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面白い化石の情報 化石について発表することになりました。みんなの関心や興味を引きつけられるような話や話題はありますか? パワーポイントを使い、時間は10分程度を予定しています。

A 回答 (2件)

 沖縄等に見られる星の砂は有孔虫と呼ばれる生物の死骸の殻が堆積したもので、大抵は現在に近い時代のものだと思いますが、中には何万年も前のものも混ざっている場合もある様です。


 古代の小さな生命が残した星の砂と言うと、ロマンティックに聞こえるかも知れません。

【参考URL】
 星の砂 - Wikipedia
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E3%81%AE% …


 海鳥等が天敵を避けるために、離島や海上の岩を営巣地に選ぶ事がありますが、その営巣地に長い年月をかけて鳥の糞が堆積して行くと、大量の糞が固まって化石となった地層が出来ます。
 この糞の化石の事をグアノと言い、元が糞だけに窒素や燐を多く含んでいるため、良質な化学肥料の原料となりました。
 又、グアノが更に年月を経て出来る硝石は、黒色火薬の最も重要な原料です。
 この糞の化石が無ければ、化学肥料を使った食料の増産も始まる事が無く、現代の様に何億人にも人口が増える事も無かったかも知れません。
 そして、火薬を使った鉄砲や爆弾が発明される事も無く、戦争で何万人も死ぬ様な事も無かったかも知れません。

【参考URL】
 グアノ - Wikipedia
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%82%A2% …

 硝石 - Wikipedia
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%9D%E7%9F%B3


 昔の中国等では、古代の動物化石(主に新生代の大型哺乳類のもので、稀に恐竜のものもある)は、龍の骨だと勘違いされたため、漢方薬の原料として使用されています。
 本物の龍の様な霊験は期待出来ないものの、カルシウムや燐等のミネラルを含み、それなりの薬効はあるため、正体が判った現代においても正式に生薬として流通しています。

【参考URL】
 竜骨;漢方薬、生薬販売
  http://www.kanpoyaku-nakaya.com/ryukotu.html


 セメントの原料等に使われる石灰岩の多くは、有孔虫、珊瑚、貝類、等の化石の集まりです。(中には非生物起源の石灰岩もあります)
 この古代生物の化石が無ければ、高層ビルを始めとする現代の鉄筋コンクリート製の建築物は存在し無かった訳です。
 又、石材として使用されている大理石の中には、本当の大理石ではなく、石灰岩の事を大理石と呼んでいるものが少なくないのですが、デパートやホテル等で使用されている石灰岩には、アンモナイトを始めとする、比較的大型の化石が表面に現れている事があるそうです。

【参考URL】
 石灰岩 - Wikipedia
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E7%81%B0% …

 街は化石の博物館
  http://www.dino.or.jp/dino_m/marble/index.html


 珪化木と言う樹木の化石は、保存状態の良いものだと、見た目は朽ち木ですが、触った感触は石なので、そのギャップが面白いと思います。

【参考URL】
 珪化木 - Wikipedia
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8F%AA%E5%8C%96% …


 琥珀は樹木が分泌した樹液が化石化したもので、宝石として扱われます。
 又、それ自体が化石であるという事以外にも、当時の虫や動植物の一部、空気、等を内部に含んでいるものもあり、その様な混入物も化石と見なしても良いかも知れません。(虫入り琥珀の中には、琥珀を熱で溶かした中に現代の虫を入れた紛い物もあるので注意)

【参考URL】
 虫入り琥珀 久慈琥珀
  http://www.kuji.co.jp/amber/musiiri.html


 火打ち石として使われていたチャートは、放散虫等の死骸が堆積して化石化したものもありますし、その他の微化石を含むものもある様です。(中には非生物起源のチャートもあります)
 又、黒曜石の流通が盛んでなかった地域では、石器の素材として使われていた様です。

【参考URL】
 チャート (岩石) - Wikipedia
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3% …
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20年以上前の事件ですが、南極で発見された火星起源と思われる隕石からバクテリアの化石とみられるものが発見されました。



ウィキペディアにも少し記述が載っています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9% …

詳細は、
日経サイエンス 1998年3月号
を参照してみてください。図書館にあると思います。

結論は、これが生命の痕跡かどうか未だに謎です。
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