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フェンスの一部を敷地の境界にある軽量ブロックの上に設ける場合、下記サイトのように4×4材を土台となる軽量ブロックの上に寝かせてアンカー止めしている場合が多いのですが、L字金具でコンクリートに直接止めず、木材を土台の上に寝かせるメリットは何でしょうか?ご存知の方が居られましたがご教授いただければ幸いです。よろしくお願いします。
(参考サイト)
http://www.mland.gr.jp/howto/fence.html

A 回答 (4件)

No3です。


ちょっとわかりづらいというか、どっちにも取られかねない回答だったかもしれません。
前置きとして、私は鉄構造はやりますが、建築屋ではありませんし木工もやりません。ですから専門ではないですよ。
一般在来の住宅建築で土台をまわす、といのは先にあげた理由に加え柱を基礎の上に直接立てた(置いた)場合、固定が難しいです。金具等で基礎コンクリートに止める事はできるでしょうが、そのための金具が付くスペースが必要になり、基礎天端の寸法を大きくする必要があります。
柱が横方向に移動するのを防ぐため、上部構造が大きくなってしまいます。
さらに、在来工法は長い経験則のもとに確立された建築手法ですが、これと大きく離れた手法で建築するとなると、別に構造計算を添えた確認申請となり、阪神大震災やマンション偽装事件依頼、耐震性の確認などのため、書類申請が滞り、建築許可が下りるまで半年とか1年近くもかかると聞いています。

柱を基礎の上に直接立てる工法が不可能ではないでしょうが、確立し標準化され普及した工法は大工さん。ハウスメーカーさんならどこでも最低レベルの建築が期待できると言っていいでしょうし、また工法として大きな欠点がない優れた方法でもあると言えます。

一般建築では土台にほぞ穴をあけ、柱を立て、梁、桁を載せ、仮の筋交いを打ってしまえば木造フレームはそれだけで自立し、その時点では重量も軽く壁もないので少々の地震や風で倒れてしまうこともないでしょう?
掘っ立て柱なら柱基部が土で支えられて自立しますが、単に立て置いた柱では誰かが支えていなければ梁も掛けることもできませんよ。

柱を直接立てることには実は非常に大きな欠点があるのです。それは柱の木口が基礎面についてしまうので、もしそこが濡れると毛細管現象で水を吸いやすく普及が激しくなります。
また、木工を少しでもやったことがあれば想像がつくでしょうが、材端近くに打った釘・ビスは支持力が弱いのです。ですから、土台と柱とを釘止めする時も、昔のように斜めから共打ちするのではなく、公庫に登録されたような専用金物を使い沢山のビスを使って固定するのです。
梁や火打ちを止めるのも羽子板ボルトを使ったりしますでしょ?

今回のフェンスも土台を置き(土台は直接コンクリートに緊結されます)柱を立てた方が柱はよりしっかり立ちます。
これも経験があればわかると思いますが、小さなコンクリートに(特に端に近いと)アンカー等を打つとコンクリートが割れてしまうことが多いです。
またコンクリートブロックは火山灰とセメントで作られていて、しかも中空ですから、現場打ちコンクリートに比べさらに割れやすく、ビス・アンカーの支持力もずっと弱いのです。
鉄(ステン)製の柱脚金物は現場に合わせ製作または改造しますから(これも私が鉄相手の仕事ですから簡単に言ってしまいますが)木の柱を直接立てるより、土台にいい加減な金物を使って柱を立てるよりしっかりした物ができる、ということです。
相応のDIY技術と道具があればかまいませんが、普通には土台を置いた方が無難だと思いますよ。

私の居住地域は寒冷地なので、最近の新築住宅はいわゆる高断熱・高気密が当たり前です。以前は放っておいた土台下の隙間も埋めてしまうことが多くなっているのではないでしょうか。
この部分は自信もってはいえませんが、通気性、というのは確かに利点ではありますが基礎コンクリートと土台との隙間は通気性という点で何か利点があるでしょうか?
スペーサーでできた隙間は広くても10mm、大部分は2~3mm程度でしょう?ここがもし水に浸かるとかして濡れたらそこはいつまでたっても乾かず、逆にカビたりしませんか?蟻とかワラジムシの通り道になったりしてませんか?
真に通気性が確保されるのは手が入るくらいの隙があって、なおかつ換気口などで外気に半暴露状態になっていなければ期待できないと思います。
私の方では土台下の隙間にウレタンフォームを注入することも多く見ます。均しモルタルを使っても蟻が通れるくらいの隙間はどこかに残るので、1cmも空かして、ウレタン注入することも見ます。

