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VHSのビデオを液晶TVで再生すると画面の下帯状のノイズが入るのですが正常なのでしょうか?

もう少し正確に書くと三菱のVHSビデオデッキの出力をS端子で東芝のHDDレコーダーに接続して、HDMIで
接続したパソコン用の23インチのフルハイビジョンの液晶ディスプレイで視聴しています。
この環境でVHSテープを再生すると画面の下側に6mm程度の筋状のノイズが入ってしまいます。DVDにその映像を記録したものを再生しても同じようなノイズが入っています。

ビデオデッキの故障を疑い三菱のサービスセンターに持ち込んだところ、ビデオデッキもテープも正常とのことでした。
その際の説明では、ブラウン管式のテレビでは走査線は525本だが、実際は本程度しか画面に映っていない
(外枠で隠れて見えない)回転ヘッドの切り替えは走査線480本~525本の間で行っていてブラウン管式のテレビでは、そのノイズは映らないとのことでしたが液晶の場合はSDモードで480本の走査線に対応するため
ノイズが映るとのことでした。

この説明を信じるとすると非常に多くの人が同様の症状を経験しているはずですが、ネットで検索してもヒットしません。 教えていただけないでしょうか? ぼくには三菱のサービスの説明がどうしても納得できません。
どなたかくわしい方教えていただけないでしょうか?

なお、東芝には現在故障の可能性を問い合わせ中です。

A 回答 (4件)

このノイズの事でしょうか。


画面下の部分の黒っぽい所に白いチラチラがザワザワ動き回っているものです。もっと凄いとチラチラではなくて帯になります。
これならアナログテープ素材なら発生して当然のスイッチングノイズです。
DVD化するときには、この部分を黒くマスキングしてしまうか、画面全体を一回り小さく切り抜いてノイズ部分を削除する、といった手段を取ります。

私はビデオテープからのDVD化作業を10年ほど行っていますが、このノイズの除去作業は普通に行っています。このノイズのクレームは非常に多いからです。アナログテープメディアでは当たり前に出るノイズですよ、と説明しても理解されない事の方が多いですから、どんどんぶった切っています。

また、このスイッチングノイズが見えてしまう某社格安大型ブラウン管TV(といっても25型・32型)が1985年に販売されて大クレームになり回収騒ぎになっています。大画面を意識しすぎてフレームを広く取りすぎたのが原因です。私はビデオ編集をしていましたので、こんなの見えてあたりまえだ、という考え方でしたが、お客様は納得せず、TVのフレームを撤去して、ブラウン管のフレーム外ではこんなノイズがあるんだよ、と説明して回りました。

この事は間違いなく非常に多くの人が経験しています。三菱が嘘を言っている訳でも、東芝DVDレコーダーが故障している訳でもありません。
「VHSのビデオを液晶TVで再生すると画面」の回答画像4
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この回答へのお礼

画像まで貼っていただきありがとうございました。今回の一件があるまで、この問題があるのは知りませんでした。
ただ、ベータのHIFIが出た当時に週刊FM等の雑誌でダイナミックレンジが広いがスイッチングノイズが気になる音と酷評されていたのを思い出します。技術的にどのくらい難しいのかわかりませんが、HDDレコーダー等の
入力にVHSビデオ用の切替え設定があり、このスイッチを入れると画面の下部を黒くするマスキング機能が働くような機種があると便利ですね。

今回回答をいただいたみなさんどうもありがとうございました。

お礼日時:2010/05/11 20:53

はじめまして。



画面下のチラチラノイズはスイッチングノイズです。
VHSなどのテープ媒体のビデオはテープ幅に対して斜めに記録するヘリカルスキャンと言う方式です。
カセットテープのようにテープに方向に添って記録すると、テープの量が膨大となるので、このような手法を採用しています。
VHS(を含むアナログビデオ)は二つのヘッドが交互に斜めに書き込み、読み込みを繰り返しています。
このトラックの切換え時の発生するノイズです。
ブラウン管時代はオーバースキャンと言う拡大した映像表示方式で、その部分はブラウン管の表示枠外に追いやられるので見ていてので大抵は気付きません。稀によ~く見るとほんの少しだけ画面下部にチラツキが散見することがあります。
また自己録再ではこのスイッチングノイズは最小に押し留められますが、他機で収録したものは帯状で太いものとなる場合もあります。それでもオーバースキャンの恩恵でブラウン管時代には目立たなかったノイズと言えます。
ところが液晶やプラズマではアンダースキャン、ドット・バイ・ドットと言う方式です。
(註:放送局用のモニターやPCのモニターはブラウン管時代でもアンダースキャンでした)
この方式だとオーバースキャンで隠されていた外枠部分も全て表示されます。
またアナログビデオはデジタル化すると最大でも720×480ドットの表示です。フルHDだと約4分の1サイズしかありません。
それでは全画面表示にならないので一種のデジタルズームで拡大して表示します。
拡大されているので、スイッチングノイズ部分も拡大されて表示されます。

なのでNo.1の方や三菱のサービスの説明は正しいのです。
アナログビデオに詳しければ常識的な知識の一つですが、すでにアナログビデオも絶滅危惧種でメインで活動する場所も失いつつある昨今ですし、逆にアナログビデオをデジタル化する際にPCを使っていれば普通にあるノイズなので喧伝する必要性もありません。何せ取り除くことのできない、アナログビデオ特有のノイズなので。
それでも液晶・プラズマTVやDVDレコーダーが出た当初は、このスイッチングノイズに関する説明は、まだ説明書には記載されていたのですけどね。
「故障ではありません。アナログビデオ特有のノイズです」と。

miniDVもヘリカルスキャンで記録されていますが、デジタル記録なのでこのスイッチングノイズが出ないように補完されるように信号が記録されています。

故障でもなんでもありません。
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この回答へのお礼

大変よくわかりました。ありがとうございます。昔の液晶テレビににはこのノイズの注意書きがあったのですか?
「アナログビデオも絶滅危惧種というのは納得」です。ここ数年の映像記録媒体の変化の変化の速さには驚きです。
家にあるものだけで8mmビデオ、DV、そして最近かった半導体式のビデオの3種類です。
本日連絡した東芝のVARDIAのインフォメーションセンターの方はVHSのスイッチングノイズのことを知らないで「お客さまの持っているビデオテープが傷んでいるからだ」の回答で閉口しました。

お礼日時:2010/05/11 20:40

一言で言えばアナログとディジタルの違いです。


走査線525本と言ってもアナログでは上下にずれの余裕を見るので480本ぐらいです。
逆にその差をデータ放送に使ったりしています。
デジタルではそんな余裕は考える必要が有りません。
その差がノイズチラチラになって現れるのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/11 20:28

PCのモニターで見ているのであれば正常です。



家電のテレビは「オーバースキャン」といって、
画面周辺部を少々削って、中央部だけを表示しています。
つまり、家電のテレビでは「見れない領域」が存在します。


それに対してPCモニタはすべての領域をありのまま、全画面領域を表示しようとしますので、
画面周辺部のノイズの部分まで表示してしまいます。

ですので

●PCモニタで見る以上は、そういう物だ、と気にしない
●気になるなら家電のテレビで見る

が解決法となります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。PCモニターではなく液晶テレビならノイズが気にならないということでしょうか?

お礼日時:2010/05/11 20:27

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