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「米軍基地を国外に移設した場合の弊害」

☆最近色々騒がれてる基地移設問題ですが、要請があるグアム近くのあの島に移設した場合に、日本の国防にどの程度の損害があるでしょう。
お隣りの危ないといわれてる国々の実際の危なさもふまえての回答お願いします。
素人考えでは、資源に乏しい日本を攻めるメリットは少ないし、政治的な利害衝突だけで軍を動かせば国際社会では孤立するので、「基地自体不要」と思ってます。

☆また、日本は国防意識が低すぎて話にならないぜ・・みたいな論文をよく読みますが、実際どのようなデメリットがあるのでしょう。

A 回答 (10件)

こんにちは



> 要請があるグアム近くのあの島に移設した場合に、日本の国防にどの
> 程度の損害があるでしょう。

普天間航空基地を完全移転とし、その移転先をテニアン島にしたら、
我が国の防衛力が低下するのではないか? というご質問ですね。

まずはじめに・・・。他の回答者の方も触れていらっしゃいますが、
普天間だけ移設(他の海兵隊部隊は残す)って基本的にはあり得ないの
です。だって、普天間の航空部隊って海兵隊員さんを"せっせと運ぶ"為
に存在してますんで。普天間をどっか遠くに移設したら、他の海兵隊
地上戦闘部隊も一緒にその近くに移転させないといけないんです。

宅配便のトラックが、配送センターから"すんごーーく遠くの駐車場"
に置いてあったりしたら"仕事にならない"でしょ。(^_-)
ですので、普天間の県外(国外も含め)移設=在沖海兵隊全体の県外
移設、という事になってしまします。

さて、テニアン島にそんな(在沖海兵隊が全部移転出来るほどの)
余裕あるのか? という根本的な疑問には あえて目をつむり (^_^;)
また、アメリカも何故だか急に物わかりが良くなり (~o~) 仮に移転
に合意したとします。
そこで問題となるのは「在沖海兵隊を追い出した後に、我が国がどう
いう戦略(施策)を採るのか?」ということでしょう。

もしも「何もしない、移転跡地を全部商業施設とか宅地とかにしちゃって
、いやー平和っていいですねぇ (-.-)y-゜゜」的な、自己中な選択を
我が国がしたならば、一番焦るのは"台湾"でしょうね。「あぁ 日米に
見捨てられた」と思い、再び軍備拡張に走り、台中関係は一挙に緊張
するでしょう。
我が国への直接的な脅威には直ちになり得ないものの、その後の台中
両国政権の対応によっては、台湾海峡や周辺海域で様々な小競り合い
が徐々に増えて、船舶の航行や漁業への影響が出ることも予想されます。
状況の推移によっては、東シナ海日中中間線付近の海底油田地帯でも
「防衛名目」で、今以上に中国の艦船が出張ってくるかもしれません。

次に「代わりに自衛隊を増強する、例えば"西普連"のような離島侵攻
対処能力の高い部隊を、それなりの規模で沖縄に展開する」という
選択をした場合ですが、今度は中国のほうが敏感に反応するでしょう。
第一列島線から第二列島線に進出する、まさにその出口に(海,空軍力
のような、直接的な脅威ではないものの)一定のプレゼンスが出現し
ますので、硬軟両面で、その能力が発揮されるのを阻止(妨害)しよう
とするでしょうね。

ただ、いくらなんでも最初から"ガチな"対応をしようとは思ってもいな
いでしょうから(お金も時間もかかりますし・・・)我が国の目を他に
向ける、向けさせる、という戦略を採るかもしれません。
「脅威は"南"じゃなくて むしろ"西"ですよ~、そっちに注意して下さ
~い! (^o^)/ 」って。
つまり朝鮮半島にある種の不安定状態を定期的に生み出し、韓国との仲
もギクシャクするように仕向け、いやがおう上でも我が国が一定の防衛
力を常に半島方面に指向せねばならないように誘導する、と。

以上 普天間基地(及び在沖海兵隊)が 国外に完全移転したとしても
喫緊に深刻な事態を誘発するには至りませんが、長期的に考えると今以上
に面倒でコストのかかる状況になっていくだろうと推測されます。


