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「~気がする」について(外国人質問)

ネットでググった結果、「~の気がする」のように、前に「の」ついたものはひとつとして得られませんでした、反対に、「~な気がする」なら、たとえ名詞であっても、「な」を使います。どうして皆が体言の場合は全部修飾成分の「な」を使ってるでしょう。

あと、「~なわけ」「~なだけ」も同じようですが、これらケースはなぜ「の」を使わなく、「な」を使うのでしょうか。何かの規則でもありますか。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

例えば、「貴方な気がする」は言い換えると「貴方である気がする」です。

で、「貴方である」を意味する口語表現に「貴方なの」があります。ここからまた戻して、(「貴方である気がする」を意味する)「貴方な気がする」という表現があるのでしょう。つまり「貴方なの」ありきの表現です。
これが文法的に正しいのかどうかはわかりませんが、本来「貴方なの」自体が口語表現なので、「貴方な気がする」もやはり公式な文では使われないのだと思います。

これと同じ用法で、「貴方であるわけ」→「貴方なわけ」、「貴方であるだけ」→「貴方なだけ」・・・と考えればいいのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
では、やっぱり、正式的な表現ではないようですね、三人もこう言ってますから。

お礼日時:2010/07/06 09:21

こんにちは。



「体言」という用語までご存知のようですので、日本人向けの文法用語を使って説明することにします。

「名詞みたいな言葉 + な」に見える言葉のことを「形容動詞」と呼びます。
・終止形は 名詞みたいな言葉 + だ  あるいは 名詞みたいな言葉 + です
・連用形は 名詞みたいな言葉 + に
そして、
・連体形は 名詞みたいな言葉 + な
です。

「気」と「わけ」は体言なので、その前に来るのは連体形です。
また、「だけ」は体言ではなく副詞ですが、その前に連体形を置くことができます。
ですから、「~な気がする」「~なわけ」「~なだけ」になります。

【形容動詞の例】
・自由だ 自由です 自由に 自由な
・平和だ 平和です 平和に 平和な
・静かだ 静かです 静かに 静かな
・愚かだ 愚かです 愚かに 愚かな
・シンプルだ シンプルです シンプルに シンプルな

そして、「気がする」の前に来るものは形容動詞だけでなく、動詞や形容詞や助動詞の連体形でもよいのです。
【動詞】
・そろそろ客がやってくる気がする。
・修理をしなくても電池を替えれば動く気がする。
・ピンチだけど、彼ならそんなときでも冷静にプレーする気がする。

【形容詞】
・このままでは危ない気がする。
・もうすぐ夏だけど、山の上は、まだ寒い気がする。

【助動詞】
・昨日の試験は失敗した気がする。
・あの映画は面白そうな気がする。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
仰った品詞自分にはすでに承知の上で、でもこれで復習になりますね。

お礼日時:2010/07/06 09:01

「~な気がする」の場合の「~」は名詞ではありません。

「~な」で形容動詞(英語やドイツ語等のヨーロッパ言語には無い品詞)です。、「~なわけ」「~なだけ」も同様に、形容動詞+「わけ」、形容動詞+「だけ」であって、名詞+「な」ではないからです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
正直、名詞ではないと私も重々承知のつもりで、ただ、しばしば書物に登載している「名詞+な+気など」この用法は到底無視できません、ネット上の検索後もやっぱり引っかかってますので、ここで質問したのです。本当は単になぜにこうした用法が頻りに現れるのか知りたいだけです。

お礼日時:2010/07/06 09:11

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