アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

初心者ではないのですが、今更ながらお聞きしたいのです・・・・。
MacのイラレでDTP編集をしています。
カラーの写真を、フォトショでモノクロに変換してEPSで保存、
そしてイラレに配置しているのですが、
この配置されるEPSデーターの保存の詳細はどの形が最適なのでしょうか?
ちなみに2色印刷ですが、写真はモノクロです。

たとえば、グレースケールじゃだめとか、2色でもCMYKにしておくべきとか、埋め込みがいいとか・・・。
なんだか印刷されると暗いような気がするのです。
どなたか教えていただけますか?

A 回答 (3件)

No.1さんの言う通り、基本的には、印刷方法やバージョンで変わってきます。


一番確実なのは、自分が発注する印刷会社に確認することです。

その上で、一般的に言われていることを書きたいと思います。

●印刷会社がカラーマネージメントを導入していない、または
カラーマネージメントを使わない場合(一般的です)
EPSファイルにカラープロファイルを埋め込まない。

カラーマネージメントの概念をよく理解した上で運用しないと
意図しない変換が行われてしまいます。基本的には、出力までRGBで運用する
RGBワークフローを導入している会社で必要となります。
プロファイルはカラースペースの変換の時に必要となるものなので、
すでにCMYKやグレースケールにしてしまった画像に
プロファイルは意味がありません。
(CMYKやグレースケールからRGBに戻すなら必要ですが……)

●保存時のオプションについて

・プレビュー

理論的には、プレビューは単に見た目の問題で実体は他にあるため、
なんでもよいはずです。ただし、クリッピングパスが適用された画像は、
古いバージョンのIllustratorだとプレビューをTIFFにすると、
画面上で切り抜きされてないように「見えて」しまいます。
これは、TIFF形式がクリッピングパスをサポート
してなかったからです。切り抜きされてないように「見える」だけですから、
実際PSプリンターなどで出力すると切り抜きされます。
実務上問題があるので、使わないほうがいいです。JPEGにすると、プレビューが
きれいに「見えます」

・エンコーディング

バイナリにしておく方が無難です。画像が大量にある場合、ここをJPEGにすると、
実画像がJPEG方式で保存されることになり、容量をかなり節約することができます。
JPEGの画像を再保存し続けると、だんだん荒れていくのはご存知ですよね?
ですから、例えEPS形式にしてあっても、エンコーディングがJPEGになっていると、
ファイルを何回も保存し直すたびに、実画像はJPEGですから、だんだん
荒れていくことになります。また、Illustrator8ではここがJPEGだと埋め込むことが
できませんし、古いセッターを使っている印刷会社は出力すらできません。
とはいいつつ、最近ではJPEG最高画質にするのが一般的ですね。

・ハーフトーンスクリーンを含める
・トランスファ関数を含める
・ポストスクリプトカラーマネージメント
・ベクトルデータを含める
・画像補完形式

すべてチェックしない。

ハーフトーンスクリーンオプションは、印刷全体が175線で印刷される場合でも
一部の画像だけ80線で印刷したい、モアレ回避などの用途で使います。

トランスファ関数オプションは印刷の際のドットゲインを補整する際に使います。

ポストスクリプトカラーマネージメントオプションは前述のようにカラマネ
(この場合はプリンタベースのカラマネ)を使う際に使います。

ベクトルデータを含めるオプションは、Photoshop6以上で、シェイプレイヤーを
使っている際に選択できます。ベクトルデータをプリンタ側で画像化せず、
ベクトルデータのままプリントできるので、エッジがシャープになる効果があります。

画像補完形式は低解像度の画像をプリントするときにアンチエイリアスを適用します。
このオプションも古いPhotoshopにはなかったと思います。

埋め込みに関しては、Illustrator9・10はAdobeでは埋め込み推奨でした。
ちなみに確かCS3くらいからAdobeではEPSでなく、PSDが推奨だったはずです。

