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各国の国語辞典の収録語数を比べたらどこが一番多いか?
日本の日本国語大辞典には収録項目が50万とあります。
同じように英語には英語の、フランス語にはフランス語の国語事典が各国ごとに編纂されているはずですが、その中で語彙の数が最も豊富なのはどこでしょうか?
もちろん言葉に限りはありませんが、仮にどこかの国の語彙が一番多いとわかった場合、その言語は多様な意味を表現しやすいという理由で優秀といえるのでしょうか。

英語は文法が理解しやすいです。ドイツ語は哲学や医学関係の語が充実しています。日本語では擬音語が発達していると聞きますがそれを表すオノマトペ(擬音語)という用語はフランス語由来で、ではフランス語もまた擬音語が豊富な国なのだろうか?と思ったりします。

言葉にはその国の文化が色濃く反映されます。倫理の教科書に使われている哲学用語がほとんどカタカナ表記なのも日本語ではそれを表す言葉がないからだと思いますが、それはつまり日本では哲学が発達していかなったからか、それとも日本語は哲学を表現しにくい言語だったからか?

高度な科学・哲学の内容を自由に語れて些細なニュアンスの違いを表現できる言葉が優秀なのか。
言葉を生みだしたのは人間で、世界中に多種多様な文法・文字があります。人によって得意不得意があるように言語によって得意不得意があるとしたら、はるか太古の先祖が理論的な集団だったとか、大らかな性格の集団だったとか、言葉もまるで人と同じようにその性格を反映して受け継がれていくのだと思います。

大変な長文になってしまいましたが題名の通り各国の国語辞典の語彙数をご存知の方がいればお聞きしたいです。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

lugalさん はじめまして



春風を愉しむ如くにお読み下さい

ご質問に目を通しまして
真っ先に浮かんだ情景は
たんぽぽの綿毛の旅立ち

たんぽぽの綿毛に言葉の盛衰を重ねる

一つは
言葉は多ければ多いほど良いのかへの疑問
最近は、外来種(外来語)が増えに増えて
一年を通してその花を目にして季節感喪失
在来種(和語)は春のみ開花で其処からは
いまぞ春と、感じさせてくれる雅趣がある

いま一つは
風媒花であるたんぽぽは、その綿毛(子孫
それは親から生まれる新たな言葉(新語))を
より遠くに、より広範囲へと、飛び立たせる
(新語が伝播する)も、運良く芽を吹くのは
(辞書に掲載される語)ほんのほんの一部

さて、本題です

国語辞書(フランス語)では
Le Petit Robert が約60千、Le Grand Robert が約75千
Le Dictonnaire culturel en langue francaise が約65千
これらは全て見出し語の数です 一見出し語に均して4~5の派生語
時には、連語が記述されていますので、総語数は300千前後と推測
(これらは、全て普通名詞のみです 地名や人物名や作品名などは
別途の辞典が用意され、必要に応じて個別の専門語辞典(収録百万語
以上もあり)それを利用します)

では、何故、この見出し語が65千前後となっているのでしょうか
それには、アカデミー・フランセーズが、その公式サイトの中で
それだけの見出し語があれば、16世紀から今日までの全ての
フランス語の文章を読むのに支障がないからと述べているからです

つまり、編集方針で、いろいろな語句を収録する辞書が出来るのです
(私が)興味を持つのは、語数ではなく、編集方針です
因みに、16世紀後半に、形容詞だけを見出し語にして辞書が
出版されていて、今日も、その辞書が、ある目的の為に、又研究対象に
なっているなど、辞書に関する話は尽きることはないでしょう

lugalさんは、百科全書派的であるかのような
好奇心をきっとお持ちでしょうから、次の句を
お贈りします

-たんぽぽの綿毛を吹いて見せてやる
いつかおまえも飛んでゆくから-(俵万智)
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この回答へのお礼

私も質問文を書いているうちに論点をまとめるより疑問を優先してしまった結果読みにくいことこの上なく感じているのは恥ずかしい限りです。
質問した時点では知らなかったことですが現代の言語学の基本理念は各言語に優劣は存在しないという結論が出ていました。
つまり言語学の門にすら到達していなかったわけですが今回いろいろと興味深い記事に出会うことができましたので、今後の励みにしようと考えております。ご丁寧な回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/11 00:23

>仮にどこかの国の語彙が一番多いとわかった場合、その言語は多様な意味を表現しやすい


>という理由で優秀といえるのでしょうか。
↑笑える。

>フランス語由来で、ではフランス語もまた擬音語が豊富な国なのだろうか?と思ったりします。
↑これも笑える。

是非どれか外国語を、例えばフランス語なんぞをキチンと勉強して下さい。
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英語:オックスフォード英語辞典OED、収録語数約29万語、小見出し、そのほか61万5千語。

英語の「言葉の履歴書」
フランス語、ドイツ語は、よくわかりません。
ロシア語、中国語、スペイン語、ポルトガル語なども、わかりません。
民族の歴史、文化なので、それぞれ特徴があって、それがよいのではないでしょうか?
日本語は、いつごろ日本語になったのか?日本語になるまえは、何語をはなしていたのか?
日本人は、自然とともにいきてきました。色や季節、植物、動物、天文、気象、農業、林業など、どこのくにより豊かだとおもいます。
赤い色だけでも、何十種類とあります。神様が、八百万(やおよろず)も、いるのです。
日本にしかない言葉、あるいは、日本語が、そのまま、世界共通語になったもの、「津波」「しょうゆ」「すし」「さしみ」などなど、民族固有の文化、伝統を、お互いに尊重しあうのがよいと思います。
百科事典は、国籍がある?といわれます。それぞれの国にそれぞれの百科事典が育っていくのでしょう。国語辞典も、そういうものではないでしょうか?
ラテン語のほかにも、ギリシャ語、アフリカの言語、アジアの言語、イヌイットの言語、国内でもアイヌの言語、沖縄の言語、たくさんあります。
哲学の用語では、人間と自然を対立させたりしますね。でも、日本やアジア、アメリカ大陸の先住民(インディアン)は、自然のなかに、自然と共に生きて、死んで、よみがえる人間をとらえます。自然を貪らない、生き方、暮らし方、死に方です。戦争も、殺戮もない、豊かな生き方。人間が、誇り高いものになります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私の質問ももっと要点を絞って書くべきでした。長くなってしまいました。
オックスフォードが29万語ですか。
しかし考えてみると外国語の辞典の名前なんて普通知らないですよね。
有名な中国の四庫全書は230万ページ・36000冊という本なのか図書館なのか分からない規模ですが、現代の漢字の数は5万字あるそうです。四庫全書は漢字辞典ではありますが中国語辞典というわけではなかったと思いますが。

お礼日時:2010/05/07 23:54

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