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昨日 映画「マリー・アントワネット」を見ました。

ふと疑問に思ったのですが あの時代フランス人は歯磨きをする習慣があったのでしょうか。
映画の中ではお風呂に薄物を着て入っているシーン や 朝着替える時に小さいボールで手を洗うような(?)シーンが出てきたのですが 歯磨きのシーンはありませんでした。

昔 昔 NHKの大河ドラマで 織田信長が塩で歯磨きをするシーンを見たことがあり 日本人はあの時代にはすでに歯磨きをしていたのだと思うのですが フランスではどうだったのでしょうか。

思えばアメリカ人ほどフランス人は「歯を白くする」ことに拘っていないように見えます。
特にフランス映画を見ると「真っ白 白」の歯の俳優さんは少なく 特に古い時代を描いた映画などを見ると 歯をワザと汚くしていることも多いような気がします。

マリー・アントワネットは歯磨きをしていたのでしょうか。

A 回答 (6件)

petitchat さん こんにちは



幾度か御目文字はあります 
語りかけは初めてでしょうか

最初にこの画像(陶器製の歯ブラシ入れ)を是非ご覧下さい
http://www.bium.univ-paris5.fr/sfhad/vol6/articl …
歯ブラシが大変貴重なもので、“objet de luxe" であった証
そして、あのナポレオンは銀メッキを施された柄のブラシとか
その毛は現在のナイロンではなく、猪とか穴熊の獣毛です

次に何で磨いたかです 一番有名なのはルイ15世の主治医が
作り上げた“バルサム精霊水”です これはルネサンス時代に
流行したエルキシール水をより改良して(この頃やっと衛生の
概念が確立し始める)、丁子、肉桂の皮、ミント、安息香等の
植物のエキスに、アルコールを加え、香りと消毒を兼ねてます

では、磨いたか... 磨いたと思います と言いますのは
ルネサンスの頃に、口臭を気にしたり、頬の窪みを回避で
女性のお方は、愛らしくも特に-麝香で出来た木の玉-を
口に含める習慣がありましたから その流れでそれに変え
歯ブラシと歯磨き水がより一層身近になれば、資力のある
一部の階級では、活用されたと考えられます

日に三度歯磨きをする人からの は-な-し です。。。

この回答への補足

申し訳ございません。
お礼の欄に書くのを忘れておりました。

>頬の窪みを回避で

ここのところは「ほほのくぼみをかいひで」と読むのでしょうか。
恥ずかしながら どういう意味なのかわかりません。

またお暇なときにでも御説明いただけますと嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

補足日時:2007/12/18 21:53
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。

いつもフランス語に関するご回答を拝読させていただき たいへん勉強になっております。

ご提示くださいましたURLに行ってみました。

な なんと お金持ちというか 貴族というものはこういうところにまでお金をかけるのですね。素晴らしい!!と思う反面貧困に喘ぐ人々がいるというのに・・・と複雑な心境です。

>バルサム精霊水

これはどこかで聞いた覚えがあります。今のマウスウォッシュのようなものでしょうか。
「木の玉」のこともそういえばなんだか記憶にあります。
この頃のことだったのですね。
マリーさんはルイ16世と結婚しているのですから 当然使っていたことと思います。
まあ でも お菓子をいっぱい食べていました。映画の中では。
お菓子の塔(?多分そうだと思います)が朝からテーブルの上に鎮座ましましておりましたもの。
仰天です。

私はあの残ったお菓子は次の日に持ち越すのかしら それとも 召使達が食べて毎日作り変えているのかしら と映画を見ながらヘンなことばかり考えておりました。

因みに 私は小さい頃は朝しかしなかった歯磨きを 今では日に四度しております。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/12/18 19:09

petitchat さん こんにちは



補足にお答え致します 言葉足らずでした(ペコリ)

読みはその通りです
頬(ほほ)がクボンデいますと、やつれて貧相に
見えます 麝香の木を丸めて球として口に含み
そうして、ホホをふっくらとさせ、且つ口臭を
麝香の香りにしていった 愛くるしい努力です