> 資源に乏しい日本を攻めるメリットは少ないし、政治的な利害衝突
> だけで軍を動かせば国際社会では孤立するので、「基地自体不要」と
> 思ってます。

はい、日本全土を占領してやろう などと思っている国はまずいないで
しょうね。
ただ、今よりずっと"従順にさせてやろう"とか"イザという時でも口出し
させないようにしよう"と思っている国はあるでしょう。
それには何も直接的な軍事力の行使だけが手段ではありません。
政治、経済、軍事の全てにおいて我が国が「あの国と対峙してもまっ
たく叶わない」と悟らせるようにすれば、その目的はほぼ達成出来る
でしょう。

基地及びそこに展開する軍事力というのは、攻撃・防御という直接的
な力の行使の源でもありますが、同時に「なんかあったらタダじゃ
すまないよ」という 相手へのメッセージ にもなり得る存在です。
今後将来的にどの程度の在日米軍基地(駐留戦力)が必要か? という
事はもちろん検討し続けなければなりませんが「不要」と 断じるには
いささか早計かと思います。
少なくとも我が国が持てる防衛力をきちんと発揮出来る環境(各種の
法解釈、運用も含め)が整ってから、の話でしょうね。


> また、日本は国防意識が低すぎて話にならないぜ・・みたいな論文を
> よく読みますが、実際どのようなデメリットがあるのでしょう。

意識が低いのでは無く、各自が潜在的に持っている意識を、自由に発揮
したり、時には論じたり、また研究したり、その成果を蓄積し、かつ
自由にそれが検索・閲覧出来たり、という環境がプアなんだと思います。
ここ10年くらいでだいぶ解消されては来ましたが まだまだ「タブー」と
する風潮が残っているように思います。

なので、"平和は強く祈れば達成される"的な神がかった話から、"今回も
アメリカが絶対裏で糸引いている"という怪しげな陰謀論や、"一億総火の
玉となれば我が神国日本は無敵だ"的なイケイケ論まで、ともかく無駄な
議論の割合が多くなってしまい、冷静かつ客観的な国防論が埋没しちゃう
のでしょうね。
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この回答へのお礼

素晴らしい回答ありがとうございます。あえて私の質問にそくしたケーススタディを用いた回答をして頂きありがたく思います。おかげで理解が一層深まりました。回答としては完璧といえるでしょう。
シナ対策として台湾との関係を常に意識する必要があるようですね。だけでなく、日米を中心とした東南アジア全域の対シナ防衛機構というのの設立が望まれている気がします。
しかしASEAN+3は中国がいるので、日米台のJAT(ジャット)を作りたいです。インドシフトを加えたJATI(ジャッティ)も響きが好きです(笑)

お礼日時:2010/05/19 23:55

米軍にとっての弊害は、今まさに最優先課題であるアフガン&イラク戦争に影響が出ることです。

沖縄はアフガン、イラク両方にとって重要拠点です。特にアフガン戦争はこれからが正念場ですので、沖縄が使えなくなる事態になれば、米軍にとっては大打撃です。

日本の国防政策にとっての弊害は、従来のようなぬるま湯的思考停止が通用しなくなることです。基地を移設したら日本の国防にどの程度の損害があるか、自分で考えなければいけなくなるのです。日本の国防意識が高かろうが低かろうが、今手元にあるものを総動員して何とか考えるしかないのです。これは日本にとって苦悩です。

お隣の危ないといわれている国々については、ソ連が壊れた時のヤバさとカンボジアのポル・ポト政権が壊れたときのヤバさを一通り頭に入れておけば、大抵のクラッシュには動じなくて済むのではないかと。
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この回答へのお礼

アフガン戦争など初耳の事項が多くて勉強になりました。調べてみます。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/19 23:57

すべては思い込みから直していかないと



 中国脅威論をおっしゃっている人たちはかつての日本軍がアメリカに勝てると思い込んでいたのと同じです

 テレビなどに出ている軍事評論家の人たちの言っていることを鵜呑みにしている、軍事評論家の中にも第七艦隊だけでアメリカの基地が日本からなくなっても防衛上は問題ないといっている人もいますがそういう考えの人はテレビなどには出演の機会が無く、もっぱら自民党時代のお抱え評論家たちが、軍事力だけの狭い知識で、今はグローバルな時代になり経済の知識もふくめて総合的に判断しなくてはならないのに、軍事力だけで抑止力の問題を議論しています。

