アメリカ文学史を読んでいます。
英文の理解を助けて頂きたいです。
Ralph Waldo Emerson のessay "The Over-Soul"の中の一文の紹介のようです。
"Over-Soul" is "that unity.... within which every man's particular being is contained and made one with all things".
抽象的な表現が多いので、これもそんな感じだと思うのですが、
文の構造さえもちょっと分かりにくいので、
教えて頂きたいです。
『"Over-Soul"とは"全ての人の独自の存在が含まれた内にあって
全てのものを一つにする、、、、統一である"』
と訳しましたが、間違ってますか?
とは言っても、全く意味が分かりません(涙)
分かる方いらっしゃいましたら、よろしくお願いします。
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
この辞書によると,
3 [関係代名詞 which の先行詞に用いて] 《文語》 (…するところの)もの,こと 《★【変換】 that which は what に変換可能; ただし,there is 構文では that と which が離れることがある》.
用例:I did that which I ought not to have done. なすべきではなかったことをやった.
There was that in her bearing which suggested an ancient race of man. 彼女の態度には古代人を思わせるものがあった.
http://www.kenkyusha.co.jp/modules/08_luminous/i …
こちらのルミナス英和辞典によると,
2 [that…which [who]? として関係代名詞の先行詞を修飾して] 《格式》 (?である)その…, (?する)その…, (?する)例の….
【語法】 that+名詞+(which [who])
(1) the よりも意味が強い.
・He ruled only that small part of France which is [was] called Normandy. 彼はフランスのうちでノルマンディーと呼ばれる小さな地域を支配しただけだった.
(2) 関係代名詞が省略される場合もある.
・Who was that woman (who) you were talking with? あなたが話をしていた女性はだれですか.
which のみか,who でも用いられるか,揺れていますが,ジーニアス英和辞典には which の場合しか書かれていません。
指示性が弱く,特に日本語では訳さないというのが基本です。
私は高校生の時にこれを習い,かたい英文では何十回となく見てきました。
このカテでも何回となく答えてきています。
that unity というのは「そんな統一体だよ,そんなのってどんなのかというと which 以下だよ」という感じです。
予備校講師なら,「予告の that」と言うでしょうね。
どの辞書にも「かたい」とか「文語」という表記がある通り,かたい英文に読み慣れていれば結構出くわします。
多くの人が特に気にしなかったり,無理やりなこじつけをしたりするのでしょうが,私は特に意識せずとも自然に「これだな」と感じながら読んでいます。
前から読んで説明するなら,まさしく
「Over-all とはそんな統一体なんだよ」
どんな統一体というと~
としていけばわかりやすいわけです。
特に within which のように前置詞+関係代名詞となるとこういう理解が生きてきます。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5861449.html
ありがとうございました!!文の内容は今もって意味不明ですが^^;
訳は理解できました。
特に最後のリンク、
私にとっても目からウロコでした。
私は、which以下の内部にunityがあると理解していましたが、
whichをunityに置き換えて、その内部で行われていることの説明だったのですね。
前置詞+関係代名詞が出てくると、
いつも立ち止まってしまっていたので、
ほんとうに助かりました。
そして、madeが受身であることも見落としていました^^;
ありがとうございます!!
No.9
- 回答日時:
最初の辞書の抜粋部分に誤りがありました。
c [関係詞節による限定をあらかじめ指示して] あの 《★【比較】 日本語では強く訳さないほうがよい》.
用例:Have you read that book (which) I lent you last month? 先月お貸しした本はお読みになりましたか.
No.7
- 回答日時:
Over-Soul" is "that unity.... within which every man's particular being is contained and made one with all things".
は
that unity, that Over-soul, within which every man's particular being is contained and made one with all other; that common heart.