これが良い方法だ、ということではなく、それぞれの環境にあった建築方法があるもんだ、くらいに理解してくださると良いと思います。

木製フェンスの柱は土台の上の方が作業もやりやすいと思います。ぐらつくようなら控え柱。
もちろん、基礎部分となるブロックがしっかりしていていなければなりませんが、もし心配ならしっかり計画(設計)した鋼製支柱の類です。
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この回答へのお礼

>柱を直接立てることには実は非常に大きな欠点があるのです。それは柱の木口が基礎面についてしまう>ので、もしそこが濡れると毛細管現象で水を吸いやすく・・

なるほど、木口で毛細管現象ですか。どちらにしても、やはり水気が問題だということがわかりました。

コンクリートにアンカーを打つと割れやすいというのは、土台を打つときにもアンカーを打つので、
ちょっと理解が困難なのですが、今回は腐食対策と慣習ということで納得したいと思います。

>基礎コンクリートと土台との隙間は通気性という点で何か利点があるでしょうか?

現在の住宅には通気性のあるパッキンが土台と基礎コンクリートの中にはさみこまれます。
これは、コンクリートからの湿気を気流によって外部に排出して、土台の腐食を防止するための
工夫だと住宅メーカーのHPに書いてありました。

ちなみに、木工に詳しい人に聞いてみたところ、やはり上記のようなことをおっしゃっていました。

で、その方に対策を聞きましたところ、住宅用パッキンでなく、単にゴム板のライナーをかませて、
アンカーボルドでウッドフェンス毎締め付け(ウッドフェンスは枠状にします)を基礎のコンクリート
ブロックから浮かせてフェンスを固定する方法が良いとのことでした。それで、住宅と同様の湿気対策
になるそうです。

上記の場合、土台はいらないそうです。実際作ったものを見せていただいたのですが、結構頑丈
に作っておられました。

ただ、土台を設ける方法も木工のノウハウだけでウッドフェンスを設置できるので、それはそれで
よいかもしれませんね。

鉄の支柱について聞いてみたところ、コストの問題を指摘されました。ただ、支柱用の特別の金具
を使う方法は使えるかもしれませんね。

ちなみに、コンクリートブロックは2段でモルタルが充填されていて、かつ庭側は土が充填されて
います。

いろいろ参考になりました。

また、何かの際、よろしくお願いします。

お礼日時:2010/07/13 17:33

住宅の土台云々は質問者様の読み違いか何かだと思います。

特に柱を腐食から守るため、という論理は全く意味不明です。なぜなら土台が腐朽しては柱も立っていられないからです。
今時はわざわざ土台を布コンクリートからスペーサーで浮かせ、その隙間にウレタンを注入して土台の湿気対策と高気密を両立しようとしていますし、パッシブソーラー他、住宅建築の工法がいろいろ工夫されています。高気密、高断熱は30年くらい前から北国の住宅の目指すところとなっていると思いますが、高温・多湿地域であってもエネルギーコストを考えると有利な点は多いはずです。

古代建築では(現在も倉庫等簡便な建築では使われますが)柱は掘っ立てでした。それが腐朽対策として束石に変遷した、といった内容だったのではありませんか?
古い寺社建築で束石の上に柱が直接立っているのは、相対的に柱が太く上部の構造で支持されているから成立しているのです。
以前の住宅建築では日本中どこでも束石の上に土台を回し柱を立てていたはずです。それは柱の位置他の寸法が決まるからです。土台があれば水平もきまるしその上に大引きや火打ちで土台を固め、柱、梁、筋交いなど木工フレーム全体の基礎とすることができるからです。
現在は土台、柱、梁、筋交いなどの継ぎ手には耐震性向上を目的に認定に通った補強金物の使用が公庫で義務付けられているのではなかったかしら?
土台は防腐材が圧力注入(?)されているのが標準ですし、土台から1.2Mまで防腐剤を塗ることも決められていると思いました。間違ってたらごめんなさい。

話しが横にそれすぎましたね。

L字の金物等でコンクリートに土台を固定した場合の方が「土台としては」不利なのは、それがコンクリートに「直接留められていない」からです。
金具のファスナー(アンカー)位置は土台の重心線を通らないのは明らかです。これでは土台が持ち上がる方向に力がかかると土台が浮いてしまいますし、テコの原理でファスナーも破壊されます。金具を土台両側に使用すれば対策となりますが、土台に対して横からの釘打ちとなり、基礎コンクリートに対して強く緊結することにはなりません。
また土台に対してかなり布コンクリートの厚みが必要になり、全てに対して不利です。