  東アジア研究の大家で、CIAの顧問を務めた経験もあるチャルマーズ・ジョンソン 元カリフォルニア大学政治学教授は、日本にはすでに世界最大の米海軍基地(横須賀)があり、各地に空軍基地も存在する。これ以上の基地は必要ない。東アジアのどの国も日本を攻撃しようなどとは考えないだろうと、発言している
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この回答へのお礼

本当にそうでしょうか。国防というのは国の権益だけでなく人命にまで関わる重大事項。過剰なくらいで丁度いい気がします。
話を聞けば聞くほど私にはシナという国が恐ろしく感じてなりません。万が一も想定に入れた防衛体制の必要を感じてます。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/19 23:37

 簡単に言いますと、日本から米軍が全面撤退=日米安保解消した時点で日本は中国に侵略されます。


 これは被害妄想でも何でもなく、つい20年ほど前にとても分かりやすい実例があります。場所はフィリピン。フィリピンは当時長年続いていた親米マルコス政権がクーデターによって倒されアキノ政権が誕生し、アメリカとの関係が悪化します。フィリピン政府はアメリカ政府に対し駐留している米軍の撤退を要求、丁度その頃火山噴火で基地がダメージを受けていた事もありアメリカ政府はフィリピンからの撤退を決定し実行します。すると、中国政府は米軍の撤退を待っていたかのように、それまでフィリピンと領有権を争っていた島々に軍を派遣、制圧してしまいます。慌てたフィリピン政府はアメリカ政府に軍の再駐留を要請しますが、アメリカ政府は拒否。省察された島々は今も中国の実行支配下にあります。

 中国政府は尖閣諸島と沖縄近海の領有権を主張、また国民に対しては「沖縄はかつて中国の属国であった(琉球王朝時代)のだから中国の物だ」と教育しています。沖縄近海は近年の調査で海底油田やガス田の存在が確認されており、中国は地下資源の存在を知ってから急に領有権を主張し始めたのです。
 また沖ノ鳥島を「島ではなくただの岩であり周辺海域は公海だ」とも主張しています。何故でしょうか?、あれこそは何の資源もなく居住も不可能な島なのに。地図を見ていただければ分かると思いますが、実は中国海軍が太平洋に出るとき、日本の領海が非常に邪魔なのです。

>国際社会では孤立するので、「基地自体不要」と思ってます。

 残念ながらこの発想は非武装中立に匹敵する幻想論です。国際問題という物は力関係でしか動きません。あれほど批判されたイラク戦争でアメリカが孤立したでしょうか?、領有権を争っていた島を軍事力で制圧した中国が今孤立していますか?。チベットで民族浄化を行い国際的な批判を浴びても、中国は孤立する気配すらありません。
 軍事力を担保しない外交はあり得ないのです。でなければ何故中国はこれほど必死に軍備の増強・近代化を図るのか、経済力だけでは駄目だと知っているからです。何しろ経済力だけは世界2位でも、竹島や北方領土を奪われ国民を拉致されても何も出来ず、国防をアメリカに頼り切りな国の姿を目の当たりにしていますから。
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この回答へのお礼

シナの自由さにイライラしてきました。そして自分の平和ボケ理論にもイライラしてきました。武装放棄なんていうのは所詮幻想なんですね。むしろ国族的な発想ですね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/19 23:32

在沖縄海兵隊の主力をグアムに移転させる計画が、日米合意で推進される予定でした。

いわゆる日本における米軍再編計画の一端です。
これは普天間基地のヘノコへの移設とセットになって進められるはずだったのですが、鳩山によって頓挫しつつあります。

その計画では予定として、
グアムには、沖縄海兵隊の司令部を含む主力を移転。(公称数ほぼ8000名)
ヘノコには、沖縄海兵隊の前線即応部隊を移転。(公称数ほぼ3000名)

私が米軍参謀なら、グアムにほぼ全数を移転させ、ヘノコには500名程度の基地維持要員を残します。
また、米軍のそもそもの願望もこの線の筈なんですが、日本に海兵隊を置いておきますと訓練地が豊富にありますので海兵隊の鍛錬になる。日本の思いやり予算を貰える。こういう事情もあり、数字の上だけでも沖縄に海兵隊を数多く残しておきたい。

