自分のセンスや笑いの好みに影響を受けた作品を教えて

IVHカテーテル挿入と言うのは、外科医(消化器)であればそれ程難しい事ではないのでしょうか?
わたしの診療所の院長は2カ所位開けて又締めて3ヶ所目でやっと入れました。

内科医でもIVHカテーテル挿入する事は可能でしょうか?

心臓血管外科が最も得意でしょうか?

A 回答 (3件)

医師です。



IVHカテは患者側の要因として入りやすい人と入りにくい人との個人差が非常に大きいです。中心静脈の細い人、静脈の位置が通常の人と違う位置にずれている人はやりにくいことこの上ない。
もちろん手技をやる側の技量もありますが、いくら上手い人がやってもなかなか入らん患者には入らんし、入る患者には技量が未熟な人がやっても一発で入ってしまいます。
ですから、何回も刺しているからといって術者が下手だとは必ずしもいえません。

最近こんなことがありました。
1年目の新人君に初めて右のソケイ部からIVHカテを入れさせたのですが中々入らず、結局1時間くらい格闘して無理だったので、私が代わって左のソケイから入れようとしたのですが、無茶苦茶入りづらかったです。
結局さらに40分ほどかかって私が何とか入れましたが、静脈が動脈に近いのと血液が凝固しやすいこと、さらに静脈が非常に細いという悪条件がそろっている人だったため結果的にこれだけ難航しました。ガイドワイヤーがまったく進んでいかないし、こういう条件下では一発で入れられる人はまずいません。

確かにこういう難航例でなく通常の患者の場合には当然ながら技量がある人のほうが未熟な人よりもすばやく確実に入れますよ。
ただし、上手い下手が科によってそんなに分かれることはないと思います。単純に考えると血管系を扱う専門の循環器内科とか心臓血管外科の医者が上手そうに見えますが、彼らがIVHカテを入れている患者というのは心不全で静脈に血液が滞留していて静脈自体がパンパンにふくれているというIVHを入れやすい患者であるケースが非常に多いです。こういう患者は技量が未熟な人がやってもほぼ一発で入るケースが多く、早い話が誰でも入るので術者側の技量云々はあまり関係しません。逆にIVHカテを入れるのが本当に難しい典型的なパターンは長期入院している超高齢者で脱水症状を起こしている人です。こういう患者にすばやくIVHカテを入れられる人が本当に上手い人と言えますが、そういう医者は案外と普通の内科にいたりします。

ちなみに消化器外科には術前後で口からものを長期間食べられなくなる患者が多いので、外科医はIVHカテは入れ慣れているのが普通だと思いますよ。
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循環器でも私のように昔の医師は心カテの時にほぼ全例にSGカテを入れていたのでほぼ毎日数例にしておりソケイや内頚は楽勝です。

採血などでも大腿静脈からします。
しかし、最近の心カテは手からするので若い医師は下手ですね。
でも、鎖骨下はやはりエコーガイドでしています。そのほうがペースメーカーのリードが長持ちしますし、麻酔科学会だったかは、エコーガイド下の穿刺を要求しており、エコーガイドでしなかった場合の合併症は裁判沙汰になってもしょうがいないという事になりつつあります。
エコーでみると、鎖骨下の難しい症例は誰がしても難しいというのがわかります。鎖骨下の場合、動脈が静脈にかぶさっていたり、鎖骨と肋骨の間が狭かったり..。
どの科が上手というのはなく、患者・医師個々の問題です。
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医師の経験やセンスだと思います。


IVH挿入の経験が多い医師は早くて確実にされています。また、循環器内科の医師も上手です。
逆に外科医でもあまり経験のない、医師は失敗されていました。
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