プロが教えるわが家の防犯対策術!

ベース歴3ヶ月の初心者です。アンプに通して弾く時に顕著なんですが、ポジション移動やグリスをする時のキュッっていうアコギみたいな音が非常に不快で、録音して聞いてみても物凄く目立ってしまっています。スライドやポジション移動があるので、運指だけではカバー出来なくて困っています。

グライコでLow MidとHigh Midを絞ると少しはマシになるのですが、そうすると音質そのものが変わってしまうので…
上級者の方やレコーディングをするようなプロの方はどうやって消しているのでしょうか?

A 回答 (3件)

プロにはほど遠いし上級者を名乗る自信もないですが、一応結構長い事ベース弾いてます。



私も初心者の時には大概悩んだ問題ですし、実際の所は、結構微妙な問題もあると思いますが、バッサリ単純に言えば、ポジション移動の時にスライド音が鳴るのは、左手の押弦指を弦からきちんと離さず、中途半端に指が弦に触れたまま移動させているからです。
左手の押弦指を弦から完全に浮かせて移動し、次のポジションにきちんと一発で「着地」できるようになれば、スライド音からはおさらばできます。

ただ、左手の指を弦に触れた状態でポジション移動しないと、弦のミュートがうまくできない…というケースはあるでしょう。
ここは、「ミュートはきちんとできるけど、スライド音は発生しない」という、ズバリ言って『微妙かつ絶妙な力加減で弦に触れておく』というワザを身に付けるしかありません。
このワザは、一度できるようになりさえすれば、「誰でもできるような簡単な事」になってしまうのですが、初心者のうちはなかなか苦労するところです。ギターで言うと「Fコードを押さえられるようになる」ということとある種似ていますね。こいつはひたすら練習あるのみです。でも、一生懸命練習していれば、いきなり「ある日突然」できるようになることは、自信を持って請け合います。
不思議なもので、一旦できるようになると、今度は逆に「わざとスライド音を出す」ことの方が、かえって難しくなりますよ(^^ゞ

でも、このワザをマスターする前には、まずは「左手の押弦指を弦から完全に浮かせてからポジション移動」ができるようになっていないと、逆になかなかうまくいきません。これは私自身の経験から言えます。
ですから、当面は「左手の押弦指を弦から完全に浮かせてからポジション移動」の練習を積んで、「ミュートがいまいちだけどスライド音だけは鳴らなくなる」という状態まで練習を積む事を、強くお薦めしますね。
「指をきちんと浮かせてスライド音が鳴らない移動」ができるようになれば、確実に「微妙な指使い」ができる方向に近づけますよ。

一方、グリスの時にスライド音が目立つのは、逆に「左手押弦指の力の加え方が中途半端だから」だと言えます。
これも、私も経験がありますが、なめらかなグリスをしたいが故に、押弦の指の力を抜きすぎているのが原因です。
ガチガチに力入れるのもダメですが、ある程度の力で押弦した状態で手を動かさないと、そもそも本来の弦のグリスアップ/ダウンの音が出ません。
というか、グリスアップ/ダウンの時には、たとえ上級者でもラウンド弦を使っている限りは、本当は絶対にスライド音は出ているのです。一方、グリス時の本来の弦の音は、(限度はあるけど)押弦の力が強ければ強いほど大きくなり、それに反してグリス音は押弦の力が強いほど小さくなります。ということはつまり、ある程度の押弦力でグリスすれば、本来の弦の音がスライド音を大きく上回る。だけど、押弦力が小さすぎると、本来の弦の音よりスライド音の方が大きくなってしまう…ということです。
質問者の方は、ズバリそういう状態なのではないかなぁ…と思いますね。

