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江戸川乱歩氏の怪人二十面相は、人殺しをしない人物として描かれていますが、
私が小学生の頃見たポプラ社の少年探偵団シリーズの小説内において、
一度だけ殺人を犯している描写があったと思うのですが、気のせいでしょうか。

厳密には、確か他者が書いた小説を、
乱歩氏が自身の小説内に掲載したような感じだったと思います。

問題の描写部分は、ボートで漂流した4人くらいの中の一人が二十面相で、
その中の一人に拳銃で発砲し、海に落としたといった感じです。

ふと思い出してしまい、とても気になります。
あまりにも幼い頃の記憶で、定かではありませんが、
もし心当たりのある方がいれば、作品タイトルと事の真偽を教えてください。

宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

 おそらく『大暗室』ですね。

確かそんなシーンがあったはずです。
 これは元々大人向きに書かれた作品ですが、別の人の手によって子供向けに書き改められ、その際に犯人も二十面相に変更されています。そのため、二十面相が冷酷な殺人鬼に描かれています。
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既に回答が上がって居る通り、「少年探偵 大暗室」です。

これは、ポプラ社の「少年探偵 江戸川乱歩全集」(全46巻)の第30巻に入って居ましたが、絶版なようです。
この全集、第27巻「黄金仮面」以降は江戸川乱歩の大人向けの作品を他の人が子供向けに書き直したものです。「黄金仮面」と「大暗室」とは武田武彦氏が担当しています。
「大暗室」は、日本探偵文庫の21巻として昭和31年に刊行されたものを編入したものです。
この全集の27巻以降は元々は大人向けの作品であり作品によっては明智小五郎すら出てこないものを無理やり少年探偵シリーズに書き換えてしまったので、二十面相が殺人をしたり小林少年が一場面しか出てこない等と云う巻もあります。又、26巻迄に使われたトリックが又出てくる等の問題を惹起した事もあります。

表紙画と色刷中扉(口絵)とのギャラリーがありますので御紹介しておきます。
http://www.ta-kumi.com/harimaze/publication/gall …
(一番上のサイトです)

全集の目録です。
http://www42.tok2.com/home/tfanroom/popehd0.html

元の大人向けのものは、この全集が校訂が届いていてお勧めです。
http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/97843347 …
(「大暗室」は第10巻に収録です)

ご参考にならば幸甚です。
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