要は、その時代その時代の軍事的要請に応じ、機敏に海兵隊配置を変動させる… というのが米軍の戦略であると考えられます。ファジー戦略とでも言いましょうかね。

現在のような時代は、基本的に平時であり際立った危機も無いため、沖縄海兵隊は500名程度を沖縄に残し、残りはグアムに配置させておくのが普通。これは中国の短・中距離ミサイルを避けるため。
沖縄の基地は有事・緊急時に後方のグアムなどからの海兵隊大部隊の受け入れ地となります。
或いは、現在は平時で特段の緊張した情勢も無いから、中国・北朝鮮はミサイル攻撃をしてこないだろうと予測されるため、沖縄に海兵隊大部隊を配置しておくのも、諸般の利益を鑑みれば、普通。
こういう2通りの普通の戦略があります。

また現在朝鮮半島で韓国軍哨戒艇の轟沈事件があり、この推移によっては朝鮮半島情勢が緊迫化する可能性もある。
その時には沖縄の基地に海兵隊の大部隊を待機させ、緊急出動に備えても良いが、北朝鮮や中国のミサイル攻撃を考えればグアムなどの遠方待機を採用するのが良いかもしれない。
このように、有事・緊張時にも2通りの海兵隊配置があります。

もう今の時代、平時にしか沖縄に海兵隊主力を置けないのかもしれない。
有事の際にはミサイル攻撃されますから。

こんな按配ですから、海兵隊に限っては、その全軍が沖縄にいる必要はありません。
ま、沖縄に居られたら居ても良いですが…と、そんな程度のものですね。

■ ただし、滑走路や弾薬武器庫や仮の指令所や宿舎などを総合して持つ基地の施設が必要。
最低でも沖縄か沖縄近辺に、海兵隊の基地が必要です。
この基地には兵隊は居なくともかまいません。基地を維持する要員が存在すればOK。

基地の施設を全撤去すれば、米国海兵隊が日本国内において集結する場がなくなります。
加えて、国連軍の陸兵部隊が集結する場所がなくなります。
嘉手納空軍基地に海兵隊基地を統合させろという案もありましたが、嘉手納は嘉手納で米空軍が大集結する場所として設定されているので、ここに海兵隊が混じれば混乱する。


日本にとっての沖縄海兵隊の位置づけは、まさに馬鹿鳩山が急に思いついた「抑止力」でしょうかね。
敵に沖縄に海兵隊が居るのを見せ付ける。
沖縄に海兵隊が居るということは、海兵隊が日本と一緒に死んでくれるんだぞ!! と。
米国海兵隊を殺す度胸があるのか?お前らには。と。

米軍にとっての沖縄海兵隊を沖縄においておく意識もきっとそんなようなモン。
俺たちゃ、日本と一緒に地獄に行く決心をしてるんだぜ! 日本を殺せば俺達が反撃してやる。テメーラごときには負けはしねーぞ!という意気込みを見せる。
誰に見せているかと言えば、中国。

■ つまりはとどのつまり、日本と米国は、日本近隣域においては、一蓮托生である。と。仮想敵国と日本と米国の3者がそれを了解しつつ、その3者は平和裏に外交・軍事関係を進めていこう… という証し。

以上、今流行の普天間の海兵隊に限っての話。


中国は日本領土、日本管轄海域、日本権益を奪おうと、執念深く準備中。

ダラダラ書いてたら、コレについてゴタク並べる余白がなくなっちゃったですが。
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この回答へのお礼

字数ギリギリまでありがとうございます。
アメリカ側から見たの理論ですか、面白いですね。
平時と非常時での配置変換は確かに必要ですね。とすると、その配置変換がスムーズに行くような基地の設立が要請される。それは当初の計画の意図するところだった、ということでしょうか。
だとしたら鳩山はややこしいことをしましたね。鳩山が元凶な気がしてきました。。

お礼日時:2010/05/19 23:28

ちょっと違う視点ですが…


日本の自衛隊は「専守防衛」を隊是としています。
他国に侵略してはならない、侵攻してはならない。
これは裏返せば攻撃拠点への攻撃すら不可能になるわけですね。

基地から飛行した戦闘機などに対し、自衛隊は領空侵犯である旨を伝え
威嚇してのちに「自衛の範囲で」攻撃許可が防衛省から降ります。
それまでは打たれっぱなしです。
そしてその戦闘機の追尾は相手が自国の領空に入った途端に認められません。
今後戦闘機が飛び立てないように、基地を攻撃することが認められていないのです。

それを米軍が肩代わりすることで国防が成り立っています。
そんな側面もあるんですよ、ということで。
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この回答へのお礼

なるほど、自衛隊は非常に不利な立場ですね。
貴重なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/19 01:03