無論、コレだけでなく、口を漱ぐことで、口臭を
予防しておりました 特に酸味を含んだ特別な
ぶどう酒や、草のオオバコのエキス、とかです

更に歯を白くする為には、ある特別の材料を利用です
それは真珠です コレを磨り潰し磨り潰して微細にし
それに、先ほどと同じ麝香と龍涎香の粉末を一緒にし
それで磨いき磨いて、白く白くしたと記述があります

このような事柄は、王族や貴族の薬剤師への支払書の
明細に、処方した薬と共に記載があり、判明してます

最後に、人の歯は売れました 入れ歯を最初はなんと
象さんの象牙やカバの角などを材料にして作りました
欠点がありました もろかったことと独特の匂いがあり
廃れてゆき、最終的には陶磁器製になり、その完成が
あの年、1789年ですから ハ、ハ、ハと微笑みます

未だ未だ、色々とありますが、本稿はこの辺に致します
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この回答へのお礼

補足質問にお答えくださいまして ありがとうございます。

そういうことだったのですか。
確かに頬が窪むと貧相ではありますが あんなにお菓子を食べていたのでは窪むどころかボテボテになりそうです。

そういえばあの頃の肖像画を見ますと 女性はみな よく言えばふっくら優しげ 悪く言えば下膨れの顔をしていますね。
日本の「見返り美人」でもそうですが おかめ顔で現代ではちっとも美人ではありません。「美人」の定義も変わるのですね。

真珠にはそんな力があるのですか。
初めて知りました。

>入れ歯を最初はなんと
象さんの象牙やカバの角などを材料にして作りました

これもスゴイ話ですね。流行り言葉で言えば 「どんだけぇ~!!」です。(@O@)!!

いろいろ教えていただきありがとうございました。

お礼日時:2007/12/20 00:23

ANo.3です。



クイズの答え。正解です。

ルードビッヒII世の若い頃は痩せていてとてもハンサムでした。いとこもあの美しいスィースィー(オーストリア妃のエリザベート)です。森鴎外が「舞姫」のなかで彼の死を書いています。戦争をしなかった王様は彼だけです。もっと後の時代に生まれていたら幸せだったでしょうに。

私の知っている限りではヨーロッパでのよるのは磨きはここ30年くらいです。TVの普及とTVを見ながらお菓子やビールのおつまみが影響しているのだと思います。また、歯ブラシや歯磨き粉などのTVコマーシャルの影響も大きいと思います。

ヨーロッパでは歯ブラシの前は楊枝や指などを使っていたようです。

レ・ミゼラブルのコゼットの母親はブルジョアの家庭出身だったと思います。親に認められない若者の子供(コゼット)を宿して家を出たのか若者を追ったのか記憶が定かではありません。確かにフランスは革命中ですので、甘いお菓子は無かったのかも知れません。
1789年にマリー・アントワネットが処刑された前後、ベルサイユ宮中の料理人や菓子職人がパリの街で店を開くようになったことで、パリがグルメの街になったと言う話を聞いたことがあります。
また、その後も多くの貴族が処刑されたのですが、蝋人形で有名なマダム・タッソーは蝋人形を作れた(処刑者の頭を蝋で作る)ことで処刑を逃れたようです。
その当時、差し歯用に歯は売れたようです。また、カツラ用にブロンドの髪も高値で売れたようです。大草原の小さな家だったと思いますが、カツラと差し歯を売る馬車を見たことがあります。彼女も歯を売った後にブロンドの髪を切って売ります。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございます。

>戦争をしなかった王様は彼だけです。

そうなのですか。悪口を書いてしまった。。。
ごめんなさい ルードビッヒ様 m(__)m

>私の知っている限りではヨーロッパでのよるのは磨きはここ30年くらいです。

やはりそうなのですね。
話は変わりますが 私の子供の時には歯槽膿漏は聞いたことがあったのですが歯周病という言葉は聞いたことがなかったです。「現代人は歯が命」状態になっていますね。これも寿命が延びたせいかもしれませんね。しかし 白すぎる歯も妙な感じがします。