上部に箱型の構造が無いフェンス支柱の場合、私なら柱だけベースプレートを使った鋼製支柱にするのが良いと思ってます。
今回のように木製土台の上に木製の支柱を立てるなら、長手方向は前後からアングル型の金具で支柱を支持し、左右からはT字の金物で補強する。これくらいすればそこそこしっかりするでしょう。
できれば、数メートルおきに控え支柱があると人が寄りかかっても平気な位にはなるはずです。

木製のフェンスは所詮何十年ももつような耐久性のあるもんじゃありません。せいぜい10年?消耗品です。その意味でも鋼製支柱が有利でした。、通気性確保なら基礎を地束とする方法もありました。
現状で最も有利と思うのは、鉄(できればステンで)柱柱脚部用の金物を使用することです。玄関ポーチ用などとして市販されています。さらにそれに手を加えるか、最初から製作できるなら、土台と言うか、木製下枠を受けるブラケットを出しておくこともできます。
この10数年、木材用の防腐塗料は国産品でも高性能な物が普及していますよ。

この回答への補足

丁寧なご解説ありがとうございます。恐縮です。ところで、最近の住宅では基礎をコンクリートで打ちますが、それでも土台を設けるのは、寸法取りが容易だというだけの問題なのでしょうか?または、経験則だけでしょうか?やっぱり腐食の問題があるような気がするのですが間違いでしょうか?土台が腐食すれば確かに柱は立っていられませんが、土台がが腐るまでの時間は稼げますので、耐久性が上がると言えると思ったのですが、如何でしょうか。

束石(現在ではコンクリート基礎)の上に柱を立てても腐食するので、さらに改良して現在では通気性あるパッキンを入れるようになった思うのですが、間違いでしょうか?

>L字の金物等でコンクリートに土台を固定した場合の方が「土台としては」不利なのは、それがコンク
>リートに「直接留められていない」からです。

実は、私もそう思ったのです。なぜ、フェンスを立てる場合、軽量ブロックの上に土台を設けるのか?、
直接コンクリートに止めた方が有利なのでは?、と思ったのです(最初の質問をご覧ください)。

ですから、フェンスを立てるときに軽量ブロックの上に土台を設けるのは柱の腐食対策でないとしたら
無駄ではないかな?、と思ったのですが、如何でしょうか?

どうぞよろしくお願いいたします。

PS.
柱をベースプレートの鉄骨(ステンレス)支柱にするアドバイスは参考になりました。

>木製土台の上に木製の支柱を立てるなら、長手方向は前後からアングル型の金具で支柱を支持し、左右
>からはT字の金物で補強する。これくらいすればそこそこしっかりするでしょう。

これも参考になりました。ありがとうございます!

補足日時:2010/07/12 22:57
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補足とお礼の欄について回答いたします。



>補足の欄より
>L字金具をコンクリートにアンカー止めしても強度ダメでしょうか?
回答
1.不可能ではないですが、経済性、安全性からからは通常のアンカーボルト埋め込みが一番でしょう。但し土台をなくして、柱を直接にブロックに立てる場合は金具やアンカーの強度計算、塀全体の風耐力計算も含めてする必要がありますね。故に、経験則からくる従来工法が一番の信頼があるわけですね。

>1柱1アンカーでなく、柱に対するアンカー数を増やして強度を取っているという意味なら理解できるのですが。
回答
2. ????ちょっと意味がわかりませんね。土台無しで柱とブロックを締結するアンカーを増やすとのことでしょうか。

>木よりコンクリートの方が、強度があるように思ったのですが、間違いでしょうか?
回答
3.一概に比較はできませんね。鉄筋コンクリートは40年くらいで急激に弱体化します。補強工事が必要です。木材の場合は、材質、通風、塗装、保全状況では何百年も耐久性がありますね。ベニヤ板、外国材などは、塗装をしても風雨で30年が限度ですね。(リフォーム対応)

>軽量ブロックはボロボロ砕け易いので木を敷くということなら納得できるのですが・・。施工が簡単というのは理解できました。
回答
4.「>??ボロボロ砕け易いので木を敷くと??」モルタルブロックでも組み立て時の縦横鉄筋を配筋して施工されています。現実に30年、40年たっても、ブロック+アルミの塀はびくともしていません。方や木製の物は、雨風で塗装をしても30年くらいでぼろぼろになりますね。高品質の栗材、ケヤキ材、ヒノキ材などを使用した場合は、もっと耐久性が出ますがね。

