったからなんです。(補足)
英語のを調べながら読んだことありますが、なんのことだかもうさっぱりでした(^^;)

お礼日時:2010/04/13 19:09

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