>その当時、差し歯用に歯は売れたようです。

差し歯用だったのですか。
どうやって固定したのでしょうねぇ。他人の歯を・・・
接着剤でもあったのでしょうか。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/12/19 01:28

フランスには1700年頃から馬の毛からできた歯ブラシが有ったようです。

おそらく、塩や灰をつけて磨いていたのではないでしょうか。
昔話には時々、ブラシ売りが出てきますね。

http://www.tk-logo.de/mach-mit/wissensquiz-05/qu …
3.歯の手入れの特権
フランスの医師、ドクター ピエール・フィシャールは近代歯科の父として認められるが、1728年に教科書の中で、柔らかすぎる馬毛の歯ブラシは効果がないし、歯ブラシは高すぎると書いた。当時、歯を磨かなかったのは誰でしょう。

貴族
農民
知識人

という問題が出ています。
マリー・アントワネットがオーストリアからフランスに嫁いだのは1768年でしたっけ? おそらく、健康管理やしつけに厳しかったマリア・テレージアに育てられた娘なので、歯は磨いていたと思います。

また、ヨーロッパの教会前の広場に立つ季節ごとの市場には必ずといっていいほどブラシの店が出ています。ドイツではビュルステビンダー(ブラシ職人)が居て、昔は市壁の中に住むことは出来ませんでした。また、ジプシーもブラシを売っていました。

朝は歯磨きしたかも知れませんが、寝る前に歯磨きをするという習慣はここ50年くらいのことではないでしょうか。

約百年後、ドイツのノイシュヴァンシュタインを建てたルードヴィッヒII世(1845-1886)は死ぬ前は虫歯だらけで歯も抜け落ちていたようです。

そういえば、レ・ミゼラブル(1815~1832)のコゼットの母親が娘の養育費を稼ぐために歯を売るシーンが小説の中ではありますね。
彼女はきっとよく歯を磨いていたのでしょう。

この回答への補足

失礼致しました。

漢字を間違えておりました。

>下の回答と照らし合わせて

「下の解答と照らし合わせて」ですね。

訂正させていただきます。

あな ハズカシや。。。(*_ _*).....

補足日時:2007/12/19 01:07
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

そうなのですか。私は無知です。(_ _;) 昔話を読んでいませんね。。。きっと 小さい頃。
「因幡の白兎」の挿絵だけしか覚えていないのです。

URLに行ってみましたが ドイツ語で読めません が しかし クイズ好きの私 下の回答と照らし合わせて 正解は「農民」と思いましたが 合っていますでしょうか。

マリア・テレージアさんは映画では ミック・ジャガーの元恋人(だったと思うのですが)懐かしのマリアンヌ・フェイスフルが演じていました。娘にプレッシャーをかけるなかなか厳しいおばさんでした。

>朝は歯磨きしたかも知れませんが、寝る前に歯磨きをするという習慣はここ50年くらいのことではないでしょうか。

そうなのです。考えてみれば 私の小さい頃朝は歯磨きしていましたが 夜寝る前に歯磨きするという習慣はなかったです。全世界的にそうなのでしょうか。

>約百年後、ドイツのノイシュヴァンシュタインを建てたルードヴィッヒII世(1845-1886)は死ぬ前は虫歯だらけで歯も抜け落ちていたようです。

これは美味しいものの食べすぎですね きっと。
でも 計算してみれば40歳そこそこで死んでいますね。あらら。。。
やっぱり庶民のことを考えずに美食をした罰が当たったのでしょうか。
でも すごく近くの国の太った独裁者は 庶民が飢えに苦しんでいるのに結構きれいな歯をしているような・・・そこにまでお金をかけているのですね。

>そういえば、レ・ミゼラブル(1815~1832)のコゼットの母親が娘の養育費を稼ぐために歯を売るシーンが小説の中ではありますね。
彼女はきっとよく歯を磨いていたのでしょう。