印刷されると暗いのはモニタでしょう。

くり返しになりますが、印刷会社に確認が必要です。上記に従った場合でも、
問題が発生する可能性があります。
理論上問題ないはずのプレビューの方式が違うために出力できない、とかね。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございましたm--m
詳しく教えていただいて、本当に参考になりました!
いままで問題なく仕事はこなせていたのですが、よりキレイとかを考えるようになると、疑問が多くて・・・。
yosheetさんの通り一回印刷会社さんにお聞きしようと思います。

ところで、偶然RGB設定のモノ写真と、グレースケール設定のモノ写真をプリントしてみましたところ、
RGBの方がものすごくキレイにプリントされました。
写真は同じものですし、フォトショで画面でも同じように見えるのですが?
(変換忘れをそのまま配置してプリントしたら、偶然見つけたことです。)
これは、なぜでしょうか?

お礼日時:2010/04/15 09:29

No2です。

回答した後に回答者が補足するには、これでいいのかな?
スレッドの下に書く方法がわからないです……。

グレースケール・CMYKとRGBの画像がプリントすると結果が違うのは
よくあることです。

ちょっとカラマネの知識ないと難しいのですが、
片方はPhotoshopでRGBをグレースケールにしてますよね。
一方はRGBデータをプリンタ(RIP)がRGBのまま受け付け、
RIPがグレースケールまたはCMYKにしてるわけです。

結果、例え同じ画像でも、変換に差が出てきます。
カラースペース変換エンジンがPhotoshopとRIPで違うので、そうなります。

また、RIP側で、RGB画像を見つけやすくするために
わざと違う色味で出す設定にしてある場合もあります。

前の会社では、mack_hさんの場合と逆で、わざと薄く彩度が低く
出るように設定されてました。おかげで、入校前にRGB画像を
発見して事なきを得たこともあります。

mack_hさんの場合はきれいに出ているとのことで、もしカラープリンタ
で出しているとしたら、その画像だけCMYK(4色)重ねで出ているかもしれません。

それから、中途はんぱにプロファイルが適用されているってことも
考えられますね。やはり、CMYK、グレースケールにはプロファイルは
埋め込まないように統一した方が無難です。

もし、CMYK、RGB混在している状況でも完全に同じ色味で出すには、
やはりカラーマネージメントを導入するしかありません。

まあ、混在でもいいなんて職場はまずないと思いますが…( ̄^ ̄;)


補足

「RGB画像」を開いた時に出るダイアログ(カラープロファイル
なんたら)で、もし「破棄する」という項目が出たら、絶対に
選ばないでください。

これだけを覚えておけば、後はどれを選んでもとりあえず問題ないです。
CMYK画像を開いた時に「破棄する」が出た場合は、破棄してもいいです。
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この回答へのお礼

またまた丁寧なお返事ありがとうございましたm--m
本当にお世話になってます。
カラーマネジメントの知識がないので、良くわからないのですが、
なんとなく理解しました。
カラーマネジメントについてもう少し知識があった方がいいのですね。

それよりも補足の「破棄する」なんですが・・・
選んでました(T_T)ガーン☆
以後気をつけます。
本当にありがとうございましたm--m

お礼日時:2010/04/15 13:00

イラレのバージョンにもよりますが、印刷の方法によって使い分けるのが基本です。


写真は1色(スミ?)扱いなのでしょうか?
ならばグレースケールでも特に問題はないはずです。
2色分解の場合はOKWebの過去問や印刷業者さんのTIPS情報もありますので「Photoshop 2色分解」等で検索してみてください。

また埋め込みは必須だと思いますが、入稿される印刷業者さんによって配置(イラレ.eps形式)+配置データ(eps形式・psd形式)だったりするので再度入稿先に確かめられた方が良いと思います。

印刷されると暗い・・・というのは、配置した写真についてでしょうか。
であれば、今のところ参考になるような事例を思いつきません。
前提としてモニタやプリンタのDTPカラーマッチングができているとするなら、出力サンプルを入稿時につけてあげるといいと思います。(当たり前か・・・<(_ _)>)
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございましたm--m
OKWebを早速拝見して、他にも気になっていたことが解決されました。
なんとなく詳しく把握せずに、でも仕事は問題なく進んでいたので・・・・。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/04/15 09:18

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