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クラシックギターを買って4年以上経ちます。買って3年間はほとんど弾くことなく、壁に立てかけておいたのですが、去年の10月頃からだいたい毎日弾いています。
昨日、4弦が切れていたため弦の交換をするのですが、この場合、4弦のみ交換すればいいのでしょうか?それとも他の弦も交換したほうがいいのでしょうか?
古い弦でも特に音色に変わりがなければ、替えずにそのままにしておくつもりですが、どうなのでしょうか?

A 回答 (2件)

>この場合、4弦のみ交換すればいいのでしょうか?それとも他の弦も交換したほうがいいのでしょうか?



低音側の3本(第四・五・六弦)のみを交換するのが良いです。
クラシックギターの第四~第六弦はナイロンの細い糸を束ねたものに、真鍮や銅の細い針金が巻きつけてあります。張りたてはシャーンという感じの音を含むやや金属的な音がしますが、しばらくすると巻き線がゆるんで、ボーンという太鼓を叩いたような音に変わっていきます。同時に、不安定であった調弦が安定してきます。
3本のうちの1本だけを交換すると、音階を弾いてみると、弦が移ったとき(「ド」から「レ」に行った時)に音色が著しく変わり変な感じになります。
一般には、調弦が不安定な状態が、「弦が生きている状態」であり、調弦が安定するようになったら弦交換と言われます。
しかし、アマチュアの場合は、それではチューニングをする時間のほうが長くなり、練習する時間がありません。また、経済的な問題もあります。

>古い弦でも特に音色に変わりがなければ、替えずにそのままにしておくつもりですが、どうなのでしょうか?

私も貧乏なときはそのようにしていました。
クラシックギターの場合、一番消耗が激しいのが第四弦で、ついで第一弦です。
第四弦は、弦の心線の細いナイロン糸がプッツリ切れる前に、外側の巻き線が切れて使えなくなります。
これを避けるために、弦を取り付けた時に、糸巻き側の余りを切らずに巻き取っておき、巻き線が痛んできたら、弦を緩めてブリッジ側に1センチほどずらします。ブリッジから長くはみ出した分はツメきりなどでカットします。
クラシックギターで一番ひんぱんに押さえるのは2フレット「ミ」のなので、第二・第三フレットに押し付けられる部分が集中的に傷みます。そのままだと熱心に練習すれば2~3日で巻き線が切れて音が変になります。
少し手間でも、弦の位置をスライドしていけば、何倍も長持ちします。

高音側のナイロン弦は、第一弦の「ソ」の音の場所がささくれ立ってきます。そうなると交換ですが、高音弦は、新しくても古くても音色がほとんど変わらないので、1本だけの交換でOKです。
ナイロン弦は、何度調弦してもドンドン音が下がっていきますので、しばらくは頻繁に調弦しなければなりません。
また滑るので、ブリッジ、糸巻きにはシッカリくくりつけないといけません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
第4弦は特に消耗が激しいんですね。
長持ちする方法も教えていただきありがとうございます。

ご丁寧にありがとうございました。

お礼日時:2010/05/26 22:16

長期交換していないなら、すべて交換することをお勧めします。



弦は劣化します。特に、低音側の巻き線が酸化しているはずです。
交換すると、音が全然違いますよ。

できれば、交換する際に、指板用のオイルを塗布すると、指板の乾燥を防ぐことができます。
大手楽器店でアコギやクラシックギター売り場の店員に尋ねると教えてくれると思います。
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この回答へのお礼

これまで、メンテナンスらしいメンテナンスは何もしてませんでした。
指板用のオイルも、今後からは使用するようにしたいです。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/26 22:11

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