全部を移設するのなら日米同盟自体無くなったも同然ですのでかなり危険度は上がると思います。


しかし普天間基地だけならさほど問題は無いでしょう。

要は日米同盟の証拠が周りにアピール出来ていればいいわけで、
実際にドンパチが始まった場合にどちらの戦力が上かという話ではありません。


ただ、米軍基地は国防目的ではなく、アメリカがアジア地域を網羅したり中継地点として使うのにちょうどいい場所として「日本に少し置かせてね」と言ってきてるのが一番の理由ですから、国防が大丈夫だから基地を無くせるとかそういうレベルの話ではありません。
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この回答へのお礼

国防というのはどうやら私が考えてた幾倍も大切のようですね。そう考えると「最低でも県外」なんてことを検討なしによく軽く言えたものだと思いますね。検討しての発言だったのかもわかりませんが、勉強不足な気がします。

お礼日時:2010/05/19 00:38

まず最初に言っておくのであれば、グアム(テニアン)移転はまず有り得ません。

これ結構しつこく言ってるんですが、グアム協定で明文化されていますが普天間基地の代替地を見つけるのは日本側の責任で、日本は代替地を見つける意思があると表明しています。で、普天間基地と言うのはヘリコプター部隊の基地と言うだけではなく、有事の際は沖縄内の米軍部隊の支援を担当する補給基地でもあります…だから2700mの滑走路があるんです(ヘリ部隊だけならそんなもん必要ありません)。従って代替地は「沖縄内」じゃないと意味がありません。グアムとかテニアンだと明確に遠すぎるんですよ、ヘリ部隊の運用の面でも補給支援担当基地と言う側面から見ても。

と言うわけでもしなんらかの理由でグアム方面に移設してしまった場合、すでに指摘されているように米軍の部隊運営に大きな影響が出ます。また、この動きに関連して台湾が北京射程のミサイル開発を再開したのは偶然ではありません。アジアにおけるアメリカの影響力が弱くなれば、一番割を食うのは台湾だからです。アメリカの抑止力が減じるのであれば自身の抑止力を高めるしかない…と言う読みがあるのでしょう。このことからも明らかなように、米軍の「抑止力」の問題は決して日本に限ったものではないんです。

また、日本が資源に乏しいか否かの問題ですが確かに「鉱物資源」には乏しいものの海底資源や水産資源は豊富です。例えば水産資源の場合、韓国と日本が竹島まであれだけ揉めている一番の理由は排他的経済水域(漁業権)です。島自体の面積は大した事はないし本来なら居住不可能な島なのに両国が譲らないのはそう言う現実的な背景があるわけです(現在は韓国側が武力で「占領」してますがね)。

DESTROY11さんと同感で、戦争と言うのは基本的に政治の延長です。また、いざとなったら戦争に訴える事ができるだけの力がなければ相手にされない可能性と言うのは多々あります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
台湾の例知りませんでした。日本がボヤボヤしているうちに優秀なことですねぇ。
鳥肌が立ちました、もしあんな平和ボケした鳩みたいなのがこれからもチンタラやってたら、日本という国は戦わずして属国になりそうですね。カリユシウエアなんて着てヘラヘラしてる場合と違いますよね。どんだけ坊ちゃんだよっ、なんていうか鳩山さんて日本に恨みあるんですかね。

お礼日時:2010/05/19 00:44

こんばんは、ご回答申し上げます。



実際に世界地図をご確認頂ければ明白なのですが、日本列島と台湾で結んだ一本の直線が対中共防衛ラインですので、沖縄基地をグアム諸島に移設する意味は、この防衛ラインが崩れ、機能しないことを意味します。
そうなれば、米国は日本国を見捨て、軍を本国へ引き上げることになります。軍を持たない日本は、侵略され放題ということです。たとえそれでも米国がグアム諸島に幾分かの軍を残してくれたとしても、日本~支那間の距離にして、3倍以上もあるグアム諸島からの出撃では手遅れ止む無しとなることでしょうね。