>お礼の欄より
>そういえば、家の土台もコンクリートの上に施工されていると思いだし、調べてみて自己解決しました。他の方が閲覧されたときのために、内容を書いておきます。土台を設ける理由は、強度が不足するからでなく、基礎コンクリートの水分が土台に浸透して、クサレの原因になるからだそうです。つまり、柱を腐食から守るためでした。
回答
5.建物の基準になる高さの基準、平面的な寸法の基準になるものです。柱、床の根太、大引きを連結する為のものです。土台が無い建築物(神社建造物)は、多々あり、東大寺も其の一つです。
??>「強度が不足するからでなく、基礎コンクリートの水分が土台に浸透して、クサレの原因になるからだそうです。つまり、柱を腐食から守るためでした??意味がわからないですね。
基礎コンでない、昭和40年代、基礎が石の時代から土台は設置されていました。故にコンクリートの水から柱の腐蝕を守るために土台が設置されているわけではありませんね。

>そこで、最近の家の土台の下に通気層を設けたパッキンを設置して、土台の耐久性を上げたりしているそうです。
回答
6.土台の耐久性だけでありません。基礎パッキンのメリットは通気性です。換気の道を確保し、床下に湿気が充満することを防止し、床下の木材料の耐久性確保を確保し全体の健全性に寄与していますね。又基礎がコンクリートになる前から石で施工され、適度に土台の下面で隙間があり、通気性はばつぐんですた。田舎の建物は今でも多々ありますね。

>ただ、フェンスの場合、家ほど土台に重量がかかるワケではないので、通気層の持つパッキンを挟むまでしていないということのようです。
回答
7.土台にかかる重量とパッキンの関係はありません。故に塀の場合はパッキンがどうのこうのとは関係ありませんね。石積みうえに設置された塀では、適度に隙間が設けられています。

>腐食防止の材料を使ったり、塗装をすれば十分ということのようです。
回答
8.塀でも土台無しの塀も多々あります。又塗装無しも数多くありますね。
特に時代物の古い歴史的記念物となっている塀はヒノキを使用して耐久性は抜群ですね。

この回答への補足

ご回答ありがとうございました。多々、ご教授いただき恐縮です。一番知りたいことは、フェンスに土台を設けて強度が持つなら土台を設けずに直接ブロックにアンカーを打っても良いのではないか?ということですが、如何でしょうか?その際、木で使うアンカーやL字金具で強度が持つのならば(正確にはご指摘のようにアンカーやL字金具の強度計算も必要だと思いますが)、土台なしで直接柱をブロックに乗せた方が強度が強いのではないか(40年経つとブロックが弱ると言うことなので、施工直後のお話に限定させてください)?ということですが、この点如何でしょうか?何分、興味ある話題でして、面倒かと思いますがどうぞよろしくお願いいたします。

補足日時:2010/07/12 22:39
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L型金具では強度がありません。


アンカーで止める方が簡単に強度が出る、その後の施工が簡単。(すべて木だから)

この回答への補足

早速のご回答ありがとうございました。L字金具をコンクリートにアンカー止めしても強度ダメでしょうか?1柱1アンカーでなく、柱に対するアンカー数を増やして強度を取っているという意味なら理解できるのですが。木よりコンクリートの方が強度があるように思ったのですが、間違いでしょうか?軽量ブロックはボロボロ砕け易いので木を敷くということなら納得できるのですが・・。施工が簡単というのは理解できました。

補足日時:2010/07/11 11:12
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この回答へのお礼

そういえば、家の土台もコンクリートの上に施工されていると思いだし、調べてみて自己解決しました。
他の方が閲覧されたときのために、内容を書いておきます。土台を設ける理由は、強度が不足するからでなく、基礎コンクリートの水分が土台に浸透して、クサレの原因になるからだそうです。つまり、柱を腐食から守るためでした。そこで、最近の家の土台の下に通気層を設けたパッキンを設置して、土台の耐久性を上げたりしているそうです。ただ、フェンスの場合、家ほど土台に重量がかかるワケではないので、
通気層の持つパッキンを挟むまでしていないということのようです。腐食防止の材料を使ったり、塗装をすれば十分ということのようです。

お礼日時:2010/07/11 17:25

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