レ・ミゼラブルは読んだのですが そこのところは一向に記憶にありません。そうなのですか。歯磨きもきちんとしていたのかもしれませんが 貧しいので甘いものを食べることもなくかえって歯が丈夫だったのかもしれませんね。でも 歯を売る ってそれで商売になったのでしょうか。ちょっと何に使うのかわかりません。
もし お暇がおありでしたら教えていただけると嬉しいです。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/12/18 14:07

歯磨き粉は、古代エジプトの時代からあり、非常に古いです。


歯ブラシが発明される前から存在しました。
一方、現代のような形の歯ブラシは、中国人によって発明され、
16世紀半ばに中国からヨーロッパに伝わりました。
ちょうどマリー・アントワネットが生きた17世紀後半頃から、
ヨーロッパの上流社会では歯ブラシブームがおきたんで
マリー・アントワネットは持っていたと思われますが、
一般人には歯磨きの習慣はなく、ヨーロッパ人の大半は
19世紀後半まで虫歯に悩まされることになります。
デンタルケアはお粗末だったんで、
甘いもの好きのマリー・アントワネットは虫歯はかなりあったはずです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

歯磨き粉はそんな昔からあるのですか。
ちょっと驚きです。
それにしても 中国人はスゴイですね。
常日頃使っていて気にもしていないものでも 最初に考え出した人が必ずいるわけで そういう人達って本当にスゴイなぁ といつも思います。

>甘いもの好きのマリー・アントワネットは虫歯はかなりあったはずです。

そうなのです。映画ではお菓子をいっぱい食べていました。食事のシーンよりお菓子を食べているシーンの方が多かったです。
さぞ 虫歯が多かっただろうと思うのですが 歯の質もありますからね。
一生懸命歯磨きしても虫歯になる人もいれば ほったらかしの人でも虫歯にならない人っていますでしょう。

フランス人はワインを飲むのでステインがかなりついて 虫歯が少ない人でも歯は汚かったのではないかと想像します。
故に歯周病も多くかなり臭かったのではないかと思ったりしていますが。。。

そう考えるとベルサイユ宮殿は色々な臭いが入り混じってかなりの(今で言う)悪臭が漂っていたのではないかと想像しています。

貴重なご回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/12/18 02:19

 マリー・アントワネットはオーストリアの生まれですから、フランスの習慣とはかなりかけ離れていたと思います。



 歯磨きに関しては知りませんが、彼女は仏王室に入ってからも、マメに入浴をし(当時のフランス人を茶化す言葉に「彼らが風呂に入るのは生まれた時と、結婚式だけだ!!」なんてのが有りました。)、そのお陰で、体臭を消すことだけが目的だった香水が、花の香りなどの現代日本人も好むような香りに発展しました。

 こんな話が残っているくらいですから、同じ悪臭である口臭も気にしていたのではないかと思います。

 直接の回答には成りませんが、2代前のルイ14世は、「虫歯になるのは歯が有るせいだ!!」と全ての歯をやっとこで引き抜いて、真っ赤に焼けた鉄の棒を歯茎に押し当て消毒したそうです。←当時のフランス人の考え方の一例を示しているのでは?

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%A41 …
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この回答へのお礼

興味深いご回答ありがとうございました。

>彼女は仏王室に入ってからも、マメに入浴をし

それでお風呂のシーンがあったのですね。

>体臭を消すことだけが目的だった香水が、花の香りなどの現代日本人も好むような香りに発展しました。

そうだったのですか。香水は消臭剤だったのですね。
私達が今香水を楽しんでいられるのはマリーさんのおかげかもしれませんね。

>2代前のルイ14世は、「虫歯になるのは歯が有るせいだ!!」と全ての歯をやっとこで引き抜いて、真っ赤に焼けた鉄の棒を歯茎に押し当て消毒したそうです

えぇー!!!虫歯だけではなく全部ですか!!
聞くだに痛い です。(ー・ー;)
御添付くださったURLに行ってみましたが やはり硬いものは食べられなかったのですね。
それに 手術を12回も受けて抜いたのですね。
まあ根性があるというかなんというか・・・

どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/12/18 02:04

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