支那に侵略された国の末路は、我々日本人は情報統制や扇動によりその真実を知る人々は少ないですが、世界中の多くの人々が知るところです。支那本国では、90%以上の人々は飢えを凌ぐ生活をしている一方で、残り10%の人々が富を収奪する世界です。我々が知る支那とは、残り10%に属する富裕層であり、総中流たる日本国と同じ目線で見るべき国ではありません。
加えて、支那の侵略を受けたチベット、東トルキスタンでは、核実権の披見データにされ数十万人が虐殺されたり、女性は民族浄化と称した強姦、計画的出産と称した堕胎を余儀なくされているなど、正に生ける地獄となっています。こちらのサイトに一端が載っていますので参照頂ければと存じます。
http://tibet.turigane.com/tibetmurder.html

そして、最も重要な点をこれからお話させていただきますが、日本は資源の乏しい国と日本人は未だに思い込んでいますが、これは最近の世界常識とかけ離れています。戦後、GHQや日本、支那による調査が行われておりますが、日本海の石油埋蔵量は、世界第二位であるイラクと同量の1,100億バレルと言われています。また、ガスについては、天然ガスの世界埋蔵量が181兆立方メートルに対して、二酸化炭素の排出が半分となる次世代ガスであるメタンハイドレードが40兆立方メートル埋蔵されていると言われています。
メタンハイドレードについては、余り記載されておりませんが、こちらのサイトをご参照頂ければと存じます。
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-859.html

これらに加え、世界では喉から手が出るほど欲しい水資源が日本国は豊富にあり、恐ろしく魅力ある地域なのです。そして、現在、中共は、これらの資源に目を付けてその触手を伸ばしてきております。最近の例で申しますと、先日沖縄沖に侵入してきた支那潜水艦はそのまま南下し、メタンハイドレード探索に必要な水中ソナーを使っていたのであろうとの見解もでておりますし、竹島にしても南朝鮮が海底調査を無断でやっていますね。

先の戦争の教訓を活かして軍を持つべきでないとの意見が今の日本国を占めていますが、世界からみれば愚か者の所業にしかすぎません。米国の軍によって守られていてもこのような有様であるに対して、基地移転は以ての外ですし、日本人が自らの利益を守り、日本人として誇りある生き方をするためには、一刻も早く日本は軍を有して自衛力を強化するべきですね。
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この回答へのお礼

こんばんは。
「支那」変換でない・・てか南朝鮮って(^^;)笑

しかしこの私も含む日本人の無知は何から由来するのでしょうね。輸入に頼っている現状は必ずしも資源不足ではないということですね。思い込み・・というより地理教育のせいか。
周りの国が阿呆な限り日本は武力を持つべきですね。本来非常に褒められるべき武力の放棄も、こうなってしまってはどうにももどかしいですね。世界がいかに富んでも少しでも格差がある限り武力の必要性は消えないし平和なんてこないでしょうね。平和の逆を行く阿呆な国の存在が悔しいです。
かといって私達だけ富むというのもどうかと思います。色々考えさせられました。ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/18 23:59

素人考えです。

ワタシも素人ですが。

日本の米軍基地はアジア有事の緊急展開用の戦闘基地です。グアムでは緊急時には遠すぎるのです。
これをなくすと、アメリカがアジアに影響を持たせ続けるには第7艦隊規模の艦隊が1-2セットはいります。
日本に基地をおいておけば、その費用のほとんどを日本が出してくれますが、艦隊となると自腹になってしまいます。ものすごい費用がかかります。
アメリカがアジアから手を引けば別ですが、超大国でいるためにはどうしても影響力を維持しなければなりません。

日本を獲る意味として「日本の位置」が大きいです。
日本は太平洋に面した良港に恵まれた土地です。
ロシア、中国、朝鮮が喉から手が出るほど欲しい位置です。
資源に乏しいといいますが、次世代燃料資源の「メタンハイドレート」や「マンガン団塊」など海底資源は豊富です。
日本海のガスを巡って中国とモメているのはご存知ですよね?
モメてでも手に入れなければならないほどの代物ということです。

軍を動かすのは政治的な利害衝突だけです。
まさか、アメリカが海外の紛争にちょっかい出すのは正義のためだけと思っているのでしょうか?
外交は最終的にはナマの「力(パワー)」です。
腕力があるからこそ、発言力もあるのです。
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この回答へのお礼

日本の貴重な資源が軍事的な圧力で搾取される可能性があり、日本自体も徐々に危ない国々に狩られる可能性があるということですね・・。
これは、国防の必要を感じずにはいられません。
周りの国々のモラルが低いが、軍事力があるというのは厄介ですね。憤りを感じますが、彼らにとっては自国を富ますことが正義ということでしょうか。
大変為になるご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/18 22:33

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