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司法書士は、どんな仕事をするのですか。実際の実務や具体的な仕事内容を教えてください。

私は30代前半の男です。現在、食品関係の営業をしてますが、将来、定年後も働ける仕事をしたいので、仕事をしながら、司法書士の資格を取り、人生これで頑張ってみようと考えてます。
そして、もし開業するなら、地方の中核都市(県庁所在地など)で開業したいと考えてます。

しかし、私の周囲には、法律関係の仕事をしてる人が無く、司法書士の実務について聞ける人がいません。
そこで、司法書士の実務に関わっている皆さま、実務をご存じの皆さまに、司法書士の実務はどのようなものか教えて頂きたいです。

私は、司法書士の仕事は、登記、債務整理、成年後見、少額訴訟のみ知ってます。
登記は、不動産登記と商業登記だけはイメージできますが、他の登記はありますか?
そして、債務整理、成年後見、少額訴訟の、実際の仕事は具体的にどんな内容ですか?

また、これら以外にどんな仕事をしているのですか?具体的に教えてください。

ボランティア的仕事は多いですか?

さらにお聞きししたいのが、営業時間や時間配分、業務配分などについてです。
外回りの仕事が多いのか、それとも、ほとんど事務所から出ない仕事ですか?
深夜や日曜祝日に及ぶハードワークですか?
実務の業務配分はどのような割合ですか?例えば、登記:債務整理:相談=7:2.5:0.5 のように分かりやすいと大変ありがたですし、一つに特化しているなら教えてください。
開業何年かを教えて頂ければさらにありがたいです。

弁護士との関係はどのようにしていますか?

最後に、司法書士をしてて良かったなと思った時の話、逆に、実務で苦労した時の話などの、過去の思い出話や、将来へ向けての話、今後の営業方針など将来像や夢をお聞かせください。

受験については資格学校などに聞けば分かりますが、実務は、現場に関わっている方々にお聞きしたいのですが、私の周囲に法律関係の仕事をしている人がいないので聞くことができません。
お手数ですが具体的なお話を教えてください。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

すべてにお答えするのは大変そうなので部分的にお答えします。



・事務所から出ないのか
登記業務で立会があれば銀行等に出向きます。
裁判もやる事務所であれば裁判所にも行く機会はあるでしょう。
事務所によりますが、郵便局や法務局には基本的には事務員に行ってもらうことが多いと思います。

・仕事時間
忙しい事務所であれば毎日10時過ぎまでというところもあります
地方ののんびりした事務所であれば基本定時あがりというところもあるでしょう。

・ボランティア的な仕事
これは質問者様がどういったスタンスで司法書士の業務を行うかによると思います。
司法書士会の委員をされたり、青年司法書士協議会に参加されるのであれば無償でする活動もあるでしょうし、
地域の活動に積極的に参加したり、自発的に活動を始めることもあるでしょう。
やりたければやればいいのです。

・業務配分
うちの事務所は債務整理9、登記1です。
事務所によって大分差があると思いますよ。

せっかくなので債務整理業務について少しふれておきますが、
大手事務所の広告などで大分偏ったイメージをもたれている方が多いです。
過払い金の返還請求などは債務整理業務の一部であって、
業務としては依頼者と面談して方針の打ち合わせをしたり、
裁判所提出用の書類(破産、再生等)の作成が主になります。

・司法書士になって良かったと思うこと
たくさんあります。
まず、モチベーションの高い仲間と接する機会が多くあるということ。
質の高い研修や勉強会が多く催されていること。
社会に対する自分自身の認識や考え方が大きく変化したこと。

とても大変ですが、とてもおもしろいです。
あまり大したことをお答えできなくてすいません、少しでも参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

周囲に法律関係の仕事をしている人がいないので、とても貴重なご回答に感謝してます。

>事務所から出ないのか
私は営業マンとして動いているので、ほぼ一日中、外回りです。そのため、事務所にずっといるという感覚がなく、イメージできませんでした。
もしよければ教えて頂きたいのですが、開業何年くらいですか?最初から司法書士ですか、それとも他からの転職ですか?

>ボランティア的な仕事
TVや新聞などで、司法書士による無料相談会などを耳にします。最近では、自殺防止の活動に司法書士が参加しているのを聞きます。社会貢献・地域貢献などは仕事に余裕が出来たときに考えたり、自分が何をしたいのかをよく考えたうえで、決めればよいようですね。

>せっかくなので債務整理業務について少しふれておきますが、大手事務所の広告などで大分偏ったイメージをもたれている方が多いです。

私も偏ったイメージを持っている一人です。
債務整理で依頼者との面談が主になるとは思いもしませんでした。
というのも、東京の弁護士が北海道から沖縄まで広く全国から債務整理を受け付けているので、債務整理は面談不要と思ってました。

ご回答で分からない部分があるのですが、過払い金返還は面談不要で、破産、再生は面談が必要ということですか?
すみませんが、教えてください。

>司法書士になって良かったと思うこと、たくさんあります
いいですね。仕事にやりがいが感じられるのは、とてもすばらしいことだと思います。
そして、モチベーションの高い人達と接する機会が多いのは、素敵なことと思います。

大変に有意義なご回答を頂きありがとうございます。
ご回答に対して、私がさらに質問をしていることをご理解下さい。よろしくお願いします。

私の司法書士に対する思いが、ますます高まりました。
それと、自分の司法書士としての将来への迷いが、少し減りました。

お手間を頂きありがとうございました。

お礼日時:2010/04/29 14:38

ボランティア


司法書士会の活動や相談会は、会の経費で、現実に活動した人に支払われます。
けれど、自分の仕事を優先したほうが効率が良いので、一切参加しない人がいるのも事実です。

時間
地方ののんびりとした
本当に地方なら、開業者がいないので、日曜祭日も仕事をせざるを得ないという人もいます。
むしろ、都会の法務局前の事務所のほうが、役所時間で事務所を終わらせています。

債務整理
現在の状況では、まともなところは、必ず面談をしています。
だから、東京の大手が、日本全国対応というのは昔の話です。

外回り
現在、オンライン申請・書留郵便による申請により、法務局へ行くことはまれです。

受験生向けに、司法書士の仕事を紹介している本がいくつか出ているので、読んでみましょう。いろいろなタイプの人がいることに驚くでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

>ボランティア
>時間
の部分は、参考になりました。
想定外のご回答でした。

以前、本は読みましたが、ある事務所の例で、am:不動産売買の立会と登記、pm:役員変更の打ち合わせ、しか書いてなく、読んでも???でした。
近くに大型書店が無いので、立ち読みもできず、質問しました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/02 19:52

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