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東大地理の「具体的な」勉強方法
高校3年生です。東大文科を目指し、地理の二次試験対策を始めました。

センター試験地理Bの点数が面白いほどとれる本を2回通読して受験地理のおおよその様子を掴み、実力をつける地理100題を始めたのですが、基礎的な知識が抜けているので、先に知識インプット用の参考書を仕上げてから100題に取り組んだ方がいいでしょうか?それとも、100題で分からなかったところを逐一覚えていく方法で大丈夫でしょうか?

また、○○山脈や○○海流のような少しマニアックな地名(面白いほど~に載っていない)が100題で見られるのですが、東大は論述中心とは言えど、一度、白地図作業などで世界の地名を覚えるべきでしょうか?それとも、同様に分からなかったところを逐一覚えていく方法で大丈夫でしょうか?

知識インプット用の参考書と申し上げましたが、理解しやすい地理Bのように、そういったものを全て網羅した分厚い参考書を買うべきか、地理B要点ハンドブックのように必要最低限の知識を簡潔にまとめたものを買うべきかということも迷っています。100題は私大志望の方も使う参考書なので、そういったむずかしめの用語も載っているんだと割り切っていいのでしょうか…

参考書の名前を具体的に出すのはあまり良くないかと思いましたが、ご容赦ください。
回答よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

挫折するくらいなら、基礎的な問題集からやったほうがいいでしょう。



私の経験上、100題より基本的なものとしては、
以下の問題集が良かったです。

・はじめる地理40テーマ(Z会)
・シグマ基本問題集地理B (シグマベスト)

これが全部できりゃ、並みの私立レベルにはなります。
しかし東大を目指すなら、Z会の100題か、
・標準問題精講(旺文社)
のどっちかくらいはやったほうがいいでしょうね。

・東大の地理25ヶ年(教学社)
も、早い段階で10年分くらいを見ておいたほうがいいでしょう。

白地図作業は、主要なところ以外は必要ないでしょう。
網羅的な勉強は、地理では意外と害悪になります。
南太平洋やカリブ海の島名、ロシアの半島や河川の支流なんかを
全部覚えておく必要はありません。

細かい島とか河川を覚えている人もこの世にはいますが、
東大ではそんなに求められていません。
東大は早慶に比べりゃ、知識のみを聞くことは少ないです。
むしろ問題を理解できていて、ポイントを抑えて論述しているかが重要です。

ということで、問題集に載ってるものは全部地図帳を見て覚える、
それ以外は知らん、という姿勢でいいんじゃないでしょうか。

あと、白地図で世界中の山やら首都やらを覚えるよりも
戦後60年の日本・世界の歴史をざっと勉強しておくといいでしょう。
特に、その結果国境が変わったとか、輸出入が変化したとかが重要です。

以下のような観点での勉強してみましょう。
・オイルショックとは何か。日本の自動車輸出とどう関係しているか。
・バブル崩壊とは何か。その結果、地方や東京の人口はどうなったか。
・何をしたいからEUを作ったのか。その結果どうなったか。
・どうしてソ連は崩壊したのか。崩壊後どうなったか。なんの意味があったか。
・全総とは何か。何を目指したのか。結果はどうだったか。
・メキシコの人口はどう変化してきたか。理由は。その結果は。
・ペルー沖の気候は日本と何の関係があるのか。
・アイスランドの火山爆発はどうして起こったか。影響は。

答えはWikipediaに書いてあるからここでは省略します。
要するに「ニュースと地理の知識をつなげて考えてみよう」ということです。
また、「国境や貿易額が大きく変化した戦後の事件は要注意」ということです。

グラフを読ませて「ここでガクッと数字が減ってますがどうしてですか」
みたいなのがすごく多いのですよ。東大地理は。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。お蔭様で良い結果を出せました。

お礼日時:2013/08/13 12:03

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