ベースのグリス時の押弦の力加減については、一つの練習方法として
「親指をネック裏に一切触れずに、人差指(中指)だけで弦を押さえて、綺麗なグリス音を出してみる」
という方法もあります。
ネック裏の親指の支えが無いと、最初のうちは指にうまく力が入らず、全然グリス動作ができないと思いますが、数多く練習していくと
「これ以上力を入れると、そもそも指をスライドさせる事ができない」
という力加減に出会えるはずです。
その力加減か、それよりもう少し力を緩めたぐらいが、「綺麗な音でスライド音無しにグリス音だけが出る」という力加減になっているはずです。
その力加減のまま、親指をネック裏に添えて、無駄な力を抜いて(親指無しだと、誰でも多少肩に力が入りすぎになる)スムースにグリスできれば、それがあなたの「グリスアップ/ダウン」の基本フォームです。

だけど、このグリスアップ/ダウンの技術の前には、「スライド音を立てずに弦に触れたままポジション移動できる力加減」を先にマスターしておく方が、絶対に習得が早いです。

ですから、上のような事を踏まえてですが、当面は「押弦指をきっちり弦から浮かせてからポジション移動」の練習に、まずは力を注いだ方が良いと思います。
なお、スライド音を消す技術の練習時には、下手にグライコは使わずノーマルな音作りのままで練習しないと、中途半端な状態で「できるようになった」と勘違いしてしまうので、その点は注意が必要ですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます、実際に自分でも試してみた所、グリスの方はなんとか問題解決しそうです。指を離してポジション移動も試したのですが、これは中々難しいですね。でも解決の糸口が見えてきそうです。丁寧なご説明、ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/23 12:23

趣味でベース弾いてますが、思い起こせば最初のころ質問者様と同じ悩みがあったような気がします、いつの間にかあまり気にしなくなったみたいです。


私はアコギも好きで弾くので「キュ」がまたいいんだよな~なんても思いますが・・
弦楽器なので完全に無くすのは無理のような気もします。
我流なので参考になるかどうかですが。
右手左手のタイミングもあると思います。
ライブビデオなどでプロのプレイを見ると左手がウニウニとはっきり動いていますよね、ポジション移動時に弦に触らなければ「キュ」は出ないわけです、やはり練習あるのみでしょうか。
「キュ」より大きな音を出して弾く(強く)というのもありかも。
移動時に弾かない時(音を出さない時)は必ずどれかの指でミュートしているとかもありかも。
ジャンルにもよりますが、今思えば私の場合
シンセベースのような一音づつミュートして弾くようなプレイの曲の」コピーをやらされてから気にならなくなったような気がします。
よくあるロックのズンズン・・・ではなく、ずっずっずっず・・みたいに押さえて弾いて即ミュートで一音ずつ音を切って弾く感じです。
最初は全然でしたが両手のタイミングと力加減を身につけたら、何とかそれらしく出来るようになりました(4分くらいそんなプレイしてると・・辛いです)しかし、どうも、その後から「キュ」が気にならなくなったような気がします。
参考にならないかもしれませんが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ジャンルというか、ポジション移動はあるのにスライド音が出にくいフレーズというのは確かにありますし、その辺にヒントがありそうな気がしてきました。色々研究してみたいと思います。

お礼日時:2008/05/23 17:53

こんちは 少しはベースやってるもんですが、kenta58e2 さんの言っていることでほぼ間違いないと思います。



ああと、CDの音と生音(ライブ等)は、全然音が違うからね!!結構プロでもスライド音出てるよ!! (かっこよくね)

ちょっぴり助け舟。

>たとえ上級者でもラウンド弦を使っている限りは、本当は絶対にスライド音は出ているのです。

と、彼(彼女?)の言うとおりなので、思い切って弦をフラットの弦に換えてみたら!? びっくりするほど出ないよ~。

アニーボールのスーパーライト OR ライト あたりがお薦めかな。

音楽のジャンルがわからないので、お勧めできるかどうかわかりませんが…。
初心者ならば、やわらかいしちょうどいいかもね。上手くなったらどんな弦を使っても大丈夫だから…。

頑張って~!!
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この回答へのお礼

ありがとうございます。フラット弦も考えたのですが、音楽のジャンル的にどうしても音質が気になってしまったのと、他のベースでグダグダになってしまうのは考え物かなと思いまして(笑)何とか運指などでカバーしてみようと思います。アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2008/05/23 17:50

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