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レポート(経済)
経済学部です。
「「大恐慌」と「パリ講和会議」のいずれかについて問題提起し、その結論をまとめよ」という
レポート?が出たのですが、全くテーマが思い浮かばず筆が進みません。
いちおう出来事の内容はおおよそ把握しています。

教授からは
感想文では書く意味が無いしあなた達が考えたことなどどうでもいい
しかし出来事を羅列するだけでは意味が無い。
と言われています。

初めてのレポートなので、どのような点に着眼すればいいかわかりません…
何かアドバイスやいい案があったら是非教えて下さい。

A 回答 (2件)

こんにちは、大学で政治学を学んでいる3年生です。



「感想文では書く意味が無いしあなた達が考えたことなどどうでもいい
しかし出来事を羅列するだけでは意味が無い。」
という教授の言葉は、

・非論理的な感想をレポートに書くな
(例:「ヴェルサイユ条約の内容は、ドイツにとって可哀想だ。」
 →「可哀想」と自分の心情を述べられても読む方はそうそう共感できませんし、「可哀想」であることが分かった所で、解決策も何も導き出せません。)

・歴史年表のように、誰が見ても明らかな客観的事実のみを書くな
(→客観的な事実(年号、人の名前、事件の名前など)は本を読めば分かることです。大学は「自分の頭で考える」事を重視する場所で、本を読めば分かることなど聞いていません。)

という、以上2点のことを注意していると思います。
「あなた達が考えたことなどどうでもいい」というのは、流石に教授の口が悪いと思いますが。

感想も事柄の羅列も書くなというなら、では何を書くかというと、
「事柄の因果関係」をまとめることになります。
いくつかの歴史的な事件を挙げて、その因果関係をあなたなりに整理し、仮説を立て、立証することになります。

具体的なレポートの手順は、
Step1.世界恐慌、もしくはパリ講和会議の事実関係について整理する。
(ここは事柄の整理だけでよい。高校の世界史の教科書のような書き方で構わない。)
Step2.事実関係が曖昧な部分について、自分なりの仮説を立てる。
(例:「ヴェルサイユ条約でドイツに課された巨額の賠償金が、世界恐慌の原因ではないか?」)
Step3.ステップ2で立てた仮説を論証する。根拠は最低3つ以上書く。
Step4.結論をまとめる(基本的には仮説で述べたことの繰り返しでよい)
という以上4つのステップが必要です。

レポートの字数が3000字だとしたら、
Step1に500字、Step2に300~500字、Step3に1500~1700字、Step4に500字、位の配分がよいでしょう。また、レポートの最後に参考文献を付けるのを忘れずに。

それから、更に上のレベルのレポートを狙うなら、
Step5.このレポートで得られた結論が、学問的にはどのような意味を持つのか
を考察する必要がありますが、これは1年生には無理だと思います(経済学という学問の全体像が分からなければ、「学問的な意味」もわからないですからね)。


パリ講和会議と世界恐慌は、経済学の分野でも、私の専門の政治学の分野でも、もっともよく研究されている事例の一つです。調べて資料が出てこないはずがありません。
書きやすいレポートだと思いますよ。
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大恐慌の方はバブル崩壊ですから、昨今の経済状態と比較すればいいでしょう。


問題は、なぜバブルが起こるのか、バブルを防ぐ方法は無いか、バブルをソフトランディングさせる方法はあるか、ソフトランディングのために試みられた方法は有効であったか、有効でなかったならなぜ有効でなかったか、…。
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