は単なる上記原文の書き換えと思います。でないと”that unity”のthatが解釈不可能になります。
http://en.wikipedia.org/wiki/Over-soul
梵我一如や不二一元論に近いことを述べているような気がます。
”一元論の自然の根底には普遍的で統一的な一連の法があると見なす”と言う考えのもとで上記文を訳すと、
究極の魂とは統一的で普遍的なもの・・
within which every man's particular being is contained and made one with all things".
the unity that every man's particular being is contained within and the unity that made one within with all things.
Over-Soul (究極の魂)とは、個々の全ての心に宿る、そして万物のなかで作られた統一的で普遍的なもの
No.6
- 回答日時:
>Over-Soul" is "that unity.... within which every man's particular being is contained and made one with all things.
「前置詞+関係代名詞」の「within which ...」は、「接続詞+前置詞+代名詞」の「and within it ...」という形に書き換えると理解しやすくなります。
「(is) made one with ...」の「make」は「SVOC」で「~を・・・にする」という意味を持っていますので、ここでは「ひとつにされる/ひとつにまとまった状態にされる」という訳をつけることになります。「C(補語)」の働きをしている「one」が受動態になっても「C」の働きをしていることに気づくことが必要です。
全体の訳は、「(Emersonの唱えた)Over-Soulとはひとつのまとまったもののことであり、その中では一人一人の独特な個性が内在していると同時にあらゆるものがひとつにまとまった状態になっているのである。」となりそうです。
ご参考になれば・・・。
No.5
- 回答日時:
直訳すると、
「"Over-Soul" とは、内部に全ての人の個々の存在を包括し、そこではそれが全てのものを備えた存在となっている統一体である」
となり、わかりやすく2文に分けると、
「"Over-Soul" とは、内部に全ての人の個々の存在を内包している統一体である。その統一体の内部では、全ての人の個々の存在が全てのものを備えた存在となっている」
ということになります。
関係詞節を文に取り出すと、
'Every man's particular being is contained and made one with all things within that unity.'
となります。これをさらに能動態にすると
'(主語)contains every man's particular being and makes every man's particular being one with all things within that unity.'
((主語)はその統一体の内部に全ての人の個々の存在を内包し、そこでそれを全てを備えた存在としている)
となります。
「全ての人の個々の存在の中に統一が含まれている」という関係ではなく、
「統一の中に全ての人の個々の存在が含まれている」という関係です。
'one' は 'being' を指し、'made one with all thing' は
「全てのものを一つにした」という能動態の動詞と目的語ではなく、
「全てを備えた存在となった」という受動態の動詞と補語でしょう。
No.4
- 回答日時:
いいんじゃないですか。
『"Over-Soul"とは"全ての人の独自の存在が含まれた内にあって
全てのものを一つにする、、、、統一である"』
で、読むと「すべてのものと一つになる」ような
文の構造は 主文の構造が A = B
A: Over-Soul
B: that unity
Bを修飾している形容詞句は、within 以下で 主語は、 being 動詞は二股になっていて、is contained and made です。
made one with は、下記の be one with 「~と一体になる」の使役の形です。ですから質問者さんの「~を一つにする」という訳は正しいのですが、ここではそれが is...made と受け身になっています。
http://eow.alc.co.jp/be+one+with/UTF-8/
エマスンは、いろんな面のある人ですが、自然との一体化、みたいなことを考えていた人だ、とお考えになれば意味も見えてくると思います。
No.3
- 回答日時:
>~すべての事物が一つになっている」
の部分で誤りました。
with all things ですので,「すべての事物と一つになっている」でした。
every man's particular being is made one with all things
主語は共通ですので,「あらゆる人の独特の存在が(含まれ)すべての事物と一つになっている」
No.1
- 回答日時:
Over-soul(大霊)とは that unity(そのような統一体)である。
どんな統一体かが within which ~という関係代名詞節で説明されています。
which は先行詞である unity のことであり,結果的には Over-soul のことです。
その統一体の内部にて,あらゆる人の独特の存在が含まれ,すべての事物が一つになっている」
(is) made one で「一つになる」です。
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