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パーフォレーションて医療ミスに該当しないんですか?
意味を調べると『歯科治療中に誤って歯にアナをあけてしまうこと』
どうなのでしょうか?

A 回答 (2件)

医療ミス・過誤は標準的な医療水準なら回避されるべき副作用や悪化の状態を言います。


素人にはそれが一定のレベルの医療だったのかとても分かりづらいですが、通常、ハイリスクの場合、その旨説明があると思います。
困難な治療を説明の上、失敗してもミスにはなりません。単に合併症になります。リスクは患者持ちです。
担当の医師が自分から認めるかどうか分かりませんが、とりあえず納得出来る経過か、聞いてみると良いのでは。
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この回答へのお礼

NETPC様
回答くださいまして誠にありがとうございました。
合併症といわれれば納得できますね。『根治の失敗で歯にアナをあけてしまうこと』
という解説をストレートに解釈すると治療ミスとイコールで考えてしまいます。
グラム何万円だかのMTAを使うと予後が良いようですが使用法に制限があるようですね。

お礼日時:2010/05/10 20:09

ミスである場合とミスでない場合とがあります。



歯根はとても細くかつ曲がっています。いま治療している患者さんの歯根がどのように曲がっていてどの部分がどのくらいの太さなのかは、抜いてみなければわかりません。また、根管治療をするということは、虫歯が根の中まで広がっている、ということです。

根の中の虫歯の部分を取らなければならないのですが、歯根の外形がわからないので、虫歯を削り取ろうとしている部分の歯の厚さもわかりません。虫歯菌は目で見えないので、虫歯を取り残さない用心のために、歯根の壁を多めに削り取りたいのですが、その部分の歯質の厚さがわかりませんから、多めに取ることで歯に穴が開いてしまう=パーフォレーションを起こしてしまう、ということがしばしばあります。かといって、控えめに削ると虫歯の部分を残してしまい、あとで再発するかもしれません。


結局、目に見えない虫歯菌を完全に除去するために大目に削っても少なめに削っても、どちらにしても治療後の不具合の原因になります。たしかに「ミス」と呼べばミスなのですが、どちらにしても避けようがないので、「ミス」を起こさない唯一の方法は、「怪しい歯は抜歯しよう」ということになってしまいます。訴訟王国アメリカではこの見解の歯科医師が多いようです。抜いてしまいますから、パーフォレーションは日本よりかなり少ないようです。
日本人は抜くのを嫌がりますから、なんとか抜かずに済ませようとしてパーフォレーションを生じるようです。
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この回答へのお礼

aokisika様
回答をくださいまして誠にありがとうございました。
自分の根治中の歯のアナがパーフォレーションかどうかはわかりませんが、もしもその場合は患者に教えてくれるのでしょうか。
患者からするとミスであるのかミスではないのかの見解がわかりませんよね。
主治医が否定すればそう理解するしかありませんし。
お世話になっている大学病院で「この歯は一般の歯科なら即 抜歯対象の歯ですね」と何人ものドクターが言います。
非常にむつかしい歯のようですから自分の場合はミスではなさそうです。

お礼日時:2010/05/10 14:36

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