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沖縄の基地を県外・国外移設した時に出てくる
軍事上の欠点をそれぞれでも良いので教えてください。
急いでいます、なるべく具体的に
要求が多いですがよろしくお願いします。

A 回答 (4件)

こんにちは




> 沖縄の基地を県外・国外移設した時に出てくる
> 軍事上の欠点をそれぞれでも良いので教えてください。

沖縄には嘉手納基地(空軍)もありますが、前方展開及び中継拠点と
しての同基地の意義については、他の方の回答にもありましたので、
昨今話題の中心となっている普天間基地、つまり在沖海兵隊を中心に
みた場合の回答をさせていただきます。

まず米海兵隊(USMC)の非常に特異な点として、他国の軍はもちろん、
同じ米国の他の軍種にでさえ見られない"海兵空陸任務部隊(MAGTF)"
という「戦時編制」を常時(平時でも)敷いている"ことが挙げらるで
しょう。
これは常時即応力を維持し、有事の際には迅速なる軍事力の投射を可能と
する、というUSMCの使命を実現せんが為のことであり、中でもとりわけ
沖縄に展開している第31海兵遠征部隊(31st MEU)は、"唯一海外に展開
するMAGTF"として、USMCの中でも極めて異例の存在と言って過言は無い
でしょう。

現在 在沖海兵隊が担任する地域は、北東アジアから遠く中東にいたる
までの非常に広範な地域ではありますが、31st MEUをわざわざ沖縄に配備
する主な理由は、東南アジア各国、台湾海峡、朝鮮半島、という"不安定
な地域"(テロや地域紛争が発生する可能性が高い地域)に隣接しながら
も、日本という政治的に安定し、かつ高度な支援を受けられる ホスト国
の中にある、ということに他なりません。
即応性と軍事力(抑止力)の効果的な維持・確保、これらがパッケージで
提供される場所は、現在 世界の中でも沖縄くらいしか見当たらないで
しょう。

さて、仮に在沖海兵隊が ごっそりと県外、国外に移転してしまった、と
なった場合、いちばん直接的な影響を受けるのは"台湾"です。
台湾は韓国と違い、実態は独立国でありながら、国際的には"中国の一部"
ということになっている手前上、他国の軍事力を常駐させておくわけには
いかず、フィリピン(在比米軍)無き後、最も近い援軍(米軍基地は)
必然的に"在日(沖)米軍"となってしまいました。

従って、沖縄から米軍(USMC)が居なくなることは、台湾という国の存続
にかかわる一大事であり、米国が軍事的な同盟関係を結び同国(?)を保護の
対象とし続ける限りにおいては、米台双方にとって沖縄の軍事的な重要性
には変わりがないでしょう。

また、我が国にとってみても、昨今の驚異的な国力の上昇により、東、南
両シナ海を中心とし"海洋権益の確保"にやっきになている"中国"と、台湾
が微妙な関係を保ち続けていてくれることは、日中間の直接対峙の局面を
減らす、という副次的効果を生み出し、結果我が国の防衛についても間接
的に寄与している、と見ても差し支えないでしょう。

このように、在沖米軍、とりわけUSMCを沖縄から移転させることは、台湾
の防衛力(対中抑止力)を大きく減衰せしめる事になり、それはやがては
我が国の防衛にとっても深刻な影響を及ぼすことになると思います。
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政治・経済、世界戦略等ではなく純粋に軍事上の問題だけに関してのご質問であれば、日米双方にとって欠点となるものは存在しません。

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沖縄の基地を県外国外に出した場合、米軍や国連軍が沖縄に集結する場所が無くなります。


その為に沖縄周辺で軍事的危機が発生した場合には、米軍等の支援を受けることが今より著しく困難になります。

ですから米軍が沖縄から撤退するにしても、基地施設を沖縄に残しておく必要がある。
基地を残せぱ、その基地を維持管理する最低でも少人数の基地維持要員が必要。
この基地維持要員を将来的には自衛隊員で賄い、米兵の関わり方を減少させていこうというのが、恐らくは民主党の安全保障派の戦略。(← 私の推測であって、確かなものではないですが)

また、米軍が沖縄から撤退すれば、その空隙を日本軍でカバーしなければならない。つまり沖縄近辺の防衛任務を米軍に替わって日本軍が賄う必要がある。
日本軍による自主防衛という、この決断や実質的行動を取る以前に、米軍が沖縄から撤退すれば国防面で危うくなります。

米軍の将来の戦略は、沖縄に基地の施設を残し、米軍はその主力を沖縄から撤退させ、県外国外の基地と連動して必要に応じ部隊をアチコチに融通しあうというもの。これが衰退しつつある米軍の将来的戦略。(だと思われる。)
その為、どこにどれだけの兵力を配置するかの明確な計画は敵に戦略情報を与えるために発表できないし、その配置計画そのものが現段階では立案できない。
将来に起こるであろう様々な情勢に応じ、臨機応変に部隊を配置換えしていこうという、米軍のファジー戦略です。

沖縄は長らくアジアの戦略拠点であったため、米軍のアジア軍事戦略は沖縄を基点として構築されており、この歴史的戦略の変更には米国にとっても大きな決断が必要なので、それに抵抗する勢力もある。
沖縄米軍には一種の既得権益もあるし、軍事的都合のみによって沖縄からの撤退を決定できるという単純なものでもない。

また、沖縄海兵隊基地に始まって沖縄米軍基地は、その主たる目的が有事や緊急時のための外地からの大部隊の集合地点に変化していくため、その基地には堅牢性が求められます。つまり、敵の攻撃を受けても耐えられる・短時間修復可能な基地でなくてはならない。
その理由のため、ヘノコ基地の桟橋方式は有り得ない。
埋め立て式か陸上案でなければ、敵の攻撃に耐えられない。

敵の第一波攻撃を受けた後、その基地を短時間で補修して、県外国外からの米軍の大部隊を受け入れる。以後、敵の攻撃を受けつつ、地域防衛や外地への出動拠点となる。
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徳之島にヘリ部隊を移設する案の問題点 は徳之島と辺野古間をヘリコプターで移動するため、有事に駆けつけるのに時間がかかる。

ヘリコプターの燃料は2~3時間しか持たないため、移動だけで燃料を消耗し、演習が十分に出来ない

国外移設の場合は海兵隊が国外にいってしまうため、抑止力がなくなる

ではないでしょうか。自分はあまり、詳しくないんですがこのようなことが新聞に書いてあったとおもいます。
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